『正規ED薬で一番安いのはバイアグラ系? 後発医薬品も先発医薬品もバイアグラ系が最もコストパフォーマンスが良い理由を日本性機能学会専門医が解説』

正規のED薬で一番安いのはバイアグラ系

  • 後発医薬品も先発医薬品も、正規ED薬で一番安いのはバイアグラ系と言えます
  • バイアグラ、レビトラ、シアリスは同系統の薬なので、効果や副作用は大きくは変わりません
  • バイアグラ系 『後発薬』 コストパフォーマンスが良い理由は、価格競争期間が長い所に有ります
  • バイアグラ系 『先発薬』 コストパフォーマンスが良い理由は、新型の先発薬が有る所に有ります
  • ED薬は先発薬、後発薬どちらも、偽造品や海外製の無認可薬剤があるので注意が必要です

現在、国内で正規に処方されているED薬の中で一番安いのは、バイアグラ系になります。 実際に当新宿ライフクリニックの処方価格上もバイアグラ系が一番リーズナブルです。 バイアグラ系の後発医薬品のコストパフォーマンスが最も良い理由は、価格競争の期間が他の系統の製剤に比較して長い所に有り。 一方、バイアグラ系の先発医薬品のコストパフォーマンスが最も良い理由は、他剤と違い新型の先発医薬品が存在する所に有ります。



先発医薬品とは、最初に開発された製剤で、バイアグラ系の場合、
ファイザー株式会社 『 バイアグラ錠 』 がこれに相当します。
一方の後発医薬品 (ジェネリック医薬品) とは、先発医薬品の特許が正式に失効した後、 中身成分・効果などが全く同じ薬剤を、 厚生労働省の監督下に他社が作ったものであり、バイアグラ系の場合、例えば陽心堂のものをサンプルにすると 『 シルデナフィル錠50mgVI「YD」 』 がこれに相当します。


ED薬のジェネリックは、まず2014年5月にバイアグラ、続いて2020年3月にシアリス、2020年7月にレビトラと、それぞれの公式ジェネリックが正式にリリース開始となっています。 またバイアグラに関しては、2016年10月に先発医薬品の高性能な新型、ファイザー社 『バイアグラODフィルム』 がリリース開始となってます。


もはや後発医薬品を主体に処方する事は、医療費のコストを下げるための国策の一環ですので、 現在の状況において、先発医薬品と後発医薬品の効果は全く変わらないと言えます。 ただし、それは 『国内正規のもの』 であればです。 一方、レビトラ系、シアリス系、バイアグラ系、この三系統のED薬間も、 結局は親戚筋の局所血管拡張薬になるので、その効果や副作用は、大きくは変わりません。


現状、正規ED薬で一番安いのはバイアグラ系であり、 また上記三系統間で効果や副作用が大きく変わらないという点を踏まえた場合、 後発医薬品も先発医薬品もバイアグラ系が最もコストパフォーマンスが良いと言えます。


こちらのページでは、このバイアグラ系のコストパフォーマンスの良さの理由について、後発医薬品と先発医薬品に分けて、 日本性機能学会専門医が解説をさせて頂いております。
宜しければご一読下さいませ。


<当ページのもくじ>

  1. 【バイアグラ系の後発医薬品のコストパフォーマンスが良い理由】
  2. 【バイアグラ系の先発医薬品のコストパフォーマンスが良い理由】

1.【バイアグラ系の後発医薬品のコストパフォーマンスが良い理由】

ED薬の中でバイアグラ系の後発医薬品は最もコストパフォーマンスが良い

現在、正規ED薬で一番安いのはバイアグラ系であり、違う系統間でも効果や副作用が大きく変わらないという点を踏まえると ED薬の公式な後発医薬品の間で、最もコストパフォーマンスが良いのはバイアグラ系の正規ジェネリックである 『シルデナフィルシリーズ』 になります。


この主な理由としては、バイアグラ系の公式ジェネリックが、レビトラ系やシアリス系に比較して、6年早くリリースされている事があげられます。


公式の後発医薬品は、先発医薬品と中身成分・効果が全く同じになる上に、 先発医薬品と違って複数の製薬会社が生産しているので、 医療施設での採用が、会社間の競争になり易い上に、 性能が全く同じなので、納入価格での競合になりがちです。


バイアグラ系の公式ジェネリックはレビトラ系やシアリス系より6年長く、この納入価格の競合が続いているので、 その納入価格は、すでに底値になっていると言って良いと思われます。 このように低下した納入価格が、皆様への処方の価格に反映される事で、 バイアグラ系の後発医薬品は、ED治療薬の中で最もコストパフォーマンスが良くなっていったという訳です。


なお2020年3月にシアリスの公式ジェネリック 『タダラフィルシリーズ』 、 2020年7月にレビトラの公式ジェネリック 『バルデナフィルシリーズ』 がリリースされていますが、 現在、これらは激しい納入価格競合の真っ最中です。


現在その価格はいまだ、バイアグラ系の公式ジェネリックには及びませんが、今後数年以内のうちに、 これらが、バイアグラ系に近似したコストパフォーマンスになってくる可能性は高いかと存じます。


2.【バイアグラ系の先発医薬品のコストパフォーマンスが良い理由】

ED薬の先発医薬品の中ではバイアグラ系のコストパフォーマンスが最も良い

現在、正規のED治療薬の中で一番安いのはバイアグラ系ですが、 上記した後発医薬品だけでなく、実は先発医薬品の方もバイアグラ系が最もコストパフォーマンスが良い状況になっています。


この理由としては、バイアグラ系の後発医薬品 『シルデナフィルシリーズ』 がリリースされた後に、 ファイザー株式会社が、新しいバイアグラの先発医薬品を作った事があげられます。


ファイザー株式会社は同社の錠剤型バイアグラの特許失効、ならびに他社からの公式の後発医薬品がリリースされた、その2年後に、 バイアグラの高性能な新型である 『バイアグラODフィルム』 をリリースしております。


この 『バイアグラODフィルム』 は薄いフィルム型の製剤で、ジェネリックでは無く先発医薬品であり、 カタログ上でこそ、解説される効果は錠剤型バイアグラと同様ですが、 実際使用したユーザーの間では錠剤型バイアグラ系統よりも、 効果が高く、薬効の開始も早いといったお声もあります。


この 『バイアグラODフィルム』 の競争相手は、安価なバイアグラの公式ジェネリック 『シルデナフィルシリーズ』 であり、 ファイザー社はこれに対抗して、この新製品を売るために、 『バイアグラODフィルム』 の納入価格を下げる決断を致しました。 その結果、皆様への 『バイアグラODフィルム』 の処方価格は、最新の先発医薬品でありながら 『シルデナフィルシリーズ』 レベルまで下がり、 ED薬の先発医薬品としては例外的な安さ、最もコストパフォーマンスの良い先発勃起改善薬、となり得たという訳です。



以上 正規のED薬の中で一番安いバイアグラ系に関して、 バイアグラ系が最もコストパフォーマンスが良い理由を、後発医薬品と先発医薬品に分けて日本性機能学会専門が解説をさせて頂きました。


残念ながら、ED薬は先発医薬品にしても後発医薬品にしても、現在、偽造品や海外製の無認可品が市場に混入してしまっている状況です。 薬剤シートに英語しか書いていないもの、ジェネリックと言いながら、公式の後発医薬品と名称が全く違うもの、 これらは一見きちんとしたクリニックで処方されたものでも、 偽造品もしくは海外製の無認可品の可能性が高いので、ED薬の処方をうける際にはくれぐれもご注意下さい。

(記載:新宿ライフクリニック-日本性機能学会専門医:須田隆興、最終確認日:2021-06-29)

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