薬価の決まり方

バイアグラ処方時の薬価の決定方法をインフォメーション致します



バイアグラ処方に当たって」

バイアグラの薬価について多角的に解説しております


<当ページの項目リスト>

  1. 【バイアグラと薬価】
  2. 【バイアグラの薬価基準とは】
  3. 【新宿エリアの場合】
  4. 【地方の場合】
  5. 【新宿ライフクリニックの場合】
  6. 【今後の勃起改善薬の値段】

1.【バイアグラと薬価】

バイアグラの薬価とはどのように決まっているのか?
これは後で詳細に述べますがバイアグラは薬価基準未収載の薬剤になるので、 正規の薬剤卸が決めた納入価に、各保険外診療のED専門クリニック・病院が利益を載せて、 皆様ユーザーへの処方時のバイアグラ薬価が決定されます。


バイアグラは非常に有名な勃起改善の為の薬剤ですが、 本剤は保険外診療での取り扱いになり、バイアグラの処方に関連した費用は高血圧や風邪のお薬など、 社会保険を利用した診療による請求とは、その薬価などの決められ方が全く違うと言えます。 通常、皆様が病名有りきで受診される病院での診療は、 国民健康保険などの法定強制型の医療保険をもってなされているものです。


「高血圧で医薬品が出た」「風邪をひいて病院に医薬品をもらいに行った」など状況は千差万別ですが、 これらは国民健康保険法に基づいた医療給付によって、 受診者はその費用を一部負担することで診療・処方がされています。 そして、その場合の薬価は実は全国的に統一されています。 しかしこれらの公的保険が対象にならない疾患や治療そしてバイアグラなどの薬剤があります。 それは保険外診療と呼ばれる医療カテゴリーです。
保険外診療とは

  1. 【先進医療に属する治療】
  2. 【医薬品などの治験に係る診療】
  3. 【薬価基準に収載されていない医薬品などの使用】
  4. 【薬価基準に収載されている医薬品だけど使用方法が適応外の場合】
  5. 【保険適応される医療機器だけど使用方法が適応外の場合】

などが代表的です。
この中でバイアグラによるED治療は3番目の「薬価基準に収載されていない医薬品などの使用」に該当します。 本剤はこの基準に収載されていないので、本剤の薬価は主に処方する医療施設で決定されています。 ゆえに本剤は国民健康保険を使用した治療に導入する事ができません。 また、これは陰茎海綿体注射などの勃起改善薬以外のED治療もそうなので、 ED/勃起不全の治療自体が保険適応外に相当すると言う事です。 つまりバイアグラを使用した医療は保険外診療で、 その薬価などの費用は100%自己負担と言う事です。


このバイアグラは前述のとおり保険外診療で処方されるものですが、 とは言え本剤は誰でも扱えるものではなく、そのカテゴリーはきちんとした処方箋医薬品であり、 医師以外のものがバイアグラを処方する事は法律上固く禁じられています。 つまり薬局でバイアグラを売買したり、インターネット通販で本剤を売買したり、 また本剤を個人輸入したり、されたりする行為は完全にイリーガルなのです。
日本における処方箋医薬品は、バイアグラでいうファイザー社などの製薬会社から、 アルフレッサやスズケンなどの薬剤卸業者に納入され、 それから薬剤卸より病院やクリニックに医薬品が納入される方式をとられています。


しかしこうした正規の薬剤卸は通販や個人輸入などの違法業者に正規医薬品を納入できないので、 違法業者の手元にある薬剤は理論的には100%非合法品のものです。 すなわち、この日本でバイアグラの正規品をきちんと処方されるためには、 医師がきちんといるED専門クリニックもしくは病院で、 かつ保険外診療を行っている施設に行く必要があります。 ところが、一般の保険診療と違ってバイアグラの薬価はED専門クリニックによって千差万別です。 これは正規品バイアグラユーザーのみなさんが日頃疑問に思う所だと思われます。


そこで本稿では「バイアグラの薬価ってどのように決まるのだろう?」 こうした皆さまの疑問に答えるべく、 本剤と薬価というメインテーマのもとに記載をさせて頂いている次第です。 是非ともご参照くださいませ。 また他のページでは当院のバイアグラの薬価を下げる努力に関して記載しております。 宜しければこちらもご参照くださいませ。 ⇒正規品バイアグラを良心的に


2.【バイアグラの薬価基準とは】

日本のクリニック・病院で扱われるほとんどの処方箋医薬品には、 基本的に薬価基準という医薬品の公定薬価が存在します。 この薬価基準はクリニックや病院で勝手に決められるものではなく、 厚生労働大臣告示によって定められており、 薬剤卸業者や医療機関での調査を参考に決められているとの事です。


それでは一方のバイアグラはというと、 前述したように本剤は薬価基準が定められていないつまり薬価基準未収載の医薬品です。 実際にバイアグラの添付文書と言われる正規品に付随している製薬会社からの公的な情報媒体によると、 本剤の収載項目には「薬価基準未収載」としっかり表記してあります。
これはバイアグラが医療機関において社会保険の保険者にその薬価を請求する事が認められていない為に、 そのようなカテゴリーに分類されているという次第です。 ちなみに、みなさんが高血圧や糖尿病、風邪や花粉症などで、 病名を元に病院にて処方されている薬剤は、ほぼすべてが基準収載されている保険診療用の薬剤です。


3.【新宿エリアの場合】

バイアグラの薬価が社会保険によってカバーされていない事が上記でお分かり頂けたかと存じます。 それでは本剤の薬価はどのようにして決まるのでしょうか?


このバイアグラの薬価がどのように決まるのかはシンプルに言えば、 正規の薬剤卸が決めたバイアグラの納入価に、 保険外診療の行えるED専門クリニックもしくは病院にて、その納入価に施設の利益を上乗せして、 みなさんに提示される本剤の薬価が決まります。 しかしシンプルに利益を載せて薬価が決まると申し上げましたが、 こうした薬価の決定には難しい市場原理が根底にあり、 例えばバイアグラを正規に処方できるクリニックもしくは病院の家賃・地代が高ければ、 基本的にはその分の利益を薬価から見込む必要が出てきます。


それでは、新宿ライフクリニックのある新宿エリアは日本でも有数の家賃・地代の高いエリアなので、 バイアグラの薬価も非常に高いかと言うと、 実は新宿エリアはむしろ日本でもナンバーワンにバイアグラ正規品の薬価が安いエリアです。 それはなぜかと言うと、新宿エリアは日本で最もバイアグラが処方されているエリアだからです。 当新宿ライフクリニックは、その中でもトップクラスのクリニックの一つですが、 この新宿エリアには日本でも本剤の処方量トップ20に入るED専門クリニックがいくつもあります。


新宿エリアではバイアグラがたくさん処方されるので、 一つ一つの本剤の薬価つまり施設が上乗せする利益を抑える事ができるのです。 また新宿はED専門クリニックが多くひしめいているエリアでもあり、 競合が多い事もバイアグラの薬価が抑えられている理由の一つと言えます。 こうした新宿エリアで本剤の薬価が安くなる理由は、 ロジカルには新宿駅前の家電屋さんがとても安い事にも共通した市場原理と言えます。


4.【地方の場合】

上記では新宿エリアでなぜにバイアグラ薬価が安いのか、その理由を述べさせていただきましたが、 それでは一方、新宿エリア以外の地方の本剤の薬価はどのようになるのでしょうか?


実は地方のED専門施設もしくは泌尿器科ではバイアグラの薬価が高い傾向にある事は否めません。 地方は新宿エリアと違って医療施設間の競合は少ないのですが、 ED患者母体数が東京の中心に比較してかなり少な目になるので、 どうしてもバイアグラの処方総数が減少してしまいます。 そうなると地方の施設は正規の薬剤卸からバイアグラを大量に購入する事もできないので、 本剤の納入価も首都圏に比較すると高くなる傾向があります。


また首都圏に比較すると、どうしても本剤を処方する患者総数も減少しますので、 バイアグラ一錠あたりに上乗せする薬価の利益も大きくならざるを得ません。 また地方の場合、バイアグラは泌尿器科のクリニックが混合診療の状態で処方するケースが多いのも、 本剤の処方患者数が少ないがゆえに、 ED専門施設という単独の形態がとりにくい事もその理由にあるかと存じます。


5.【新宿ライフクリニックの場合】

それでは新宿にある新宿ライフクリニックのバイアグラ薬価は、 なぜに同じ新宿エリア内にあるED専門施設に比較してさらに低く設定されているのでしょうか?


当院は間違いなく厚生労働省認可の正規品バイアグラを正規の薬剤卸より納入しているのですが、 当院がバイアグラ薬価を安くできる理由は当院の工夫自体によるものです。 それは、

  1. 【バイアグラ処方患者数が多い】当院はEDだけで1万7千人強の登録患者さんを擁しています
  2. 【運営コストを下げている】広告等を外部委託せずに内製する事でコスト削減しています
  3. 【人件費コストを下げている】スタッフを少数精鋭に抑えることで人件費コストを下げています
  4. 【クリニック利益を下げている】クリニックの収益を下げる事で低い薬価を実現しています

以上これらの工夫がバイアグラの薬価にフィードバックしている為、 我々新宿ライフクリニックは薬価を低く設定できています。 そしてバイアグラの薬価を低く設定する事でED患者さんにたくさん来てもらい、 結果として新宿ライフクリニックの運営が継続できているという次第です。


6.【今後の勃起改善薬の処方値段】

今後のバイアグラなど勃起改善薬の薬価ですが、 これらの薬価はおそらくどんどん低下する方向にあると我々新宿ライフクリニックは考えております。


と申しますのも、すでにバイアグラは厚生労働省認可の後発医薬品、 いわゆるジェネリック医薬品が処方されておりますが、 こうしたバイアグラなどのED治療薬における 医薬品特許失効 が段々と始まっており、おそらく数年後にはレビトラやシアリスなどの勃起改善薬も通販の偽造品ではなく、 厚生労働省認可の正規品であるジェネリック医薬品が登場するものと想定されています。 こうしたED治療薬のジェネリック医薬品は、納入価に開発費用等が乗ってこないので、 その分皆様に提示する薬価を低く設定できます。 その結果、先発品に比較してより安価にED治療をする事が可能になります。


そしてジェネリックの一般化により、 ED治療薬による勃起不全治療の薬価が総体として下がってくる可能性があり、 その影響で先発品であるバイアグラ・レビトラ・シアリスの納入価も安くなってくる可能性があります。 その結果、各ED専門施設で表示されるすべてのED治療薬の薬価が下がってくる事を当院は想定し、 またそれを期待しております。


ED治療の啓蒙上、 当新宿ライフクリニックはバイアグラなどのED治療薬の薬価を下げて行きたいと考えており、 その方針に従って今まで当院は運営されてきました。 バイアグラならびに本剤のジェネリック医薬品をご希望の方は新宿駅前の 新宿ライフクリニックへどうぞご相談にいらして下さいませ。