ファーマコテストの解説



ファーマコテストとED診療

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【ファーマコテストとは】
ファーマコテストpharmaco-testとはED/勃起不全の原因の検査方法の一つになります。
これはペニスの海綿体に直接的に薬液を注入する事で、陰茎怒張の有無を確認する検査で、 動脈性ED静脈性ED に代表される血管性EDや、 海綿体自体が問題で発生するEDの除外診断に非常に有用です。
端的には勃起不全治療の一つであ陰茎海綿体注射(ICI) を検査に流用したものになります。
主に、血管作動薬であるプロスタグランジンE1を陰茎海綿体に注入する事で、流入系である動脈の障害、 流出系である静脈の障害があるか、血管性インポテンツの判定や鑑別を行います。
注入10分程度で完全勃起が得られれば、血管性インポテンスは否定されます。

また、本検査は、陰茎の 超音波検査 と併用するとさらに有用性が上がります。

リジスキャン を併用し、ペニスの腫脹と硬度を、リアルタイムで追跡判定する場合も有ります。

本検査はED/勃起不全の 動脈手術静脈手術等の、 術後の臨床経過の確認に使用される事も有ります。


【ファーマコテストの実際の施行】
ファーマコテストは亀頭の直下から陰茎の根本まで尿道を挟んで二本存在する陰茎海綿体に、 薬液であるプロスタグランジンE1を注射器で投与します。 過去においては塩酸パパベリンも使用されましたが、副作用発現率の問題で昨今は使用されません。 薬液を投与する陰茎海綿体は左右どちらか一個です。 陰茎に対して直角に、ごく細い針で穿刺し薬液を注入します。 使用するプロスタグランジンE1は標準的には10~20μlほどです。 穿刺の際は穿刺部が汚染されないようにイソジン液やアルコールなどで入念に消毒する必要が有ります。


【ファーマコテストの評価】
ファーマコテストの評価は5段階に分かれます。 上述の薬液注入から5分後くらいを目安に陰茎怒張の評価に入ります。
注射後10分程度で完全勃起が引き起こされば、血管性インポテンスは否定的です。

緊張などの因子で結果が修飾されてしまう場合があるので、検査は日を改めた2回以上の実行が望ましいとされます。

5段階の評価は、

  • 0は反応がまったく無い状態
  • 1は反応が有れども硬度・持続が挿入には不十分
  • 2は勃起があり、挿入に十分な硬度が有れども持続時間が甚だ短い
  • 3は勃起があり、挿入に十分な硬度で、持続時間も十分な状態
  • 4は持続勃起症状態で治療を要するエマージェンシーな状態

になります。


【ファーマコテストの検査合併症】
ファーマコテストには検査合併症として疼痛、皮下出血、感染リスク、海綿体の線維化、持続勃起症が有ります。 疼痛と皮下出血、ならびに感染リスクは穿刺手技一般に言われる事なので特異性はありませんが、 海綿体の線維化や持続勃起症はこのファーマコテストならびに陰茎海綿体注射に特異性のある合併症になります。 ですがこの海綿体の線維化と持続勃起症の発生頻度は非常に低いものとされています。 現実的には疼痛や皮下出血が施行上の主たる問題です。


ファーマコテストはバイアグラなどのホスホジエステラーゼ5阻害薬の出現と共に、 施行される頻度が減少している検査です。 副作用発生のリスクが少なく、ED/勃起不全の改善に非常に有用な経口摂取薬剤の出現は、 検査による勃起不全鑑別の意味を希薄にさせてしまった感が有ります。 バイアグラなどのホスホジエステラーゼ阻害薬は心因性ED、器質性EDともに効果的であり、 こうした現行のファーストチョイスである加療方法が効かないという事態で、 やっとファーマコテストのようなある程度の侵襲性がある検査が介入して来ます。 それはEDで悩む患者さんにとっては直截で比較的安全な解決策と言う意味合いで福音と言えます。 またファーマコテストの施行頻度が減少した理由として、超音波検査のように、 非侵襲的に血流や解剖学的断面図を観察する事の出来る画像検査の出現も一役買っていると思われます。 なおプロスタグランジンE1によるファーマコテストは労働災害などの認定上も必要な検査になって来ます。


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