陰嚢切除術の適応と合併症、QOL



【陰嚢切除術の実際】

【陰嚢切除術とは?】
陰嚢切除術scrotal resectionとは、様々な疾患に関連する手術的治療法で、 一部を切除する陰嚢部分切除と、すべてを切除する陰嚢全切除があります。


【適応】
陰嚢切除術は、様々な疾患でその適応があります。
皮膚に癌が限局する陰嚢癌、 精巣癌が皮膚にまで浸潤した場合、 精巣や精巣上体もしくはそれらの付属器官の難治性炎症、 皮膚における糖尿病等による壊疽等で、陰嚢切除術が適応される可能性があります。
皮膚に癌が限局する陰嚢癌など、 精巣に問題がなく精巣を残して陰嚢を切除する場合には、陰嚢切除術の際にほかの部位の皮膚を自家移植して、 形成術を施行する必要があります。


【陰嚢内容も含めた陰嚢切除術】
陰嚢切除において、内容の精巣や精巣上体ならびにそれらの付属器も含めて全切除する場合には、 精巣がなくなる事による 男性ホルモン の分泌低下が発生します。
後天的な男性ホルモンの分泌低下は形質的な問題は引き起こしませんが、 EDなどの様々な機能的な問題を、 男性更年期障害 の症状として示す場合があります。
昨今では、性同一性障害の治療法の一環として、陰嚢内容を含めた切除術が施行されるケースが有りますが、 内容の摘除に伴って生じる、男性更年期障害の発生に関しての詳細な説明がなされていないケースも多く、 トラブルになる事もございます。
男性更年期障害症状は勃起不全から筋肉の低下、記憶力の低下など広範な症状を引き起こす可能性が有ります。


written by バイアグラを新宿で.新宿ライフクリニック.

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