『EDは放っておいちゃダメ? 発症した勃起不全症に対応をすべき代表的な3つのケースについて日本性機能学会専門医が解説』

EDは放っておいちゃダメ

  • EDは放っておいちゃダメなケースがあります。
  • こうした、発症した勃起不全症に対応すべきケースには代表的なもので3種あります。
  • それは 『健康診断など定期的な検査を受けていない中高年に発症した勃起不全症』 、
  • また 『プレッシャーを受けやすい若年者に発症した勃起不全症』 、
  • 『高齢男性にて加齢を原因として発症した勃起不全症』  の3つになります。
  • 放っておいて良いものか判断に迷う場合には日本性機能学会専門医にご相談下さい。

ED:勃起不全症というお病気は年齢や立場によって問題が拡大または縮小します。 例えば子作り中の方や、性的活動の活発な20歳代の方におけるEDの発生はとても大きな問題ですが、 80歳代ですでに性行為をリタイアされている方にとってのEDの発生はあまり大きな問題では有りません。


あるいはお若い方だったとしても、暫く性行為の予定が無い人の場合、 勃起不全症が存在していたとしても、特に問題は無いと思われる方もいらっしゃるかも知れません。 しかし、実はEDは、ご年齢や発症するEDの原因タイプによっては、放っておいちゃダメな、むしろ対応をするべきケースがあります。


なおEDという疾患は、 高血圧や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、脊髄の損傷、加齢など肉体の問題をベースに発症するものを 『器質性ED』 、またこうした肉体的問題はないが、プレッシャーやストレス、うつ気分など精神的問題で発症するものを 『心因性ED』 と二つに大別されています。


こちらのページではEDを放っておいちゃダメな状況を 『勃起不全に対応をすべきケース』 として、これを代表的な3つに分類し、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が解説をさせて頂いております。
宜しければご一読下さいませ。


<当ページのもくじ>

  1. 【他の病気のサインかも知れない】
  2. 【次回のセックスのプレッシャーになるかも知れない】
  3. 【EDがより進行してしまうかも知れない】

1.【他の病気のサインかも知れない】

他の病気のサインかも知れない

EDは放っておいちゃダメなのか? コチラでは発症した勃起不全症に対応をすべき代表的なケースとして、最初に 『他の病気のサインかも知れない』 について解説させて頂きます。


結論を先行しますと 『健康診断など定期的な検査を受けていない中高年に発症した勃起不全症』 のケースでは、EDを放っておいちゃダメです。  なぜならば、中高年男性で発症する事の多い勃起不全症は、 糖尿病や高血圧など他の病気によって勃起不全症が二次的に発症する 『器質性ED』 である事がとても多く、 特に健康診断など定期的な検査を受けていない人にとっては、 こうした器質性EDの存在は、逆に高血圧や糖尿病など他の病気が体の中で潜在しているというサインになる事があるからです。


特に高血圧や糖尿病などの生活習慣病は自覚症状に乏しいため、 健康診断など定期的な検査を受けていない人の体の中で静かに進行してしまっているケースも有ります。 こうした場合、生活習慣病の危険な合併症である、脳梗塞や心筋梗塞を発症して始めて、自分の体に高血圧や糖尿病が存在していた事に気がつく方もいます。 こうした脳梗塞や心筋梗塞などの危険な合併症は、体に深刻な後遺症を残す事も多く、 『あのときのEDが高血圧や糖尿病が体に潜んでいるというサインだったのかも・・・』 と後々に後悔される事もあるかと存じます。


ですので、中高年男性、 特に定期的な健康診断などを受けていない方で勃起不全症を発症されたケースにおいては、これを放っておいちゃダメです、キチンと対応をすべきかと思われます。 具体的な対応内容としては、健康診断や人間ドックを必ず受診し、器質性EDの原因疾患である糖尿病や高血圧などが潜在するかどうかを調べ上げる事が重要です。


このように 『健康診断など定期的な検査を受けていない中高年に発症した勃起不全症』 のケースではEDが 『他の病気のサインかも知れない』 ので、 これを放っておかず、その原因を調べるなどの対応を必ずすべきかと思われます。


2.【次回のセックスのプレッシャーになるかも知れない】

次回のセックスのプレッシャーになるかも知れない

EDは放っておいちゃダメなのでしょうか?  コチラでは発症した勃起不全症に対応をすべき代表的なケースとして 『次回のセックスのプレッシャーになるかも知れない』 について解説をさせて頂きます。


最初に結論を申し上げますと 『プレッシャーを受けやすい若年者に発症した勃起不全症』 のケースにおいては、発生したEDを放っておいちゃダメです。


若年者で発症する事の多い、心因性EDは、ストレスやプレッシャーや抑うつ気分など、精神的な問題を主な原因として発症する勃起不全症になります。 例えば、ストレスなどを原因として、こうした心因性EDを発症した若年者が、 心因性EDが確認されたセックス以降で、近々に特に性行為の予定が無かったので、この状況を看過し、経過を見たとします。


このような方が、次回のセックスのタイミングに到った時、まま有るのが 「前回のように上手く行かなかったらどうしよう」 と直前になって記憶が回帰する事です。 こうした記憶の回帰は、セックスへの新たなプレッシャーとなってしまい、更なる心因の追加になってしまう場合が有ります。 つまり心因性EDを放置する事で、新たな心因が上乗せされ、心因がどんどん重くなってしまう、悪いスパイラルに入ってしまう場合があるのです。


ですので 『プレッシャーを受けやすい若年者に発症した勃起不全症』 のケースにおいては 『次回のセックスのプレッシャーになるかも知れない』 ので、 発症したEDを放っておいちゃダメです、しっかりと対応をしましょう。 具体的な対応内容としては、最初の心因性EDの発症時点で日本性機能学会専門医にしっかり相談をしておき、 先々でこうした悪いスパイラルに陥らないように、 予防的に治療などを検討しておく事が重要かと思われます。


3.【EDがより進行してしまうかも知れない】

EDがより進行してしまうかも知れない

EDは放っておいちゃダメなの? コチラでは発症した勃起不全症に対応をすべき代表的なケースとして、最後に 『EDがより進行してしまうかも知れない』 ケースについて解説をさせて頂きます。


結論から申し上げますと 『高齢男性にて加齢を原因として発症した勃起不全症』 のケースに該当し、かつ今後もセックスをする可能性が少しでも有る方は、 発症したEDを放っておいちゃダメです。


老年期には加齢という要素も器質性EDの発症に大きく関わるようになってきます。こうした老年期のEDでは、若年者の心因性EDと違い、 夜間勃起現象 (いわゆる 『朝立ち』 の事です) などの生理現象も阻害されるようになってきます。 夜間勃起現象が阻害されるようになってくると、ペニスの中にある海綿体の定期的な酸素化が阻害されてしまう事によって、 器質性EDがどんどん重症化して行ってしまいます。 つまりEDを放っておく事がさらにEDを悪化させてしまう場合があるのです。


「もう高齢だし、性行為はリタイヤで良い」 そう思われ、EDの状態を放置される方も多いかと存じます。 しかし今は人生100年の時代、今の時点ではそう感じていたとしても、先々どうなるかは分りません。 この人生の先で、再婚をされたり、年若いガールフレンドが出来るようになる事もあるかも知れません。 そうした人生の新しいスタートラインが訪れた時、加齢を原因とした勃起不全症を長期にわたって放置した事で、 EDが重症化し、治療すらできない状況に直面した場合、過去にきちんとEDに対応をしなかった事を深く後悔する事になるかも知れません。


ですので、 『高齢男性にて加齢を原因として発症した勃起不全症』 になった場合、 『EDがより進行してしまうかも知れない』 ので、 特に長寿の見込みのある方で、今後セックスする可能性が少しでも有る方は、コレを放っておいちゃダメです、キチンと対応をしましょう。


具体的な対応内容としては、加齢に伴う器質性ED、その予兆が見られた段階で、やはり日本性機能学会専門医によく相談し、 性機能の維持の為に必要な指導・治療を受けるようにすべきかと存じます。



以上 『EDは放っておいちゃダメ?』 という問いかけを中心に、 発症した勃起不全症に対応をすべき代表的な3つのケースについて、新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が解説をさせて頂きました。


このようにEDは状況によって放置すべきでないケースが存在いたします。 ご自身のケースがEDを放置して良いのか悪いのか判断に迷う場合は、それも含めて日本性機能学会専門医にご相談されても宜しいかと存じます。

(記載:新宿ライフクリニック-日本性機能学会専門医:須田隆興、最終確認日:2022-01-11)

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