過活動膀胱は女性の性機能障害を合併しやすい疾患です。



過活動膀胱に合併する性機能障害の改善

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【過活動膀胱と女性の性機能障害】
過活動膀胱:overactive bladder(OAB)とは、 尿意の切迫感や切迫尿失禁などを主徴とする排尿に関連した機能的な障害です。 この機能的障害は2003年の本邦における調査では、 40歳以上の日本人の12.4%に罹患している病態である事がわかり、 広く日本国民の「生活の質」:QOLを下げている事がこの調査を通して認識されました。
この過活動膀胱は女性において性機能障害を合併する事が有るとされており、 尿失禁等と共に御婦人の「生活の質」:QOLを重ねて低下させています。 このように本疾患は決して致命性が検討されるようなシビアな病態では有りませんが、 長期的に続くこうした症状は、特に高齢者においては人生の喜びを著しく損ねるものであり、 今後の医療の積極的介入による改善が望ましいものです。
本邦の中高年以上の御婦人達は国際的に比較するとセックスに関して非常に内向的な傾向が否定しきれず、 こうした傾向はセックスに関する数々の意識調査上で浮き彫りになって来ています。 日本人のジェンダーに対する意識は戦後急速にリベラルなものになって来ています。 中高年以上の男性においてはこれを享受し始めているようにも思われますが、 中高年以上の女性においては、未だ開明的な状態とは言えないと思われ、 こうした過活動膀胱に伴う性機能障害などが発症しても御婦人の場合、医療機関に相談する事も無く、 一人で悩まれているケースが多いようにも思われます。
日本人は世界的にも長寿であり、この長い生涯を「生きる喜び」を不十分に渡っていくのは、 大変残念な事のように思われます。 本項ではこうした「生活の質」を損ねる、過活動性膀胱と女性の性機能障害に関して、 その関連と改善方法に関して記載させて頂いております。 なお女性性機能障害に関しては別項にて詳述させて頂いております。 是非ご参照くださいませ⇒→女性性機能障害


【過活動膀胱とは】
過活動膀胱とは何か?
この障害状態は上述させて頂いた、その非常に高い発生頻度の割に、 その疾患に対する認知があまりされておらず、 今後の一般への啓蒙が必要な病態の一つです。
端的には過活動膀胱とは、 様々な原因で発生する尿意の切迫感・切迫尿失禁・頻尿を主な症状とする、 言わば機能的な排尿に関する障害の事です。
様々な原因と申し上げましたが、癌や感染症、尿路結石などで惹起される上記のような症状は、 それらの疾患自体に伴う症状として認識されるべきもので、この障害状態のカテゴリーには内包されません。 この障害状態の原因は、脳梗塞やパーキンソン病、脊髄損傷などの神経に障害が有る神経因性のものと こうした神経に障害が無い非神経因性のものに大きく分類されます。 その障害状態が惹起される原因の八割は非神経因性とされています。 男性においては前立腺肥大などによる下部尿路症状に起因して過活動膀胱を引き起こす事が有り、 この状態も非神経因性に内包されるカテゴリーです。 ちなみに自律神経の異常はこうした過活動膀胱の原因にもなりますが、 一方で性機能と自律神経の関連も濃厚で、自律神経の異常は性機能障害も引き起こす事が有ります。


【過活動性膀胱に伴う性機能障害発生のロジック】
過活動膀胱に合併する女性の性機能障害の発生に至るロジックですが、 これは上述のように過活動膀胱の原因自体が非常に多因子になるので、 一概に一つのロジックで語れない所が有ります。
しかし上述の通り膀胱機能と性機能に関する自律神経の濃厚な関係性は、 この過活動膀胱と女性の性機能障害の合併においては 自律神経の異常が主要な因子の一つである事を示唆している可能性が有ります。
後述しますが、過活動膀胱に伴う女性の性機能障害が自律神経を調整する薬剤によって改善が見られる事も、 こうしたロジックを説明するものの一つと思われます。


【過活動膀胱に伴う性機能障害の治療】
海外の文献において、過活動膀胱に伴う女性の性機能障害が、 偽薬群に比較して抗ムスカリン薬によって明らかに改善されたという報告が有ります。
この抗ムスカリン薬は抗コリン薬もしくは副交感神経遮断薬とも呼ばれ、 下部尿路閉塞を原因としない過活動性膀胱の症状改善に使用される主要な薬剤です。 抗ムスカリン薬は副交感神経の機能的遮断を引き起こす事によって、 過活動膀胱の病態としての原因である排尿筋の過活動を抑制する事が出来ます。
この抗ムスカリン薬が過活動膀胱に合併する女性の性機能障害を改善するロジックとしては、 発生している性機能障害が自律神経の異常に基づくもので、過活動膀胱の改善同様に、 抗ムスカリンによる自律神経調整作用が性機能障害にも効果を示した、 もしくは、 病態生理上、過活動膀胱の強い影響下に発生した性機能障害が、 過活動膀胱の抗ムスカリン薬による症状改善に伴い、結果として性機能障害も改善した。 と、このような機構が想定されます。


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