立体的に海綿体の状態を確認できる検査が仮想海綿体内視鏡検査です。



仮想海綿体内視鏡検査

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【仮想海綿体内視鏡検査】
仮想海綿体内視鏡検査とは、従来の 海綿体造影検査 に、マルチスライスCTを組み合わせる事で実現可能となった、画像処理技術の一つです。
マルチスライスCTによって、膨大な量のペニスの断層画像情報を、同時に得る事が可能となりました。 これを、ワークステーションと呼ばれる業務用の大型コンピューターで情報処理を行い、 まるで実際に内視鏡を覗いているような立体像として再構成を行う、先進のテクノロジーによる陰茎の精査方法です。
この仮想海綿体内視鏡検査により、今まで得る事の出来なかった、 より詳細なペニスの臨床情報を得る事が出来るようになり、医師は、立体的に、 しかも直感的に病変を理解することが可能となり、 実際の手術に際しても、術前からイメージが得やすくなります。
EDの精密検査の中でも、最先端で、最も詳細な検査法の一つに挙げられます。
現在、その臨床応用が広く検討されております。

本項では、この最新の精査方法について、私見を交えて詳述致します。


【マルチスライスCT・海綿体造影検査とは】
仮想海綿体内視鏡検査は、従来の海綿体造影検査に、 マルチスライスCTという、比較的新しいCTの技術を組み合わせる事で可能となった精査方法です。

CTとは、computed tomographyの略で、X線による断層写真(輪切り)撮影ですが、得られた画像は、 平面像ではなく、実は、”厚み”が考慮されています。
具体的には、1cm程度の”厚み”に含まれる情報を、濃淡を付けて、平面写真として表現しています。
マルチスライスCTとは、この”厚み”をより薄く設定したものとお考えください。 従来1cmの”厚み”であったものを、0.1cmの”厚み”にするには、単純に考えて、今までの10倍の撮影速度、 画像処理能力が必要です。
このスライス厚が、、”厚み”の影響が少なるため、より薄くなればなるだけ精度が増しますが、それに伴い、 コンピューターや撮像機器の性能が必要になります。
得られた薄いスライスの画像は、主に3D画像の構築に利用されます。

マルチスライスCTは、循環器領域で、広く臨床応用されています。
その一つに心臓CTがございます。
心臓は絶えず拍動をしているため、静止画像にて多数の画像情報を処理するのが難しい臓器でしたが、 このマルチスライスCTの出現により、拍動と拍動の間の僅かな時間で、 心臓の断層画像を大量に収集する事が出来るようになりました。
その結果、侵襲性の高い心臓カテーテル検査等を使用する事なく、 狭心症や心筋梗塞の原因となる心臓の冠動脈病変を、有る程度把握する事が可能となりました。

仮想海綿体内視鏡も原理は同様で、海綿体造影検査とマルチスライスCTを組み合わせ、得られた画像データを、 内視鏡様に、立体的に再構築したものです。
完成した立体像は、縦切りや斜め切りなど、自由な断層面で閲覧する事が可能になります。
従来の海綿体造影検査は、 内陰部静脈などへの造影剤の流出状況を確認する事が主目的でしたが、 仮想海綿体内視鏡検査であれば、比較にならないレベルでの血流状況を把握する事が出来る為、

ただし、この検査は、やはり、すさまじい量の高解像度画像情報を生み出すので、 画像処理に使用するコンピューターも、より高性能なものが必要とされます。

このテクノロジーは、冠動脈やペニスの血流障害精査以外にも、 様々に、臨床応用ができる可能性が有ります。


【臨床利用】
仮想海綿体内視鏡検査は、現在その臨床応用が、広く検討されている画像検査技術です。
例えば、陰茎血行再建術 は、非常に細かい血管の処置が前提となっており、手術前の血管などの情報は、 多いに越した事はありません。
仮想海綿体内視鏡検査は、立体的な詳細な血管の情報を得ることが出来るため、非常に有益な検査と言えます。

また、陰茎癌など陰茎に発生した腫瘍性疾患の場合、 従来よりも、腫瘍による血管浸潤などを詳細に把握する事が出来る為、 手術アプローチをする際に、その術式の決定に有効な情報を付与できます。

このように、仮想海面体内視鏡検査は様々な臨床応用が期待されています。


【今後】
先行して臨床応用された消化管の仮想内視鏡は、仮想海綿体内視鏡に比較して、一般化が進んでおり、 一部の医療施設では、臨床ニーズに応じて、既に、実施されています。
仮想海綿体内視鏡は、16列以上のマルチスライスCT、海綿体造影検査の設備、 ワークステーション級の専用コンピュータと、この内容設備を全て揃えるための多額投資が必要であり、 経済的な問題も有り、本検査が施行できる施設は、僅かでしかありません。
有用性に関するデータが蓄積し、費用に対して有益であると判断されるのであれば、さらに、 技術革新により安価に導入可能となれば、本検査が、より一般化する可能性が有ります。

現在、仮想海綿体内視鏡検査は、臨床応用を広く検討している段階であり、まだまだ普及してる検査法ではございません。
このように他分野で発達したビジュアルテクノロジーが、医療のニーズに先行して進化、誕生、その後、 医療分野に応用されるケースが間々有ります。
臨床的目的有りきで技術開発を進めるのでは無く、 他分野で生まれた技術を、どのように臨床に応用しようかという、逆説的なシチュエーションであります。
つまり、コンピューター・画像のテクノロジーの進歩著しい現代社会においては、今後も、様々な技術が開発され、 医療分野に応用されることが、ますます増加すると想定されます。


written by しありす処方なら新宿ライフクリニック.

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