【喫煙と勃起】
喫煙smokingは、肺癌のリスクを高めるだけでなく、EDの原因となります。
【喫煙による血流障害の発生】
長期の喫煙は結果として、動脈硬化を進め、血流を悪化させますが、
明らかな動脈硬化形成以前にも、タバコによって血管内皮障害という血管機能の障害を引き起こします。
タバコによる勃起機能障害の発症は、動脈硬化と血管内皮障害が関連するとされています。
特に、海綿体動脈の血管内皮障害は大きな要因とされています。
現在、発表されている疫学的研究によると、喫煙と陰茎海綿体動脈の閉塞程度には、 用量的相関性が確認されています。 つまり、高容量のタバコは、より陰茎海綿体動脈の閉塞を来たし、EDが重度になる傾向があるとされています。
また、喫煙と
夜間勃起現象
の減少にも、用量的相関があるとされています。
夜間勃起現象は朝だちとも呼ばれ、その有無は、EDの診断上も大切な生理現象です。
EDの発症が年齢不相応で、他の発症要因、例えば糖尿病や高血圧などが無い状況で、 タバコしか発症リスクが見つからない場合は、禁煙が望ましいと考えます。
【喫煙への介入】
喫煙への医学的介入(禁煙の導入)は、5Aアプローチと称される方法が有効とされています。
タバコの中断は、個人だけでなく社会の支援がないと進み辛いとされています。
現在は。有効な禁煙補助薬が存在する為、使用する事も良い方法です。
禁煙を考える際は、まずは、禁煙外来での医師との相談をお勧めいたします。
禁煙は、勃起改善薬の使用とともに、有効なEDの確立された治療方法の一つです。
written by 新宿でシアリスなら新宿ライフクリニック.