+ 抗酸化療法による透析患者のED/勃起不全の治療|新宿ライフクリニック

ビタミンEで透析患者の性機能障害が改善する可能性が有ります。



抗酸化療法による透析患者のED/勃起不全の治療

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【透析患者とED/勃起不全】
透析されている患者さんにはED/勃起不全を始めとして、性機能障害の合併が多いとされていて、 これが患者におけるQOL=生活の質の低下に大きく影響しております。 近年、こうした透析患者のED/勃起不全などの性機能障害が、 抗酸化療法によって改善するという可能性が示唆されております。
透析患者は2011年時点の調査によると本邦に30万人以上いるとされており、 その患者数は年々右肩上がりに上昇を続けています。 本邦は世界でも類を見ない莫大な透析患者数が内在しており、またその管理も本邦は優れていて、 他国に比較して透析されている患者の寿命の延伸が傾向として強いとされています。
透析されている患者さんには寿命の延伸に伴い、 「QOL=生活の質」を以前より重視する傾向が高まって来ており、 その中でも高頻度に発生する性機能障害の改善は要望の強いものの一つです。
透析されている患者さんにはED/勃起不全などの性機能障害が多く発生すると言われており、 透析導入に至る原因疾患の主体である糖尿病がこれに大きく影響するとされています。 糖尿病は血管機能障害・神経障害・循環障害等の複数のロジックからED/勃起不全を発症するされています。 一方、透析自体の影響によって酸化ストレスから内分泌機能障害を引き起こし、 結果としてED/勃起不全を生じるという可能性も示唆されて来ており、 透析患者のED/勃起不全などの性機能障害の治療に、 抗酸化療法が効果を示す可能性が示されました。
本稿では、透析患者の抗酸化療法によるED/勃起不全などの性機能障害の改善に関して、 記載させて頂いております。是非ともご参照くださいませ。


【透析患者におけるED/勃起不全発症の原因】
透析されている患者さんにおけるED/勃起不全に関しては上述の通り、いくつかの原因が有り、 その主体となるのは、透析導入原因No1たる糖尿病の影響と思われます。 2009年の調査によると44.5%の透析患者が糖尿病を原因として透析が導入されており、 糖尿病には、高血糖によって勃起の発動に重要な血管機能を障害し、 また動脈硬化を形成して循環障害を引き起こし、 また自律神経を障害して勃起の中枢神経からの指示を阻害するという、 少なくとも3つのED/勃起不全発症素因が有り、 非常に高率にED/勃起不全を、それも難治性のインポテンスを引き起こす傾向が有るとされております。
一方、透析という治療方法自体もED/勃起不全などの性機能障害の発症原因となり得る事が近年の研究で、 指摘され始めており、 透析の影響で脂質の過酸化がベーシカルに進行し易くなりますが、精巣はもともと脂質に富んだ組織なので、 この脂質過酸化の影響を受けやすい可能性が有ります。 精巣における局所の脂質過酸化の進行は精巣の主務たる精子の形成や男性ホルモンの形成・分泌を阻害し、 その結果、男性不妊症や男性更年期障害を引き起こす可能性が有ります。


【抗酸化療法による透析患者のED/勃起不全治療の可能性】
人間は大気中の酸素を利用してエネルギー合成を行いますが、その際に発生する過酸化物、 特に過酸化脂質は生存・成長に対して有害に作用する事が多いとされています。 生存に必要なものを摂取する過程で発生する生存に不都合な状況、 我々の生命システム上の矛盾の存在がこうした過酸化脂質などの悪影響で発生する酸化ストレスです。
しかし、こうした酸化ストレスはその影響を削減させる事も可能で、 その方法の一つが抗酸化療法の主体たる抗酸化物質の摂取です。 抗酸化物質として認定されているものは無数にありますが、 その中で中心となるものとしてビタミンC、ならびにビタミンEが有ります。 とくにビタミンEはビタミンCのサポーティブな役割に比較して直接的な抗酸化効果が認められており、 抗酸化物質の主体とされています。
今回、ご紹介させて頂く報告は、上述させて頂いたビタミンEの投与による抗酸化療法によって、 透析患者の性機能障害の一因たるテストステロンの内分泌障害が改善するかを観察したものです。 元々、ビタミンEはラットにおける不妊や精巣の萎縮を予防する脂溶性ビタミンとして発見されたという経緯も有り、 今回の精巣の酸化ストレスに対する抗酸化療法にビタミンEが選択されたものと推測されます。 実際の施行方法としては、性機能障害を示す透析患者6名に対して、 ビタミンE製剤を3カ月にわたって投与したと言うもので、 症例の内4例に遊離型テストステロンの分泌増加が投与前後の比較にて明らかであったとの事でした。
この報告は研究対象症例数が少ない事も有り、統計学的な有意性を正確に判断する事が難しいと思われますが、 脂質過酸化による精巣の内分泌障害という生理的原因に対して、 非常にロジカルに対応された治療方法検討になるので、 症例数の増加に従って透析患者のED/勃起不全などの性機能障害に対する、 抗酸化療法の有意な改善効果が統計学的に立証出来るようになる可能性が有ると思われます。


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