高用量レビトラは難治性のED/勃起不全への効果が高いとされています。



高用量レビトラの効果と副作用

シルデナフィルは新宿ライフクリニック。


【高用量のレビトラ】
高用量のレビトラである20mg製剤は、重度の糖尿病、 脊髄損傷などを原因とした重症ED/勃起不全への効果が他の用量のレビトラや、 本邦で認可されている他のPDE5阻害薬に比べて効果が高いとも言われています。 また高用量レビトラは中等量のものに比較して、ED/勃起改善効果は明らかに高まりますが、 副作用の発生自体は大きくは変わらないとする報告が多数派です。
レビトラはドイツの製剤メジャーであるバイエル社が開発したED/勃起不全治療薬で、 バイアグラなどと同様のPDE5阻害薬に分類される陰茎の局所血管拡張薬です。 本製剤の有効成分名はバルデナフィルと言い、 日本の厚生労働省に日本法人のバイエル社が生産したレビトラ5mg、10mg、20mgが正式に、 処方箋医薬品として認可されています。 処方箋医薬品とは、医師の手によって診療下に処方できる薬剤です。 つまり、インターネットなどによる通信販売が許可されるものでは有りません。
20mg製剤を高用量レビトラとしておりますので、便宜上10mg製剤を中等量とします。 高用量レビトラは力価として、日本の厚生労働省の認可が取れず未承認であるバイアグラ100mgに、 相当すると言われております。
これらPDE5阻害薬は血管拡張効果を局所にて体現している薬剤ですが、 厳密にはこの効果は局所に留めきれず、全身の血管に軽度の影響を示す事が有ります。 これが、このレビトラやバイアグラ、シアリスに出現するベーシカルな副作用で、 火照り、動悸、鼻閉、頭重感等に代表されます。 これら副作用の発現頻度に関して、レビトラは少ない傾向であるというのは、本製剤の売りの一つです。 こうした副作用症状は、基本的には薬剤が効果を示している間だけに出現するもので、 薬剤の効果が消褪するに従い、副作用症状の方も消褪して行きます。 またこれらのベーシカルな副作用は後々に障害を残す事は非常に稀とされています。
レビトラは、それまでのED/勃起改善薬で改善効果が見られなかったような脊髄損傷、 骨盤腔内手術、重症糖尿病によるED/勃起不全に対しても改善効果が期待できる、 重症ED/勃起不全患者さん待望の剤型です。 本稿では高用量レビトラ20mgと中等量の10mgとの間のED/勃起不全改善効果の比較、 そして副作用発生頻度の比較の結果を報告した、本邦内での研究を中心に記載させて頂いております。 どうそご参照くださいませ。


【高用量レビトラの効果】
高用量レビトラの効果ですが、 プラセボ対照、二重盲検法、並行群間比較試験など様々なスタイルの比較試験において、 糖尿病を有する難治性ED/勃起不全に対して中等量よりも高用量の方が優越性があると確認されております。
また難治レベル以外の一般のED/勃起不全でも、 国際勃起機能スコア(IIEFスコア)、またその中のドメインスコアである勃起機能スコア(EFドメインスコア)において、 高用量レビトラの方が中等量に比較して、 明らかに高いレベルでED/勃起不全を改善させている事が確認されました。


【高用量レビトラの副作用】
上述のように高用量レビトラは中等量に比較して、難治レベルのED/勃起不全、 また通常レベルのED/勃起不全に対して、明らかに高いレベルでの改善効果が有る事が確認されましたが、 それでは、その高い改善効果にはそれに伴って副作用発現頻度の上昇はあるのでしょうか?
上述した研究の副次的解析によると、ほてり・頭痛・鼻閉・動悸などの副作用発現頻度は、 中等量レビトラでは非常に低いレベルでの発現率になり、いずれも軽度かつ一過性だったとの事でした。 対して高用量での副作用発現頻度は中等量での発現レベルと比較して明らかな増加は見られず、 結果として本製剤のED/勃起不全改善効果は用量依存的に増加するも、 副作用は用量依存的な増加は見られなかったとの事でした。
この高用量レビトラと中等量との間に副作用発現の頻度上、大きな違いが無い事は複数の報告上でも、 認識されており、副作用の増加を恐れて高用量製剤を試し難いと考えている患者さんにとっては、 朗報と言えます。


【レビトラの用量選択】
初診のED/勃起不全患者さんは基本的に低用量を希望する傾向が有ります。 しかし、レビトラなどのED/勃起不全治療薬は、身体の要求量よりも低い用量の製剤を使用した場合には、 「弱く効く」と言うよりも、「効くか、全く効かないか」と言った状況の方が多いと言われており、 実際にED/勃起不全の診療上そうした状況に遭遇する事が多いです。
ED/勃起不全治療薬の処方を受ける為にEDクリニックに行くのは、誰しも最初は大きな躊躇が有ります。 その躊躇を乗り越えた果てに、やっと手に入れたED/勃起不全治療薬が明らかな効果を示さなかったら、 その落胆はとても大きく、このレビトラなどのPDE5阻害薬によるED/勃起不全の治療方法自体を、 スポイルしてしまう可能性が有ります。 実際にレビトラなどのED/勃起不全治療は初診患者の脱落が多いとも報告されており、 それは初診時における適正な用量選択がされていない事も要因の一つと言われております。 しかし現状、レビトラなどのPDE5阻害薬によるED/勃起不全治療はもっとも簡便で侵襲性の少ない、 優れた治療方法と言えます。
レビトラなどのPDE5阻害薬の選択の際には、「とにかく低用量」では無く、 罹病背景・臓器機能・処方内容・年齢等に見合った用量のものを、 外来医師に選択してもらうのがベストです。 特にレビトラなどは、上述のように、高用量と低用量との間でその効果に関しては、 明確な用量依存性的関係が有るとされている一方、 明らかな副作用発生頻度の違いは無いと報告されていますので、 安心して適応の用量を使用する事が出来ます。
故に中~高齢者層で、生活習慣病、重症糖尿病、脊髄損傷既往、 前立腺など骨盤内手術によってED/勃起不全を発症しているケースでは、 処方要綱の内容に抵触しない限り、初期投与から高用量レビトラ、つまり20mgが望ましいと思われ、 また若年者層のED/勃起不全で、明らかな器質的原因が無いケースでは、 中等量つまり10mgが望ましいと思われます。 ※糖尿病による重症ED/勃起不全に関してはコチラもご参照くださいませ⇒ 糖尿病による重症ED/勃起不全の頻度


written by バルデナフィル処方なら新宿ライフクリニック.