レビトラの泌尿器科手術後に対する有効性・安全性



バルデナフィルは前立腺手術後も効果が確認されています。

【レビトラと泌尿器科手術】

レビトラは, 泌尿器科手術後に発生するEDに対しての有効性と安全性が, レビトラの開発・生産元であるバイエル薬品株式会社によって確認されています。
EDは様々なケースで発症する性機能障害ですが、 最近では泌尿器科手術後のED発症が増加傾向にあるようです。 これは泌尿器科手術自体の頻度上昇が泌尿器科手術後のED発症を底上げしている影響と思われます。
泌尿器科手術とくに前立腺に関する外科的処置は、 性機能の勃起において重要な神経や脈管に直接的また間接的な悪影響を及ぼす場合が多いようです。 そしてこうした神経や脈管に対する悪影響がED発症の原因となっています。 とくに泌尿器科手術でも前立腺がんに対するものは大がかりなものになる傾向は否めず、 その結果、泌尿器科手術後にEDを発症する症例は少なくありません。


前立腺がんは過去の日本人においては今ほど存在感のある疾患ではなく、 それに対応する泌尿器科手術も特に多いというわけではなかったようです。 しかし主に食生活の欧米化の進行が前立腺がんの罹患率を飛躍的に上昇させている傾向があって、 近年前立腺がんは日本における男性の年齢調整罹患率において胃癌、肺癌、結腸癌、肝臓がん、 直腸癌についで6番目に頻度が高い疾患となり、 もはや前立腺がんは主要な悪性腫瘍疾患の一つとして認識されております。
こうした前立腺がん自体の発症頻度の増加が、 泌尿器科手術後のED発症頻度の増加を後押ししている傾向は前述した通りですが、 そのほかの問題としては泌尿器科手術後のEDは難治性、つまり治り難さ、 改善させ難さが、他の原因によるEDに比較して強い事があります。


ストレスや高血圧ベースで発症するEDに比較して泌尿器科手術後に発症するEDには、 上述したように勃起に関連して重要な神経や脈管の直接的・間接的な物理的ダメージが、 原因となっているケースは多く、 こうした神経や脈管の物理的ダメージに基づいて発症するEDは、 EDに対してのほぼ唯一の改善薬カテゴリーである、 バイアグラなどのPDE5阻害薬が効きにくい傾向があります。 しかしレビトラはもともとPDE5の阻害効果が他剤に比較して強い、 すなわち高い勃起改善効果 が特徴の勃起改善薬であり、 泌尿器科系手術の中でも、 難治性ED発症傾向が高いとされる根治的前立腺全摘除術後のEDに対して、 レビトラは有効性と安全性を示すことができたと報告されています。
本稿ではこうした泌尿器科手術後におけるED発症に対して、 レビトラが優れた効果を発揮するという報告を軸に、 これらに関して詳細な解説をさせて頂いております。


【泌尿器科手術とEDの発症】

何故に泌尿器科手術後はED:勃起不全が発症しやすいのでしょうか?
前立腺という器官は陰茎に非常に近い距離にある関係上、 前立腺近傍には陰茎の勃起に関連して重要な血管や神経などの走行がたくさんあり、 こうした近い距離的関係がゆえに、 泌尿器科手術とくに前立腺がんなどの前立腺関連に対する処置は、 いかに細心の注意を払っても、 これら勃起に関連して重要な血管や神経に対する、 直接的または間接的ダメージを与えてしまう場合が起こり得ます。
特にこうした勃起に関連して重要な神経の中でも陰茎海綿体神経はとても重要と言え、 またこの陰茎海綿体神経は泌尿器科手術の根治的前立腺全摘除術によって、 障害されやすい傾向があると報告されています。 この陰茎海綿体神経は最近の解析によると個人によってその走行や分布が変動しやすい傾向は否めず、 これに一切ダメージを与えずに根治的前立腺全摘除術を進めるのは難しいとも言われております。
また実は前立腺周囲を走行するとても細い神経線維の障害も、 勃起不全発症に関連すると最近では報告されており、 総合的に勃起不全を発症させないように泌尿器科手術を進めるというテクノロジーは、 その解剖や生理の解析が進むほどに、その難解さが増している傾向は否めません。
またこうした神経や血管の損傷以外にも、 泌尿器科手術後に勃起不全を発症するという要因があり、 泌尿器科手術後に長期にわたって非勃起状態が続いた場合、陰茎海綿体の線維化が発生してしまい、 これもまた泌尿器科手術後の勃起不全の原因になり得ます。


【泌尿器科手術とレビトラに関しての報告】

前述したようにレビトラは泌尿器科手術後に発生するED:勃起不全に対しての有効性・安全性 がバイエル薬品株式会社による試験的検討にて確認されています。
具体的には泌尿器科手術の根治的前立腺全摘除術つまり、 前立腺がんに対してその根治を目指して前立腺を全部取り除くという外科的処置、 この外科的処置後に発生する勃起不全に対してレビトラは有効性と安全性を示しているという内容です。
この報告はレビトラの開発・生産元であるバイエル薬品株式会社によって調査されたもので、 根治的前立腺全摘除術を施行した440例の患者さんを対象に、 偽薬とレビトラを用いた二重盲検群間比較試験を施行した所、 この試験の結果としてレビトラは偽薬に比較して統計上明らかな勃起不全の改善に対する有効性を示し、 またレビトラ投与群はこの試験において忍容性の良好な軽度の副作用のみが確認されたとの事で、 こうしたケースにおけるレビトラの高い安全性も一緒に確認されたとの事です。
また根治的前立腺全摘除術における両側の神経温存術を併用したケースにおいては レビトラ10㎎よりも高用量のレビトラ20㎎の方が高い改善効果を示したとの事でした。


【レビトラが他剤に比較して効果を示し得る理由】

レビトラが泌尿器科手術それも難治性のEDを生み出しやすい根治的前立腺摘除術後に、 その有効性を示し得た理由ですが、 これにはレビトラが他の勃起改善薬に比較してPDE5の阻害効果が高い事が影響しています。
実は陰茎には「cGMP」という血管拡張に働く物質があり、 この濃度の上昇は勃起改善に直接的な効果があります。 しかしこの物質を分解する作用のある別の物質「PDE5」という物質があって、 この「PDE5」によって「cGMP」はその数を減少させてしまいます。 レビトラをはじめとした勃起改善薬は実はPDE5阻害薬というカテゴリーですが、 これらはこの「PDE5」を阻害する、 つまりその作用をブロックすることで「cGMP」の濃度を上昇させて勃起改善効果を示す薬剤なのです。
そのPDE5阻害薬の中でもレビトラはこの「PDE5」をブロックする効果が強く、 結果としてレビトラは「cGMP」の濃度を他剤に比較してより高く上昇させる事ができると報告されています。
この「cGMP」の濃度を高いレベルまで引き上げられるという力がレビトラをして、 難治性のEDを生み出すような泌尿器科手術後のEDに有効性を示し得た理由と推測されています。


【今後の泌尿器科手術とED】

実の所、レビトラが高い効果を示すとは言っても、 泌尿器科手術とくに前立腺がんに関連したものは、 以前として難治性のEDである事は変わらず、 レビトラをもってしても勃起の改善効果を示さない泌尿器科手術後のED患者さんもいます。
そうなると泌尿器科手術の勃起機能に対する侵襲つまりダメージを如何に下げて行くかという検討は、 非常に大切なテーマであり、 昨今よく耳にするロボット外科的処置などもそうしたテーマの一環として導入されている所もあります。
ロボット外科的処置というのは、ロボットが外科的処置をするわけではなく、 ロボットアームという道具を使用してモニター下にマニピュレーターを使用して進める外科的処置の事で、 通常の開腹手術などに比較して外科的処置による傷が小さくて済む、 すなわち外科的処置に伴う侵襲性を低く調整できるというのが特徴です。


現在、ロボット外科的処置など侵襲を低く調整できる方法は、 泌尿器科手術に対して積極的に導入され始めており、 こうした方向性の医学の進歩は、いずれ、 こうした泌尿器手術後に発生するEDの発生やその程度を軽減する事が期待されています。
また上記に泌尿器科手術後の非勃起期間の長期化が、ED発生にかかわると記載しましたが、 こうした事態を回避する為に、 泌尿器科手術後の陰茎のリハビリテーションが大切であると考えられ始めていて、 そうした陰茎リハビリテーションには実はレビトラなどの勃起改善薬が使用され検討されている状況です。
今後のこうした報告に大きな期待が寄せられます。 新宿ライフクリニック は新宿でトップクラスのED治療施設として、 今後もEDやレビトラなど勃起改善薬に関連した情報を発信させて頂きます。


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