+ LOH症候群と糖尿病|新宿ライフクリニック

男性の更年期障害と2型糖尿病の悪化には関連が有ると報告されています。



LOH症候群と糖尿病

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【LOH症候群と糖尿病】
男性の更年期障害であるLOH症候群:加齢性性腺機能低下症候群と糖尿病には関連が有ると報告されています。 LOH症候群がある事によって2型糖尿病のコントロールが悪化する傾向がある事、 またLOH症候群に対して男性ホルモン補充療法を施行すると2型糖尿病のコントロールが改善する事が、 研究上で報告されています。
LOH症候群とは、年齢に応じた男性ホルモンの生産量の低下によって、 体が要求する男性ホルモン量を充足できず、その結果として様々な症状を示す疾患になります。 その症状はED/勃起不全などの性機能は言うに及ばず、認知機能、筋力、気力等広範に及び、 発症した方は致命性は低いながらも継続する種々の症状に悩まされます。
一方、糖尿病とは言わずと知れた三大生活習慣病の一つで、 インスリンと言う血糖を下げるホルモンの欠乏、もしくは相対的欠乏、もしくは機能不全が病態の主体となる、 いわば内分泌疾患です。病型における多数派は、 インスリン抵抗性というインスリンの機能不全が主因となっている2型です。
LOH症候群は男性ホルモンの低下が主因と申しましたが、 男性ホルモンはおおよそ20歳代から低下が始まると言われており、症状のひどい・軽いはあれども、 平均的寿命を享受する限りは殆どの男性が罹患する可能性のある疾患です。
一方、糖尿病は全世界で3億6600万人、日本の総人口の3倍もの患者数が存在するとされている、 超多数派疾患であり、本邦にも予備軍・疑いを含めて2000万人強の患者が存在すると言われています。
LOH症候群も糖尿病も大多数の患者さんを内包している為に、 これらの疾患がオーバーラップしている状況も相当数存在すると推定されています。 しかも、今回の主題になりますが、LOH症候群が存在する事によって肥満の無い2型糖尿病においては、 血糖コントロールが悪化する可能性が有り、 また糖尿病を合併しているLOH症候群に対して男性ホルモン:アンドロゲン補充療法を施行する事によって、 血糖コントロールならびにインスリン抵抗性が改善する可能性が有るとされています。
今後は診療上、糖尿病とLOH症候群がオーバーラップしている患者さんに遭遇する機会も増加すると思われ、 この二疾患のリレーションの詳細が解明される事は、 糖尿病診療にとっても、LOH診療にとっても非常に有意義な事です。
本稿ではLOH症候群と糖尿病の関連について、 また今後のこの二疾患の重複例のコントロールに関して言及しております。 ご参照くださいませ。


【アンドロゲン:男性ホルモンと糖尿病の関連】
糖尿病の患者さんの20~64%がテストステロンの低下状態を併せ持つと報告されています。
また計測上、総テストステロンならびにフリーテストステロンが低値な場合は、 糖尿病を発症するリスクは健常者の2.3倍と言われています。 すなわちテストステロンと血糖状態には密接な関連が有ると示唆されています。
アンドロゲン:男性ホルモンとは、デヒドロエピアンドロステロン、アンドロステンジオン、テストステロンなどの、 男性ホルモン活性を有する生理活性物質の総称になります。 そして、その中でもテストステロンは精巣の間質細胞から生産され、生理的活性をもつ男性ホルモンとして、 その作用の主体となるものです。
このテストステロンなどの男性ホルモンは性欲の発生、精子の産生、骨格筋の維持、認知機能の維持など、 多種多様な生理学的システムに関連しており、その欠乏状態であるLOH症候群が非常に多彩な症状を示す理由は、 この男性ホルモンの多機能性に由来したものです。
LOH症候群の本態は加齢性に低下する男性ホルモンの低下もしくは相対的低下に基づくものになりますので、 テストステロンの低下状態が血糖状態を悪化させ、ひいては糖尿病の発症やコントロールの増悪に関連するならば、 LOH症候群自体もその発症やコントロールの増悪に関連する可能性が高い事になります。


【LOH症候群と糖尿病の統計学的報告】
本邦での研究報告によりますと、 健常者は60歳代で約半数がLOH症候群のボーダーラインの基準を満たすのに対して 2型糖尿病患者では40歳代ですでに半数以上がLOH症候群のボーダーラインの基準を満たし、 70歳代ではおよそ90%が同基準を満たしたとの事です。
また肥満による糖尿病コントロール悪化への影響を除外する為に、 ウエスト90㎝未満の2型糖尿病患者の血糖コントロール悪化のリスク因子を、 単変量解析、多変量解析にて統計学的に検索した所、 LOH症候群は2型糖尿病の血糖コントロールの独立したリスク因子であるとの結果が確認されたとの事です。


【今後のLOH症候群と糖尿病のコントロール】
多角的に見て、LOH症候群の存在は2型糖尿病の血糖コントロールの悪化に関連する可能性が高く、 またLOH症候群の存在によって2型糖尿病が発症しやすくなる可能性も検討されます。
2型糖尿病患者に対する男性ホルモン補充療法の効果が報告されており、 2型糖尿病とテストステロン低下状態がオーバーラップしている症例において、 男性ホルモン補充療法を施行した所、 二重盲検法にて有意に血糖コントロールならびにインスリン抵抗性が改善したとの事です。
すなわち今後、非肥満型でLOH症候群と2型糖尿病が合併している患者には、 糖尿病のコントロールにとってもLOH症候群のコントロールにとっても、 男性ホルモン補充療法の施行が望ましい可能性が有ります。
しかし本邦のLOH症候群に対する男性ホルモン補充療法は始まったばかりであり、 今まさに治療症例が蓄積し、方法の問題点・改善点の生理段階に至った状況です。 特に本邦では男性ホルモン補充療法に使用できる製剤の選択肢が少なく、 現行の方法では生理的に不自然な男性ホルモンコントロールになってしまう可能性も有ります。
すなわち、現状において男性ホルモン補充療法はLOH症候群にのみフォーカスせざるを得ない状況とも言え、 血糖コントロールの改善などの歓迎すべき副次的効果の検証は時期尚早な感も有ります。 ただ、過去における脂質コントロールの薬剤であるHMG-CoA還元酵素阻害薬がそうであったように、 副次的効果の多さが、その治療方法の律速因子になるケースも有ります。 今後もこの分野の研究の進展を期待します。


written by バルデナフィル処方なら新宿ライフクリニック.

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