【精丘切除術とは】
精丘切除術colliculectomyとは精丘近傍にある射精管の閉塞・狭窄を解除させて、
射精障害を改善させるための手術になります。
射精障害は男性不妊症の原因になる事もあり、
精丘切除術はこうした状態の根治治療として選択される事が有ります。
【精丘切除術の精丘とは】
精丘切除術の精丘とは、解剖学的に男性の前立腺の後壁にある尿道稜の一部で、
精丘は周囲に比較して一段と肥厚して隆起しており、
まさに丘のような形状をしております。
この近辺に射精管が開口しています。
ときに精丘が射精管へ悪影響を及ぼし、精丘切除術を必要とする事が有ります。
【精丘切除術を要する因子である射精管とは】
精丘切除術を要する因子である射精管とは、
精子の通り道である長大な精路の最終段階になります。
精子は精巣から精巣上体、精管と進み、射精管に至ります。
射精管は解剖学的には精管の膨大部に精嚢が開口している所の下からを射精管と呼称します。
【精丘切除術と男性不妊症の改善】
射精管の閉塞・狭窄は射精の障害を生じて、
結果として男性が因子の不妊症である男性不妊になる場合があります。
精丘切除術はそのような状態を改善させるための手術方法になりますが、
精丘切除術は開腹手術などではなく、基本的に内視鏡的にアプローチされる手術方法になります。
時に精丘切除術後に手術合併症として射精管が再度狭窄してしまい、
再手術になる事もあります。
ちなみにED:勃起不全もまた男性不妊の原因になる事があります。
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