性機能温存手術とは手術によるED:勃起不全の発生を予防する方法になります。



性機能温存手術


【性機能温存手術とは】
性機能温存手術とは、泌尿器もしくは生殖器系や直腸などの外科的手術の際に施行を検討される手術で、 例えば、泌尿器もしくは生殖器系などの外科的手術の場合、勃起機能に関連した神経が手術領域に近接しており、 これを切除してしまう事によって、勃起不全:EDを発症する事があります。 こうした事態を回避するための手術手技が性機能温存手術(sexual function-preserving surgery)です。


【性機能温存手術で重要な勃起機能に関連する神経とは①】
性機能温存手術にて、特に重要な勃起機能に強く関連する組織としては、 陰茎海綿体神経骨盤内臓神経とが代表的です。
各々の詳細は、別項を参照ください。


【性機能温存手術の実際①】
陰茎海綿体神経は、代表的には前立腺癌の根治的前立腺全摘除術に際して障害されやすい神経になります。
そのため、前立腺癌の根治的前立腺全摘除術に際しての性機能温存手術としては、 陰茎海綿体神経をいかに保全するかが、とても大事なテーマになります。
また、前立腺癌の根治的前立腺全摘除術に際しては、 前立腺周囲を走行する微小な神経線維である前立腺被膜下神経も勃起機構上、 重要な役割を果たしているため、 これらを保存するべく、前立腺周囲の筋膜を剥離して残存させる性機能温存手術も行われています。
前立腺癌の根治的前立腺全摘除術に際しては、 性機能温存手術として副陰部動脈の保存も重要と言われています。


【性機能温存手術の実際②】
骨盤内臓神経は、代表的には直腸癌の手術の際に障害されやすい神経になります。
骨盤内臓神経の障害は排尿や排便機能等、性機能など広範な基礎的機能に関連するので、 直腸癌手術の際には性機能温存手術としても、排泄機能の維持のためにも、 骨盤内臓神経、下腹神経ならびにそれらの末梢神経の保存を前提として検討します。
骨盤内臓神経における性機能温存手術は、 具体的には神経周囲の少量の脂肪やリンパ系とともに保存する方法や、 神経線維をある程度残したり片側のみ保存したりする片側温存法などが有ります。


障害程度にもよりますが、 こうした術後発生の勃起不全:EDにもPDE5阻害薬は効果的な場合が多いとされています。


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