【シアリスと食物の影響】
シアリスについて西新宿にある新宿ライフクリニックより本剤が食物の影響を受けにくい事に関して、
その理由や運用方法など詳細な報告をさせて頂きます。
※シアリスについては詳しくはこちら
※新宿ライフクリニックについて詳しくはこちら
シアリスは三種類ある厚生労働省認可の勃起改善薬の先発品の中でも最も食物の影響を 受けにくい薬剤です。
考えてみると食事は、ただ栄養分を体に取り込むだけでなく、人間関係に密接した非常 にパーソナルな行為です。
仕事上ではこれを介する事で、職務上の人間関係を円滑にし、その目的で忘年会やミーティングなどが行われ、
恋人とデートなどで会う時には会食のようなものはむしろ必ずかかせず、 パートナーとより親密になる作用が期待されます(うまくいかない場合も有りますが)、
また家族とは夕餉を一緒に囲む事で家族の連帯を暖かく取り持つ作用があり、
また母親の事を思い出すときは彼女の作ってくれた食物が一緒に懐かしく思い出されるものです。
つまり食物は人間関係と密接でポジティブな関連性が濃厚にあると言う事です。 また一方性行為も人間関係と非常に密接なものです。
夫婦において性行為は絆を確認する行為であり、 恋人においてはあらゆる恋人との個人的なイベントにおいて最も大切な行為の一つとして認識されてます。
有名な精神分析学の創始者であるジークムント・フロイトは食物つまりものを食べる行為と人間の性行為には、
精神分析上の密接な関わりがある事を示唆しています。
我々が恋人とデートをする時にほぼ必ず会食を交えるのは、
こうした人間関係における食物の重要性や精神的なニュアンスにおける摂食と性行為の近さのようなものが作用している可能性が否めません。
しかし、その性行為に対して使用される勃起改善はそのほとんどが食物の影響を受けやすく、
食物の影響のもと製剤の薬効が落ちてしまう事がとくにバイアグラ・レビトラ・バイアグラの正規
ジェネリック医薬品 シリーズであるシルデナフィルで報告されています。
会食を介さない性行為というのは実際難しいシチュエーションも多く、
ED治療を目的として当新宿ライフクリニックに受診される患者さんのみなさんも、
初診時においてはほとんどの勃起改善薬が食物の影響を受けて薬効が低下してしまう事に関してショックを受けられる方も少なくありません。
ただ米国イーライリリー社が開発し、日本においては日本イーライリリー株式会社が生産し、
日本新薬株式会社が販売するシアリスは、そうした勃起改善薬の中では食物の影響を最も受けにくい薬剤として販売元また製造元からプレゼンテーションされており、
また実際に勃起改善薬のユーザーにおいては、シアリスが最も食物の影響を受けにくい薬剤であると認識されています。
つまり食物と密接な影響関係にある性行為時においてシアリスは食物の影響を気にする事なく運用できる、
食物の関連する人間関係や精神的ニュアンスにおける性行為に配慮された剤型です。
本稿ではこの食物の影響を受けにくいほぼ唯一の特性をもった先発勃起改善薬であるシアリスに関して食物の影響面を主軸に解説をさせて頂いております。
本稿では
と5項目に分けてこれを解説をしております。どうぞご参照下さいませ。
【シアリス 食物の影響に関しての学術報告】
シアリスはその食物の影響が出にくいという事象に関して、学術的な実験にて肯定的な結果をきちんと出しています。
バイアグラやレビトラなどの勃起改善薬が食物の影響を受けて、その薬効が下がってしまう主な理由は、
食物内容における脂質分が、これらの薬剤の吸収に悪影響を与え、
結果として食物の影響によって 消化管から血液中に取り込まれる薬剤のボリュームが低下してしまう事が主体です。
シアリスは食物の影響を受けにくいという事を立証するために、
あえて脂質分の過剰な高脂肪食、これは全てのカロリーにおける約50%つまり半分が脂肪というかなり脂質分に富んだ食物内容で実験的アプローチをしています。
シアリスの血中濃度を上記の高脂肪食摂食後のシアリス服用と空腹時のシアリス服用とで測定し、
それを比較した所、その血中濃度はほぼ変わらず、結果としてシアリスは食物の影響を受けにくい薬剤である事を立証する事ができました。
とくにシアリス以外の勃起改善薬の弱点とも言える高脂肪食で、その食物の影響がほぼない事を立証出来たのは非常に意義深い結果です。
【シアリス 食物の影響を受けづらい理由】
上記に実験的にシアリスは脂肪分に富んだ食物の影響を受ける事なく、その血中濃度を空腹時の服用と変わらず維持する事が出来たと申し上げましたが、
それでは何故にシアリスは他の勃起改善薬のように 食物の影響を受けないのでしょうか?
上記にシアリス以外のバイアグラやレビトラ、バイアグラのジェネリックであるシルデナフィルシリーズは
食事内容の脂肪分の影響を受けて消化管から血液中への取り込みが低下しやすいと述べましたが、
実はシアリスは従来の先発勃起改善薬であるバイアグラ、レビトラに比較してその有効成分の化学式の構造がかなり違っています。
この化学式における構造上の差はシアリスの体内における分解をゆっくりにさせる、
すなわちシアリスに長期の薬効をもたらす一方で、
シアリスの消化管から血液中に取り込まれる際に発生する食物脂肪分による吸収への悪影響を減らす効果をシアリスに与えています。
【シアリス 食物時のアルコールの影響は?】
上記にシアリスは化学的に食物内容の脂肪分の影響を受けにくい勃起改善薬と記載させて頂きましたが、
それではデートの食物摂取などでほぼ必須のアルコールの摂取はいかがでしょうか?
アルコールはバイアグラ、レビトラなどの先発勃起改善薬において、その影響は勃起改善効果を下げる、
すなわちネガティブな影響を与える事が多く、またバイアグラなどにおいては立眩みなどのもともとバイアグラが持っている副作用を増強していまう可能性があり、
勃起改善薬の運用上アルコールは望ましくない影響が否めません。
この状況は残念ながらシアリスも同様でシアリスにおいてもアルコールのネガティブな影響は勃起改善効果の低下となって出る事が多いです。
ただシアリスはバイアグラに比較するとその悪影響も少な目とは言われており、
アルコールのある状況の食物摂取においてもシアリスは他剤に比べて比較的運用しやすい薬剤です。
しかしその影響はゼロとは言える状況では有りません。
当新宿ライフクリニックは他院に比較してシアリスなどの勃起改善薬を安く処方させて頂いておりますが、
それでもこれらは決して安いものでは有りません。貴重な薬剤を有効に使用する為にも 、
ぜひ食物摂取の際のアルコールはシアリスの使用上無しか、限りなく控えめにしてください。
またアルコール自体が性行為の際のEDの増悪因子として認識されているものです。
ED自体の改善を考えた場合にも、アルコールの性行為前もしくは性行為時における使用 は控えめであった方が望ましいです。
【シアリスを適切に運用する為に】
シアリスは食物の影響を受けにくく、性行為と密接な関連のある食物摂取が前提としてあるセックスにおいても、
その悪影響は他の勃起改善薬に比較してとても少ない事がお分かり頂けたかと存じます。
しかし通常の食物の影響は受けにくいとは言っても、シアリスの運用上注意しなければならない事は他にもあり、
ここではそれに関して箇条書きで述べさせて頂きます。
以上、通常の食物の影響以外でシアリスに関してその運用に重要な情報を列記させて頂きました。
このように当新宿ライフクリニックはシアリスに関する食物内容の影響など皆様の疑問に多角的に対応可能です。
新宿にお寄りの際はぜひ当新宿ライフクリニックにご来院くださいませ。
(記載:日本性機能学会専門医-須田隆興)