女性ホルモン・男性ホルモンの体内のバランスが崩れるとEDを発症する事が有ります。



女性ホルモンとEDの関係

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【女性ホルモンとED】
女性ホルモンは、エストロゲンに代表される内因性物質で、 実は男性の体内でも分泌されており、男性体内においても、生理学的な役割を果たしているとされています。
男性でも女性ホルモンの正常分泌閾値が設定されており、 正常の閾値を超すような場合には、さまざまな生理学的影響が身体に出現します。 その生理学的影響の一つがEDであり、 女性ホルモンが相対的に男性ホルモンより過剰になる場合に、インポテンスが出現するとされています。
また、EDは、男性ホルモンが減少しても発症します。 性ホルモンの増減によるインポテンス発生は、女性ホルモンの相対的増加によるEDの発生に比較し、 男性ホルモンの減少によるEDの発生するケースの方が多いとされています。
こうしたホルモンバランスの失調によるインポテンスを 内分泌性ED とも呼びます。

本項では、このような女性ホルモンのEDに対する影響、 症候性に女性ホルモンを男性体内で増加させてED発症に関連する疾患などについて、 記述しております。ご参照ください。


【男性・女性ホルモンのバランス】
冒頭で述べたように、女性ホルモンの相対的増加は、男性ホルモンの分泌低下同様、 男性の性機能に悪影響を与え、EDを引き起こします。
本邦におけるラットを使用した動物実験によると、 女性ホルモンのEDに対する影響は、男性ホルモンとの相対的バランスによって発生する・ 発生しないがコントロールされている傾向が有るとの事です。 同実験では、女性ホルモンが男性ホルモンに対して相対的に血中濃度が高値な場合、 ならび女性ホルモンに対して男性ホルモンの血中濃度を相対的に低値な場合は、 電気刺激によって引き起こされた勃起の程度が有意に低下しているのですが、 その一方で、女性ホルモン・男性ホルモンどちらも血中濃度を高値に設定した場合などでは、 勃起の程度には明らかな変化は無く、女性ホルモンのED発生への影響力は、 男性ホルモンとの相対的バランスに応じて発生する可能性が示唆されています。


【女性ホルモンの相対的増加によるED】
実際の臨床上において、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量を増加させて、 男性にEDを引き起こす疾患が存在します。
それは、先天性副腎皮質過形成、エストロゲン産生副腎腫瘍、副腎癌、肝硬変、 異所性ゴナドトロピン産生腫瘍などがそれに該当します。
また、前立腺癌の治療上、エストロゲンを使用した治療を行う事があり、 こうした場合も、エストロゲン血中濃度の相対的増加に従い、EDが発症する事が有ります。

従来、肝硬変の影響によって発生するEDは、慢性重症疾患による心身の衰弱や、 長期にわたる薬剤の多剤併用の影響で発生する体質性EDともされています。
これに加え、女性ホルモンが肝臓での代謝を受けるため、肝硬変では、その代謝が遅延し、 女性ホルモンが増加させ、内分泌性にもEDを発生させている可能性が有ります。
肝硬変症の症状として女性化乳房が認められるのは、同様な理由になります。


【男性ホルモンの相対的低下によるED】
男性ホルモンが低下している場合に、 男性更年期障害 =加齢性性腺機能低下症候群が発症し、EDをひき越すとされています。
しかし、上述の研究結果をフィードバックするならば、 或いは男性更年期障害によるEDの発症に、 男性ホルモンの低下だけでなく、相対的に女性ホルモンが増加し、 ED発症させている可能性も考察されます。


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