男性生殖器系と各器官



男性生殖器系の解説

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【男性生殖系とは】
男性生殖器系male genital systemとは、 セックスそして生殖に関連する男性器官の総称の事です。 男性生殖器系は大別すると精巣、精路、精漿分泌器官、陰茎、陰嚢で構成されています。 これらのいずれかが欠けても、一般的な生殖は成し遂げられなくなり、 こうした男性生殖系の障害は男性不妊症の明確な原因の一つです。


【精巣とは】
精巣とは、男性の性腺で配偶子を形成する生殖腺すなわち雄生殖腺器官です。
また、配偶子の形成のみならず、男性の性ステロイドホルモンの主体である テストステロン を間質の ライディッヒ細胞 にて産生します。

精巣は、男性の外陰である陰嚢の左右に一つずつある一対の臓器です。
それぞれの重量は、おおよそ13g前後です。
表面は、強い結合組織である白膜によって被覆されており、この白膜がそのまま内部に入り込み、 小葉と呼ばれる組織単位に区分しています。 さらに、小葉内部は精細管と間質組織にて構成されており、精子の形成は精細管のうち、曲精細管にて形成されます。


【精巣付属器とは】
精巣付属器とは、精巣に関連した痕跡的構造体の事で、 ミュラー管 由来の精巣垂や、 ウォルフ管 由来の精巣上体垂、また中腎細管由来の精巣傍体、迷管などが有ります。


【精巣上体とは】
精巣上体epididymisとは、精巣の後ろ側に付着している精巣付属器の一つで、副睾丸とも呼ばれます。
同器官は、精子の通り道である精路の一部であり、精巣の曲精細管で形成された精子は、 直精細管をとおって本器官へと至ります。
精液の細胞成分以外の液性成分である精漿を産生する器官でもあります。
また、同器官は精子の成熟にも関連します。

同器官はその全体を3部分に分類する事ができ、上極から頭部、体部、尾部と呼称します。
同器官の内部は精巣上体管で満たされており、精巣上体管は伸ばすと6m以上もの長さになります。


【精路とは】
男性生殖系の精路とは、 形成された精子が直精細管を通り、体外に射出されるまでに通る通路の事です。 精子は形成された後、精路を旅しながら、段々に成長していき、生殖に必要な機能を身につけます。 男性生殖系の精路は主に精巣上体、精管などで構成されています。


【精漿分泌器官とは】
男性生殖系の精漿分泌器官とは精路とその付属器が相当します。
つまり上記の精巣上体、精管の他、精嚢、前立腺、球部尿道腺が分泌器官になります。
精漿とは精液の液体成分で、一方、細胞成分は精子がそれに該当します。
精漿は、これらの分泌器官からの分泌液の集合体であり、 それぞれ分泌される所によって、その特性が変化します。
その粘性は基本的には精嚢液の特性によるもので、その特性の一つとして精子の運動を抑制する働きが有ります。
一方、前立腺液は精嚢液とは逆の作用があり、運動を促進する機能が有ります。
精漿は射出時には良く混合されておらず、基本的に前半には前立腺液が多く、 後半には精嚢液が多いとされています。


【陰茎とは】
別項をご参照ください。
陰茎


【亀頭とは】
亀頭とは、陰茎の先端部の傘状の部分を指します。
亀頭は、尿道海綿体の遠位端部が、傘状に膨張する事によって形成されており、 もう一つの海綿体である陰茎海綿体の、外側遠位端を被覆しています。


【陰嚢とは】
男性生殖系の陰嚢とは、睾丸とも呼ばれ、陰茎と並んで男性の外陰部に所属する器官です。
生殖隆起から分化発生し、男性の外陰にあたります。
また、精子を生産する精巣、精子を成熟・搬送する精巣上体を共に内包した繊維筋性の袋状器官です。 陰嚢中隔により、内部は2腔に分かれます。外部の境界線は陰嚢縫線が果たしています。
表皮には、たくさんの脂腺や汗腺があり、また毛や皮膚の機械的刺激、 もしくは温度の変化に反応する神経終末が非常に豊富です。 これらの器官は温度などに代表される精巣にとって適切な環境を用意するための陰嚢の機能特性に大きく関連します。

女性の卵子が内生殖器に所属するのに対して、男性の精巣は外性器である陰嚢に内包されています。
発生学的には、陰嚢部分は女性の外陰部における大陰唇と相同です。
胎児における臓器の分化過程で性分化障害が発生すると、 陰嚢の形質が大陰唇的になってしまう場合があります。
その際は、睾丸はより体内の上位に位置する事が多く、それを停留精巣と呼びます。

発生学的な陰嚢の先天的形質異常は機能異常を伴う場合もあり、 長じて成人男性になってからの男性不妊症の原因になる場合もあります。


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