低強度体外衝撃波療法(LI-ESWT)の実際



低強度体外衝撃波療法(LI-ESWT)によるED治療

専門処方のバイアグラを新宿で、新宿ライフクリニック。


【低強度体外衝撃波療法とED】
低強度体外衝撃波療法(LI-ESWT:Low-Intensity Extracorporeal Shockwave Therapy) という方法が、新しいEDの治療方法として注目されています。
低強度体外衝撃波療法は、ペニスに微弱な衝撃波を長期にわたって複数回与える事で、 血行を改善し、その結果としてEDが改善させようとする治療法です。
まだ、治験段階や研究段階であり、勿論、保険適応にもなっておりません。

バイアグラ・レビトラ・シアリスという、安全性が高く、 有効なインポテンツ治療が勃起不全治療の主流ですが、 こうしたED薬が、現疾患や常用している薬剤の関係で、 服用できない方もる為、その様な場合に、この低強度体外衝撃波療法が期待されます。
低強度体外衝撃波療法は、帝京大学病院泌尿器科など、一部の施設で研究目的に施行されているだけで、 当院を含め、一般的な勃起不全専門クリニックでは施行できません。
ご興味のある方はお伺い頂くとよろしいかと思われます。
以下、低強度体外衝撃波療法の詳細な説明と私見を詳述しております。


【EDに対する低強度体外衝撃波療法の仕組み】
元々、この体外衝撃波というシステムは、尿路結石の治療方法として、泌尿器科を中心に普及したものです。
その仕組みは、高電圧によるスパークから発生する高エネルギーな衝撃波を、 反射板によって体内の焦点に収束させる事によって、 音響インピーダンスの違う尿路結石に対して優先的に作用させ、破壊するというものでした。
1980年代に開発され、衝撃波の伝播形式や結石位置の同定システムが洗練され、 現行のものは第三世代になります。

その後の臨床研究によって、狭窄している血管周囲に形成される新生血管 (血流の悪い所を補うべく成長する新しい血管)が、上記の衝撃波によって、その発生・形成が促進する事がわかり、 循環器領域の狭心症などの虚血性疾患などへの治療応用が検討されました。
尿路結石の破壊には、高いエネルギー量が必要でしたが、 新生血管を扶育するのに必要な衝撃波のエネルギーは、ごくわずかなもので十分である事が、 臨床研究によって判明しています。
低強度体外衝撃波療法は、低エネルギーで難治の虚血性病変が改善する可能性がある、治療方法です。

EDの原因の一つに血流障害が挙げられ、大きなウェイトを占めております。
血流障害が病態であり、狭心症と類似している為、 EDに対しても、衝撃波を利用した新生血管を扶育する治療の応用が検討されました。

低強度体外衝撃波療法は、ほぼ全身に渡って発生する、血流障害を原因とした疾患、 例えば上記の狭心症、EDのみならず、脳梗塞や腎梗塞など、 動脈硬化を原因とする数多くの疾患治療に、応用できる可能性が有ります。


【適応】
低強度体外衝撃波療法は、全てのEDが治療対象になるわけでは有りません。
低強度体外衝撃波療法が奏功する可能性があるのは、動脈性ED(血管性)です。
その他、現行治療にて改善が難しい海綿体線維症も、治療が奏功する可能性が有るとされています。

低強度体外衝撃波療法は、神経の障害を原因とした神経性EDや、 内分泌の障害が原因となる内分泌性EDなどに対して実施しても、あまり意味は有りません。
しかし、勃起不全は多因子疾患であり、動脈硬化が関与している場合も多く、 動脈硬化が原因として内在する場合は、本治療法が好影響を与える事も十分に考えられます。
特に、生活習慣病の罹病患者数の劇的な増加もあり、潜在的な勃起不全原因として、 動脈硬化が存在する可能性も高く、関与の程度によっては、本法を考慮する事もございます。

現行の勃起不全治療を俯瞰しますと、低強度体外衝撃波療法は、 バイアグラなどの現行治療を、現疾患や処方薬によって享受できない、 動脈性ED患者の受け皿として、期待されております。
動脈硬化が進行して勃起不全を発症するという事は、 並行して、心血管の動脈硬化も進行し、狭心症などを罹患していることも、多くございます。
これらの患者においては、従来のバイアグラなどのED治療薬が使用できないケースや、効果が不十分なケースがござました。
このような場合、低強度体外衝撃波療法が考慮され、今後、中心的な治療となる可能性も有ります。 頓用的治療法では無く、こうした基礎治療的なものが現在、各学会で検討されており、 中には陰圧吸引を定期的に施行する事でED/勃起不全の基礎治療を図ろうとするものも有ります。 ⇒陰圧によるED/勃起不全治療


【効果】
先行の報告者によると、低強度体外衝撃波療法の複数回施行後の夜間勃起の平均陰茎周変化:MPCCや、 勃起不全程度判定の質問紙法:SHIMなどによる効果判定で、 統計学上、有意な勃起不全の改善が見られたとしています。
残念ながら大規模な研究報告がないため、 複数施設での多数の患者を動員した大規模臨床試験での検証が望まれます。

低強度体外衝撃波療法は、新生血管の形成を扶育する事を目標としている為、 効果発現に時間を要します。 施行したその日から勃起の改善を認めるわけではございません。
長期にわたる通院、複数回に及ぶ治療と、根気が必要な治療法と言えます。
バイアグラなどの勃起薬は、残念ながら根本治療薬ではござません。
しかし、服薬による確実な勃起が得られるため、必要時にこれらを服用しながら、本法を施行し、 原因となる血流障害の治療を行うのが良いかもしれません。
先にも述べましたが、勃起改善薬を選択できない例では、本法が、福音である可能性が大いに有ります。

是非、大規模臨床試験を経て、 この低強度体外衝撃波療法がより一般的な治療方法として証明され、普及する事を新宿ライフクリニックも期待しています。


written by 専門処方のシアリスを新宿で、新宿ライフクリニック.

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