停留精巣(睾丸)の総説



停留精巣(睾丸)の臨床

新宿でバイアグラなら新宿ライフクリニックへ。


【停留精巣とは】
停留精巣(睾丸)は、精巣下降経路の途中で留まっている状態で、 睾丸が片側、または両側性に陰嚢内に無い状態です。
主には腹腔内、鼠径部、鼠径管内などに停留しています。

本疾患は、新生児総体の約3%に認められ、1歳男児全体では約1%の頻度とされています。
新生児期に本疾患であった場合でも、その後、一年以内に下降がみられて、 陰嚢底部に位置するようになる例も多くございます。

本疾患は乳幼児のお母さんが気が付いたり、乳児の3カ月健診、 6カ月健診で健診医に指摘されたりする事が多い疾患です。

精巣(睾丸)は、体温よりやや低い温度が適しているとされ (そのため陰嚢と言う袋に存在し、体外にぶら下がるように位置します)、 体内に停留する事により温度上昇にさらされることになります。 そのため、睾丸の機能が低下し、男性ホルモンの産生や精子形成が低下するため、 男性不妊の原因となり得るほか、悪性の腫瘍が発生しやすいとも報告されています。
また、鼠径ヘルニアの合併頻度が高い事も指摘されています。

痛み等の自覚症状はございません。

本疾患の約1割は両側性ですが、 両側性の場合には、半陰陽や先天性副腎過形成など、他の疾患の影響も勘案されます。


【精巣下降】
精巣は、胎生期においては胎児の体腔内後壁(横隔膜レベル)に位置していますが、 胎齢に応じて順次下方に移動して行き、最終的に陰嚢内にたどり着きます。
その移動のスピードは、一般的には胎齢10週で骨盤の上方、 胎齢5か月で内鼠径輪周辺、また胎齢7か月で陰嚢内に至るとされます。
こうした精巣下降が何らかの理由で腹腔内や鼠径部などに停留するのが本疾患です。

停留の原因については、睾丸自体の問題や、導体という睾丸と陰嚢を結びつけるひものような組織の問題、 腹圧の不足、男性ホルモンの分泌異常など多数の説がございますが、 詳細は未だ明確では有りません。


【診断】
出生3カ月以降が診断の適性なタイミングです。
その理由は、出生後3カ月くらいは精巣下降が続いている場合があるため、停留と判断できないためです。

まず、触診により陰嚢内に睾丸が触れない事が確認された場合、本症が疑われます。
触診にて鼠径部、つまり股の付け根に触れる場合は、鼠径部停留が疑われます。
この場合は、遊走する睾丸などが鑑別疾患として挙げられます。
触診範囲にて確認できない場合には、非触知睾丸という扱いとなり、腹部停留が疑われます。
部位を確認するために、超音波検査やMRIなどの画像検査が必要となります。
画像診断でも明らかにならない場合は、腹腔鏡検査なども検討されます。
萎縮精巣、精巣消失症候群、精巣欠損などの精巣奇形が鑑別疾患として挙げられます。


【治療】
全ての症例が手術適応 (精巣固定術)です。
手術の時期に関しては諸説ありますが、2歳までに施行されるのが一般的です。
睾丸の発育を優先すべく生後6~12カ月に手術を推奨する意見もあります。
睾丸内の細胞の形態的変化が生まれてから早期に始まるという報告もあるため、 早期に手術を行うことになります。


【予後】
片側例の場合でも、造精機能は相対的に低下するため、男性不妊症を発症する場合が有ります。
また、男性ホルモンの産生が低下している場合には、二次性徴の発現不全が生じる場合が有ります。

確定的な証拠は少ないですが、精巣悪性腫瘍の頻度が高まるとの報告もあるため、 特に20歳代における腫瘍発生には注意を払う必要が有ります。

最後に患児の心理面ですが、手術が遅くなれば、事象に対するトラウマも顕在化しやすく、 また、結果として二次性徴の不全などが発症した場合も、患児の心理面への配慮が非常に大切となります。
配慮には様々なニュアンスが含まれますが、両親の暖かい支援が必要です。


written by 新宿でシアリスなら新宿ライフクリニック.

用語集文献の閲覧、新着情報、 定番をご紹介いたします。

ランキング
  1. 性交性出血
  2. 性交性頭痛
  3. 日本人男性のオナニー
  4. 夢精
  5. 膣痙攣
新着情報
定番ページ情報

違い 詳細

  • 青錠
  • 橙錠
  • 黄錠