糖尿病性神経症とEDの関係



EDの原因としての糖尿病性神経症


糖尿病にはED/勃起不全が高度に合併しやすく、 その原因の一つとして合併症の糖尿病性神経症diabetic neuropathyが有ります。


【勃起と自律神経】
自律神経は、主に交感神経、副交感神経からなります。
一般に言われる神経は、例えば、腕を動かす、などの動作も神経からの命令で行われますが、これは体性神経とよばれるものになります。
自律神経と体性神経と何が違うかと申しますと、難しいのですが、自律神経は、読んで字のごとく、 ”自律”して機能していると考えてください。 生命を維持するうえで必要とさとされる、恒常性の維持に作用しています。
例を挙げると、心拍数や発汗のコントロールが、これにあたります。 運動時など、必要があれば、ご本人の意思に関わらず心拍数、発汗は増加すると思います。

勃起現象にも、自律神経が大きく関わってきます。
健常人であれば、性的興奮があれば、ご自身の意思に関係なく、勃起してしまうと思います。 これは自律神経の作用により、陰茎海綿体への血流が増加することによります。
糖尿病性神経症により、この自律神経機能が障害されると、勃起不全が生じることになります。

また、糖尿病性神経症では、体性神経、特に感覚神経の障害もきたすため、セックス性行為中のペニスの感度の低下にもつながると考えます。

糖尿病性神経症は、陰性症状(ご自身で自覚できない症状)が主であり、疼痛などの陽性症状は低頻度です。
自律神経障害は、感覚障害に遅れて発症するとされていますが、やはり、自覚しにくいものです。
神経症の発症は、糖尿病の早期から認められるとされますが、症状の訴えが乏しく、特異的な検査法が乏しく、診断がやや煩雑であり、 定量性に欠けるため、糖尿病性神経症の発見、診断が遅れることが、しばしばございます。
EDの発症が、糖尿病性神経症の部分症である可能性もあり、この場合は、専門医にご相談ください。
一度、神経症が進行してしまうと、有効な治療法がないため、発症を予防することが重要になります。


【糖尿病性神経症の障害発症・進展のシステム】
糖尿病による神経症は高血糖にともなうグリケーションの亢進、ソルビトール経路の活性化などによって、 神経を栄養する細小血管が障害される事によって発生します。 ED/勃起不全発症の基幹たる自律神経障害もこのようなシステムで発生します。


【その他の糖尿病によるED/勃起不全発症の原因】
とくに糖尿病の場合は、他の生活習慣病である高血圧、脂質異常症等とともに、動脈硬化も進行させるので、 海綿体への血液流入を動脈硬化が障害する状態、 すなわち血流の障害が原因のED/勃起不全も発生させる傾向があり、 神経症ならびに血流障害による二重のステップで本疾患が進行しえます。
糖尿病では、ED以外にも、性欲減退など性機能障害を生じるともされています。 機序の詳細は分かっておりません。
糖尿病と性機能障害、EDについて、別項で解説いたしております。 ご参考ください。
また糖尿病においてはバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのPDE5阻害薬の効果が減弱するとされており、 別項にて、その詳細を纏めております。合わせてご参照くださいませ ⇒糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱


【糖尿病によるED/勃起不全の増加】
現在、糖尿病の患者数は爆発的に増加しており、疑わしいというレベルの患者さんも含めますと、 本邦にて2000万人を超すと言われています。 これは、日本人の6.5人に1人は糖尿病という、すさまじい頻度になります。 当然ですが、神経症や血管障害の患者様も増加したします。 ED/勃起不全の発症確率の高い糖尿病の母体数が増えるという事は、 それにつれてED/勃起不全患者数も増えている事になります。 しかし本疾患はプライバシー性の高い疾患である事が影響して、 外来にも相談できずに悩んでいる患者さんが相当数いるとされていて、 勃起改善薬を使用して性生活を取り戻している患者さんは、患者総体のごく一部と言われています。 今、日本では安心して受診できるED/勃起不全クリニックの必要性が高まっています。


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