+ 糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱|新宿ライフクリニック

糖尿病の患者さんにはED/勃起不全治療薬が効かなかったり、効果が弱かったりする事が有ります。



糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【糖尿病とPDE5阻害薬】
糖尿病から発生したED/勃起不全には、 バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのPDE5阻害薬の効果が減弱する傾向が有ります。
糖尿病は高コレステロール血症などの脂質異常症や高血圧と並んで三大生活習慣病として認知されている、 動脈硬化の原因疾患の一つです。 2011年の段階で日本人の成人の糖尿病人口は1070万人と報告されており、 糖尿病患者の約30%がED/勃起不全に罹患するとされているので、 概算すると約300万人近いED/勃起不全が糖尿病を原因として、 または原因の一部として発症している可能性が有ります。 糖尿病は世界的にも増加傾向で2011年時点で世界の成人の約3億6600万人に上り、 2030年には約5億5200万人になると予測されています。 こうした糖尿病患者数の爆発的増大は、 一部の国家における食料供給の過剰や交通機関発達に伴う運動量の減少などが関連しているともされています。
糖尿病は数多くの合併症を生みだす疾患ですが、 代表的には日本の血液透析導入原因のナンバーワンである腎機能障害、 また有力な失明原因である網膜症などが有ります。 ED/勃起不全もまた合併症として認識されており、 性交障害によるQOL:生活の質の低下を引き起こし、 生きていく気力を奪う原因になりかねない、臨床的に対応すべき合併症の一つです。
しかし糖尿病によって引き起こされるED/勃起不全は難治の傾向が有ると言われており、 今回、ご報告させて頂く統計研究の結果によれば、効果が無い人がいるばかりでは無く、 効果が有っても減弱している場合が有るとの事です。 本項ではこの統計検討の発表を中心にそのシステムへの考察や対策に関して記載しております。 どうぞご参照くださいませ。 また、PDE5阻害薬の無効なED/勃起不全の総論に関しては別項にて詳述しております。 併せてご参照くださいませ ⇒PDE5阻害薬の無効なED/勃起不全


【糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱の報告】
糖尿病からED/勃起不全を発症した患者さんに対して、 バイアグラ・レビトラ・シアリスなどのPDE5阻害薬を使用した場合、 他の原因によってED/勃起不全を発症した患者さんに比較して、その奏功率、 つまりED/勃起不全の改善が見られる頻度は約30%低下するとされています。 一方、今回、ご報告させて頂く本邦の統計検討では、 糖尿病患者さんにおけるPDE5阻害薬の効果減弱を主眼に統計的検討を施行しています。
実際の方法としては各種性機能のスコアが、糖尿病によるED/勃起不全の群と機能的ED/勃起不全の群との間で、 PDE5阻害薬を使用した前後でどのように変化するかを統計的に処理したものとなります。
結果としては年齢補正をおいた状況において、糖尿病によるED/勃起不全の群では、 PDE5阻害薬の治療効果自体の減弱が統計的有意差を持って確認されたとの事でした。


【糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱の考察】
糖尿病によるED/勃起不全はなぜにPDE5阻害薬の効果減弱が見れらるのでしょうか? 生理学的かつ統計学的に有力な画一的解答は、現状ほぼ無いと思われますが、 本疾患による機能障害のシステムを勘案しますと、 本疾患主体で発生する自律神経障害がこの効果減弱の原因の一つとして関わっている可能性は有ると思われます。
糖尿病によってED/勃起不全が発症する機構は大きく三つあると思われ、 一つは血管機能障害、そして動脈硬化による循環障害、また自律神経障害になります。 血管機能障害と動脈硬化による循環障害は、 高血圧などの他の動脈硬化性疾患によるED/勃起不全と障害程度の差異はあれども、 有る程度共通している発症機構ですが、 自律神経障害などの神経障害に伴うED/勃起不全発症のシステムは、 本疾患に特異性が高い傾向が有ります。
つまり糖尿病で特異的にPDE5阻害薬の効果減弱がみられるのであれば、 障害発生のシステム上特異性が高いものが関連している可能性が検討されます。


【糖尿病におけるPDE5阻害薬の効果減弱の対策】
いままでの報告や上述した統計検討を勘案しますと、 糖尿病によってED/勃起不全を発症した場合には、 バイアグラ・レビトラ・シアリスなどのPDE5阻害薬は効果を示さない事が有るばかりか、 効果を示しても減弱している可能性が有るとの事でした。
しかし本邦においてはバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのPDE5阻害薬以上に簡便で、 かつ安全性が高く、効果的な糖尿病性ED/勃起不全の治療薬はなかなか見つからないのが現状です。
つまりこうした糖尿病性にPDE5阻害薬の効果減弱がみられる場合には、 別の治療方法を検討する前に、 PDE5阻害薬を使用するという前提での状況の整理がむしろ治療上直裁と思われます。
まず、PDE5阻害薬の強度を適正に選択する事が大事と思われます。 糖尿病の主治医に自律神経などの障害程度を聞いておいて、 ED/勃起不全クリニックにてこうした情報をインフォメーションして頂く事で、 適正な強度の薬剤を選択できる可能性が有ります。 強度が適正なPDE5阻害薬を選択出来れば、使用当初から効果減弱する事なく、 ED/勃起不全の改善効果を実感できる可能性も有ります。
また、血糖コントロールが悪い状況においては、血糖コントロールを是正する事で、 ED/勃起不全の改善がみられる場合も多々有り、 こうした状況においてはPDE5阻害薬の効果減弱も改善する可能性が有ります。 今一度、糖尿病の主治医の先生とよく相談して、血糖改善の為の方策を練る事も重要です。 特に糖尿病などの生活習慣病は、癌や感染症等と比較して、 ご本人の工夫や努力が改善に好影響を及ぼしやすい疾患です。 特に食事や運動習慣の適正化は非常に血糖値の改善に効果的です。


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