バイアグラは体内時計に作用し時差ボケから回復させる



バイアグラは時差ボケを改善する

cGMP-Phosphodiesterase Inhibition Enhances Photic Responses and Synchronization of the Biological Circadian Clock in Rodents
PLoS One. 2012; 7(5): e37121.


みなさん、サーカディアンリズムまたは体内時計という言葉を聞いたことはございますでしょうか?
私たちの体内には、時計が仕込まれていて、それに従い、生活をしています。
毎日同じ生活リズムで生活していると、目覚まし時計が鳴る前に起きてしまったりするのは、 この体内時計がなせる技と言えます。
残業や、夜遅くまで勉強をして、生活リズムが狂ってしまったことは、誰しもが経験することです。
海外旅行へ行った際に、時差ボケで体がうまく動かないといったことも、経験があると思います。
これらすべては、私たちの体内にある、体内時計が狂ってしまったことに因ってます。
今回の論文は、この体内時計の調整に、バイアグラシルデナフィル)が効果的であるとする報告です。


私たち哺乳類に体内時計は、視床下部の視交差上核に存在します。
視床下部は、自律神経を司る部位です。
この体内時計が狂うと、自律神経の異常を来たしやすいことは、解剖学的にも容易に想像がつきます。
体内時計は、様々な環境因子によって調整を受けます。
最も影響を与えるのは、光刺激です。
夜遅くまで、電気を煌煌とつけていると、体内時計が狂い始めます。
つまり、ご自身の体は、夜だということを認識できません。

光刺激は、、網膜を通して、神経線維を伝わり視床下部の視交差上核に伝わります。
このとき重要な役割を担う物質として、サイクリックGMPが挙げられます。
このサイクリックGMPはPDEによって分解されます。
PDEには、数種のアイソザイムの存在が知られています。
バイアグラ(シルデナフィル)は、PDE5の阻害剤です。
バイアグラを服用する事により、このサイクリックGMPの分解が抑制され、 その結果、細胞内のサイクリックGMP濃度が上昇し、そして、体内時計の針を進めます。
このバイアグラの作用は、光刺激があって初めて発揮されるとのことです。
作用を発揮する光刺激には閾値があります。
閾値以上の光でなくては、この体内時計に作用する効果は認められません。

また、バイアグラ(シルデナフィル)は、体温の日内変動を正常化させる働きもあるそうです。
この体温調整作用は、睡眠と密接にかかわっております。
体温調整が、体内時計を正常化するのを促進している可能性もありますが、 いずれにせよ、バイアグラ(シルデナフィル)には、体内時計を正常化する働きがありそうです。

この効果は、バイアグラ(シルデナフィル)に限ったことなのでしょうか?
実際には、レビトラバルデナフィル)、 シアリスタダラフィル)にも同様の効果が見られたそうです。。

異常は、マウスでの実験結果ですが、御自身でも簡単に試せそうですね。
さて効果のほどはいかがでしょう。


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