『日本人は世界で最もセックスをしない?日本人に性交の頻度が少ない理由3つを日本性機能学会専門医が解説』

日本人は世界で最もセックスをしない
  • 日本人は世界で最もセックスをしないと言われています。
  • 日本人に性交頻度が少ない事に関して、推察される理由は主に3つ有ります
  • 一つは 『住宅が狭小である事』 、
  • 二つ目は 『男性の労働時間が長い事』 、
  • 三つ目は 『教育システム』 になります。

日本人は世界で最もセックスをしない人々と言われています。


日本人の性交の頻度の少なさに関しては、2005年に発表された 『Global Sex Survey Results』 という、 各国のセックスに関する大きな統計調査上で報告されております。 この報告で我々日本人は一年間のセックス回数の平均値がたった45回で、 なんと性交回数の世界最下位を記録してしまいました。


日本人に遺伝的に近似しているはずの東アジアの人々、韓国の方や中国の方よりも、飛びぬけて我々日本人の性交頻度が少なかったのには、 我々、日本人をとりまく環境やシステムに、その理由があると推察されます。


こちらのページでは、 日本人が世界で最もセックスをしない事に対して推察される、主な3つの理由に関して、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が解説をさせて頂いております。
宜しければご一読下さいませ。


<当ページのもくじ>

  1. 【住宅が狭小である事】
  2. 【男性の労働時間が長い事】
  3. 【教育システム】

1.【住宅が狭小である事】

日本人の住宅は狭小である

日本人が世界で最もセックスをしない事、日本人に性交の頻度が少ない事に関して、推察されるその理由。 最初にご紹介させて頂きますのは、日本人の 『住宅が狭小である事』 に関してです。


日本人の住宅、特に借家に関しては、実は国際的な調査においても、他国に比較してかなり狭く、そして小さいと報告されています。 住宅が狭小である事が、日本人の性交の頻度を少なくさせる理由になり得るのは、 狭小な住宅では、同居している家族、あるいはお隣の居住者に、セックスをしているのが容易に伝わってしまうからだと思われます。


性交は非常にプライベートな行為なので、家族や近隣の住民にその内容が筒抜けになるのは、 ほとんどの人にとって嫌なものでしょう。特に日々の生活を共にする家族の場合は尚更かも知れません。


他の家族がいないタイミングや、世間が寝静まったタイミングを待って、性交を試みる場合も有るかとは思われますが、 日々の仕事をしながら、あるいは家事をこなしながら、こうしたタイミングを見つけるのは実際の所、中々大変な事だと思われます。


そうした意味合いでは 『日本人は世界で最もセックスをしない』 というより 『したくてもできない』 というのが実情に近いのかも知れません。


このように、我々日本人の 『住宅が狭小である事』 は、日本人が世界で最もセックスをしない、 日本人に性交の頻度が少ない、その理由の一つになっていると推察されます。


2.【男性の労働時間が長い事】

日本人男性の労働時間が長い

日本人が世界で最もセックスをしない事、日本人に性交の頻度が少ない事に対して、推察されるその理由。 続いて、ご紹介させて頂きますのは、日本人の 『男性の労働時間が長い事』 についてです。


日本人の男性単体での平均労働時間数は、2014年の国際調査上では、なんと世界第1位です。


こうした、男性の労働時間がとても長い事が、日本人の性交の頻度を少なくさせている理由になる得るのは、 日々の労働時間が長く、かつ休みも少ない事によって、 セックスをする時間的ゆとりが労働に奪われてしまうからだと思われます。


長時間の勤務をこなし、くたくたに疲れて帰って来て、家族が寝静まるのを待ってから性交をする。 前提として、こんな無理はしょっちゅうできるものでは有りません。 これも上記の 『住宅が狭小である事』 と同様に 『日本人は世界で最もセックスをしない』 というより 『したくてもできない』 という実状の一つなのだと思われます。


このように、我々日本人において 『男性の労働時間が長い事』 は、 日本人が世界で最もセックスをしない、日本人に性交の頻度が少ない、その理由の一つになっているかと推察されます。


3.【教育システム】

日本人の性教育のシステム

日本人が世界で最もセックスをしない事、日本人に性交の頻度が少ない事に関して、推察されるその理由。 最後に、ご紹介させて頂きますのは、日本人の性交に対する 『教育システム』 についてです。


日本人のセックスに関しての未成年に対する教育システムは、 以前より北欧を始め諸外国に比べると、具体性に欠け、前近代的であると言われておりました。 確かに、自分の経験を顧みても、学生の頃に保険体育の授業は受けましたが、 長じてからの、実際のセックスに関するアプローチは、最初はまさに全くの手探りで、 そして今もって自分のセックスの有り様が本当に正しいものなのかどうかは、確信を持ち得無い状態で有り、 学生の頃の保険体育の授業は全く役に立っていないと言えます。


こうした日本人のセックスに対する 『教育システム』 が具体性を欠くという事実は、 一面未成年者による性犯罪の予防に一役買っているような気もしますが、 その一方で個人個人の探求に具体性のほとんどを依存してしまっている現在の状況は、 日本人の性交の頻度が少ない理由の一つになっているかとも、思われます。


また男女の教育機会が成立したタイミングにおける歴史上の時期的ギャップから、 日本の学校、特に高等学校は男女別学が多い傾向があり、 性的発育の盛りに男女を分けて生活させるのは、 結果的に恋愛に不器用な男女を生産してしまっているとも思われ、 これも 『教育システム』 が 『日本人が世界で最もセックスをしない』 という状況を作り出した理由の一つになっているのではないかと思われます。


このように、我々日本人において、現在の 『教育システム』 の有り様は、 日本人が世界で最もセックスをしない事、日本人に性交の頻度が少ない事に関する、一つの理由になり得るかと推察いたします。



以上、日本人が世界で最もセックスをしない、日本人に性交の頻度が少ない事について、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が、その推測される主な理由 3つに関して解説をさせて頂きました。


日本では高レベルな少子高齢化社会による労働資源の低下がすでに顕在化してきており、 日本の国力は、経済的な失速と合わせて、どんどん低下して来ています。


国民のセックス、そして労働や生活、これらをどのように両立させていくかは、 少子高齢化の改善を考えた場合、非常に大切な国家的課題なのかも知れません。

(記載:新宿ライフクリニック-日本性機能学会専門医:須田隆興、最終確認日:2022-06-21)

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