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『にんにく注射が効きにくい2タイプの人を新宿ライフクリニックの総合内科専門医が解説』

にんにく注射が効きにくい2タイプの人
  
  • にんにく注射には、効きにくい人が代表的に2タイプいます。
  • それは 『毎日バランス良く栄養とれている人』 そして 『肉体疲労でなく精神疲労が主体の人』 です
  • こちらのページでは新宿ライフクリニックの総合内科専門医がこれらを解説させて頂いております

にんにく注射には効きにくい人が代表的に2タイプいる事を、 新宿ライフクリニックの総合内科専門医が解説させて頂いております。


にんにく注射は滋養強壮を主目的にした栄養注射になりますが、 誰にでも効果が表れる訳では無く、 中には打っても効果があまり表れない方もおります。


同じように酔い止めの薬を飲んでいるのに、車酔いを起こさない方とやはり起こしてしまう方がいるように、 基本的に薬品は全ての人間に同様な効き目を示すものでは前提として有りません。 それは、にんにく注射も同様で、疲れを感じて、にんにく注射を打ったとしても、 結果としては効果を感じられない方も中にはいらっしゃいます。


こちらのページでは、そうしたにんにく注射が効きにくいタイプの人を2タイプに分類し、 新宿ライフクリニックの総合内科専門医がこれらについてそれぞれ解説をさせて頂いております。
宜しければご一読下さいませ。


<当ページのもくじ>

  1. 【毎日バランス良く栄養がとれている人】
  2. 【肉体の疲労でなく精神の疲労が主体の人】

1.【毎日バランス良く栄養がとれている人】

毎日バランス良く栄養がとれている人

にんにく注射が効きにくい2タイプの人、 最初のご紹介は 『毎日バランス良く栄養がとれている人』 に関して、 新宿ライフクリニックの総合内科専門医が解説をさせて頂きます。


にんにく注射とは、どういったものかと言うと、 人間が体内で合成が出来ない、かつ活動を通じて消費される事で体内貯蔵量が減少し、 その減少が一定の閾値を超えると倦怠感や疲れを感じるようになる物質、いわゆる 『ビタミンB1』 を代表とする 『必須栄養素』 などを注射で補うのが、その本態と言えます。


日常生活の中で、医学的に正しいバランス・量でこうした必須栄養素を摂取できている方は、 本質的に多数派では無いのかも知れません。 ほとんどの方は、栄養に気をつけているとは言っても 「少し野菜が足りないかも・・・」 と言った、 曖昧なニュアンスでこれをフォローされている人の方が、多い様に思われます。


なかなか忙しい日常の中で、栄養学的な完璧さを求めていくのは、 プロスポーツ選手のように専属の栄養士と調理師がいない限りは難しいものかも知れません。


しかし、毎日、バランス良く、栄養学的に完璧、あるいはそれに近い状態で食事をとれている方は、 本質的に栄養補給によって自覚的な倦怠感や疲れを改善する 『にんにく注射』 は必要が無い可能性の方が高いです。


それでも、摂取量に対して活動量の方が勝るような、それこそハードなプロスポーツの選手などについては、 にんにく注射が奏功する可能性も有りますが、きちんと栄養管理されているほとんどの方については、 これは必要ないものと思われます。


このようにプロスポーツ選手のように 『毎日バランス良く栄養がとれている人』 は にんにく注射が効きにくい2タイプの人に内包されると、新宿ライフクリニックの総合内科専門医として思われる所です。


2.【肉体の疲労でなく精神の疲労が主体の人】

精神の疲労が主体の人

にんにく注射が効きにくい2タイプの人、 続いてのご紹介は 『肉体の疲労でなく精神の疲労が主体の人』 について、 新宿ライフクリニックの総合内科専門医から解説をさせて頂きます。


自覚されている疲労感が肉体から来ているものなのか、 あるいは蓄積したストレスなどによる精神から来ているものなのか? この正確な判別はなかなか難しいものかも知れません。


しかし肉体を酷使するタイプの労働は、 体内に貯蔵された必須栄養素のビタミンB1などを減少させてしまう事で、 筋肉や結合組織つまりフレームの疲れ以外に、 栄養素欠乏による疲労感や倦怠感をご本人にもたらします。


一方で人間関係やプレッシャーなどの精神的ストレスにさらされたとしても、 肉体の活動が大きくない状態、つまり精神は疲弊すれども、 体自体は元気な状態は、大きく必須栄養素が体内で低下する事は無いので、 こうした精神の疲れメインな状態は、 あまりにんにく注射を打っても効果を示さない事が多いようにも思われます。


こうした精神的な疲労に対しては、にんにく注射よりも、 ストレス自体に対するマネジメントや転地による気持ちの切り替えなどの方が、 それに対する改善が図られやすいです。


このように 『肉体の疲労でなく精神の疲労が主体の人』 もまた、 にんにく注射が効きにくい2タイプの人に分類されると、 新宿ライフクリニックの総合内科専門医として思われます。



以上、にんにく注射が効きにくい2タイプの人に関して、 それぞれ新宿ライフクリニックの総合内科専門医から解説をさせて頂きました。


ただ、肉体の疲労が激しい時は、 精神が摩耗するような事象もそれに応じて多くなってくる事がほとんどなので、 肉体の疲労に精神の疲労は合わさる事が多く、 どっちかだけという事の方が少ないものなのかも知れません。 疲労感が精神・肉体どっちから来ているかわからないな?という方の場合はトライアルとして、 にんにく注射を下の段階からお試しになって見てもよろしいかと思われます。

(記載:新宿ライフクリニック-日本性機能学会専門医:須田隆興、最終確認日:2025-02-03)

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