A.プロペシア服用のタイミングによる効果の差は、指摘されていません。 ご都合の良い時間帯に服用してください。24時間おきの定期服用を心がけてください。 お薬の体内での濃度が安定し、効果が出やすいと考えられます。
A.プロペシアは、食事による体内への吸収の影響は指摘されていません。食前食後どちらでも服用可能です。
A.性欲減退がおよそ1%です。
プロペシアの服薬を中断しなければならないほどの、
強い性欲減退は認められていません。
嘔気、食欲不振などの消化器症状も数%認められます。
服用開始時に多く、服用を続けると、改善され場合がほとんどです。
例外的な副作用として、肝機能障害が、数万人に1人程度いらっしゃいます。
その他、アレルギーを生じる場合がございます。
プロペシアは、非常に安全な薬剤といえます。
A.必ず伝えてください。 プロペシアは、前立腺ガンの腫瘍マーカーであるPSA値を、およそ半減させます。 つまり、プロペシアを服用している方は、PSA値を倍にして考える必要があります。 前立腺がんを見落とす危険性がありますので、必ず担当の先生に、プロペシアを服用している旨、お伝え下さい。
A.プロペシアの服用中の方は、献血できません。 輸血を通して、妊娠中の女性の体内へプロペシアが入った場合、胎児へ影響がでる可能性があります。 よって、献血はできません。 もし、どうしても献血したい場合は、プロペシアの服用を1ヶ月中断していただく必要がございます。
A.2009年4月より、ドーピング検査の対象から外れます。プロペシアの服用を継続していても、特に問題ございません。 プロペシアは、ドーピング薬の隠蔽効果がありました。以前までは、ドーピング検査対象でした。
A.併用可能です。現在のところ、併用してはならない薬剤は指摘されていません(併用禁忌薬)。 プロペシアは、海外では、前立腺肥大の薬として、約20年の使用実績のある薬です。 お薬併用に関するデータは豊富です(そのため、このようなお答えができます)。
A.胎児への影響は、考慮しなくて良いです。 プロペシアに限らず、男性側の服用薬の胎児への影響は、考慮しなくて良いことがほとんどです。