家族に内緒で

どのようにバイアグラを運用するか



バイアグラの運用

家族に内緒で使用するには。


<当ページの項目リスト>

  1. 【家族に内緒でバイアグラ】
  2. 【どのような状況で】
  3. 【内緒で運用するには】
  4. 【バイアグラ以外の運用はどうでしょうか?】
  5. 【新宿ライフクリニックは個人情報を保守いたします】

家族に内緒でバイアグラ

家族に内緒でバイアグラを運用するには


1.【家族に内緒でバイアグラ】

【要約】 「家族に内緒でバイアグラを使いたいんですが…」
家族に内緒でバイアグラを運用したいというご相談を頂く事が有ります。
主な状況としては、 家族(奥さん)との性行為の際にバイアグラ使用しているのを家族(奥さん)に内緒にしたい。 もしくは家族以外に対して使用しているのを家族に内緒にしたいというケースです。
家族に対してバイアグラを使用している事を家族に内緒にする場合は、 食事や服薬などのタイミングをいかに調整するかが肝心で、 家族以外に対して使用している事を家族に内緒にする場合は、 どこにバイアグラを保存しておくかが肝心です。 バイアグラ以外ではシアリスが比較的に内緒で使用しやすい製剤です。 新宿ライフクリニックは個人情報を保守に様々な工夫を加えています。



バイアグラを使用している事を内緒にしたい方は多いです。 ED/勃起不全は男性6000万人強の内、1100万人ほどが罹患している疾患、 つまり非常にメジャーな疾患ですが、 そのプライバシー性は他の疾患に比較すると高い傾向にあり、 前提として「おれはバイアグラを使用しているよ」と声高に話す方は少ないものでしょう。 このバイアグラの使用を家族に内緒にしていたい、 なんとか方法は無いだろうか? こうしたご相談を新宿ライフクリニックの外来で頂く事は実は少なくありません。


元々、なんらかの医療を受けている、薬剤が投与されているという状況は、 全くの個人情報であり、家族であってもそうした情報を取得する際には、 医療を受けている、もしくは薬剤を投与されている本人からの承諾が必要なものです。 例えば癌の治療を受けているという事実を本人が家族に伏せて欲しいと望まれる際には、 たとえ正式な奥さんであったとしても、そのインフォメーションは病院から出すわけには行きません。 つまり医療的な個人情報の保護は、家族であっても適応されるのです。


特にバイアグラなどのED治療は、癌などの疾患とはまた別な意味で内緒にしたいケースが有ります。 例えばバイアグラを家族(奥さん)との性行為に使用している事実に、 奥さんが傷つくのではないかという配慮から、これを内緒にしたい方もいます。 しかし一緒に暮らしていない他人ならいざ知らず、 一緒に暮らしている家族にバイアグラを運用している事を内緒にする場合には、 様々な配慮が必要です。


本稿では、このよく頂く相談内容に対応する為に 個人情報保護の観点から
「バイアグラを家族に内緒で運用する」というテーマを主軸に記載させて頂いております。
ご参考にされて下さい。


2.【どのような状況で】

「バイアグラを家族に内緒で運用する」 これは今回のメインテーマですが、 どのような状況で、バイアグラを家族に内緒で運用したいという動機が生まれるのか、 その状況に関して、ここでは記載します。


バイアグラを家族に内緒で運用したいという状況は2大別されます。 それはバイアグラを

  1. 家族(奥さん)に対して内緒で使用したい
  2. 家族以外に対して内緒で使用したい

といったケースです。


1.家族(奥さん)に対して内緒で使用したい:
こうしたケースの場合、多いのはご主人が奥さんに対して、 バイアグラを使用する事が奥さんを傷つけるのではないか? という配慮からです。
女性側の心理を慮ると、バイアグラを使用して性行為に臨む家族(ご主人)は、 自分にもう魅力を感じていないのではないか? こうした不安や心配を惹起させるものかも知れません。
実はこうした危惧をされる方は多く、 その場合、家族(奥さん)に対して、 バイアグラを使用して性行為に臨んでいる事を伏せていたいという気持ちが生まれるようです。


2.家族以外に対して内緒で使用したい:
夫婦の関係性は非常に多様です。 あるいは人によっては結婚していながらも、 他の女性にバイアグラを運用しているケースもある事と存じます。 その場合、家族にバイアグラの運用している事実が発覚したら、 それは婚外性行をしているという事実を発見されたに等しい状態とも言えます。 例えば、協議離婚を進めている最中に、 他の女性と婚外性行をしている可能性を察知されてしまった場合、 これを原因として協議離婚の内容は大きく変わってしまう可能性もあります。


新宿ライフクリニックは婚外性行を推奨する事は決して有りませんが、 夫婦の関係性に広範な多様性が有るという前提においては、 バイアグラを処方している患者さんから医療情報の秘匿に関してアドバイスを求められた場合、 それには個人情報保護の観点から提言をさせて頂いております。


3.【内緒で運用するには】

さて、上記にバイアグラを家族に内緒で運用したいという代表的なケースに関して記載いたしましたが、 実際に内緒でバイアグラを運用する為には、これもケースごとに対応策が変わってくるので、 ここでも家族以外へバイアグラを運用する場合と家族へバイアグラを運用する場合とに分けて解説します。


1.家族以外に対してバイアグラを内緒で運用する場合:
このケースの場合、バイアグラを何処に保存しておくかが非常に大切です。 思春期の子供ならいざ知らず、お父さんのプライバシーは一般的な家庭ではさほど尊重されないものかと存じます。 思いのほか、家庭内において家族が触れない場所というのは少ないものと思われますが、 その一方で職場内の個人ロッカーなどは基本的にプライバシーが保護された環境と思われます。

そこで新宿ライフクリニックでは家庭内にバイアグラをストックするのは止めて、 職場の個人ロッカーなどにバイアグラを収容する事をお勧めしております。 割と誤解があるのですが、バイアグラは実は冷所などに保存する必要はありませんので、 特に冷蔵庫などにしまう必要はありません。 ただバイアグラを保護するPTP包装シート (半球状の透明な素材で製剤を保護している、錠剤の標準的なパッケージ) からは製剤を出さないで保存した方が望ましいです。 このシートは空気による製剤の酸化等、様々な薬剤の変容から製剤を守るものです。 シートから出してピルケースなどに移してしまうと、 バイアグラの消費期限が短縮してしまう恐れがあるので要注意です。

また失念しがちなのは、バイアグラ処方の領収書、バイアグラ処方のカード明細、 またEDクリニックの診察券などへの対処です。 バイアグラを家族に内緒で運用したいのであれば、これらをどうストックするかも検討すべきです。 これらはバイアグラと一緒に職場のロッカーにまとめて保存しておくか、 保存の必要が無いようなら、すぐに破棄されるのが望ましいでしょう。 当新宿ライフクリニックの場合は、 診察券が無くとも診察券番号自体の提示と口頭による本人確認で再診は可能なので、 診察券番号さえ控えて頂ければ、診察券自体はシュレッダーにかけられても問題はありません。 ただし、診察券番号を間違えて記録されないようご注意ください。


2.家族に対してバイアグラを内緒で運用する場合:
このケースの場合、バイアグラを保存する場所、 ならびにバイアグラの領収書・カード明細・診察券の扱いなどは、 上記1.「家族以外に対してバイアグラを内緒で運用する場合」と同様でよろしいかと思われますが、 問題はバイアグラを服薬するタイミングでしょう。

バイアグラは服薬条件が比較的絞られてしまう薬剤です。 それは具体的には、服用時に空腹である事、飲酒をされていない事、 また服薬から1時間以降5時間以内に性交に入る事等が挙げられます。
家族に内緒で家族(奥さん)にバイアグラを運用する場合には、 帰宅直前で空腹の状態、また飲酒されていない状態での内服がお勧めです。 事前に家族に「夕食は外で食べたので食事の用意は要らない」事を連絡しておきましょう。 その上で帰宅直前に内服を済ませ、 外で内服した時間から1時間以降、5時間以内に性行為に入られて下さい。 入浴などの整容、また明日の準備など含めてもこの時間の尺に収まると思われます。 もっとも、いざ準備してもお子さんが中々自室での睡眠に入ってくれなかったり、 奥さんがその気になってくれなかったりと、 家族側の意外な行動という変数がありますので、これも要注意です。


4.【バイアグラ以外の運用はどうでしょうか?】

上記にバイアグラを家族に内緒で運用する実際面での方法を解説をさせて頂きました。 ただ実はバイアグラはバイアグラ・レビトラ・シアリス、この3種の先発勃起改善薬の中では、 最も内緒での運用が難しい薬剤とも言えます。


シルデナフィルはバイアグラの正規国産ジェネリックの事なので、バイアグラと諸条件は全く変わりませんが、 一方のレビトラ・シアリスに関しては服用条件がバイアグラほどタイトではないので、 家族に内緒で運用しやすい傾向が有ります。

特に米国イーライリリー開発、日本新薬販売のシアリスシリーズは、 唯一、高脂肪食摂食下での運用が問題ないと公表されており、 食事の前後などに服薬タイミングを縛られずに使用する事が出来ますし、 特にシアリス20mgは薬効の持続が最大36時間と長大なので、 性行為のタイミングがズレてもリカバリー可能という、 家族に内緒で運用する上でもとても有用です。 ただシアリスであってもお酒の影響は受けてしまう恐れがある事、 またシアリスは薬効が軌道に乗るのに最大2時間ほどかかるケースが有る事、 これらはシアリスを内緒で運用する上で重要な認識と言えます。


5.【新宿ライフクリニックは個人情報を保守いたします】

以上、「バイアグラを家族に内緒で運用する」というテーマを主軸に記載させて頂きました。


冒頭でも述べましたがED/勃起不全はプライバシー性の高い疾患であり、 通常の疾患以上にその受診やバイアグラ等の服薬を家族に内緒にされたい方は多いです。 こうしたED/勃起不全を専門にしている当新宿ライフクリニックは、 EDの専門家たる日本性機能学会専門医が主宰するED専門治療施設です。 当院はEDを中心に診療しているクリニックである関係上、 特に個人情報や患者さんのプライバシー保護に力を注いでいます。 コチラではその一端を皆様にご紹介いたします。


  1. 診察券:
    当院の診察券にはED、勃起不全などの記載は一切有りません。
  2. 看板:
    新宿ライフクリニックの看板にはEDの方が入りやすいように、 むしろED、勃起不全などの文言を一切書いて有りません。
  3. ダイレクトメール:
    当院では家族に内緒でバイアグラ等勃起改善薬を運用されている方に配慮し、 ダイレクトメールなど当院から患者さんへの情報発信は電子メールも含めて一切致しません。
  4. 所在地:
    新宿ライフクリニックはEDの方がご来院されやすいように、1フロアー・1テナントのビルを敢えて選んでおります。 同じフロアーに他の業種テナントは一切有りません。
  5. 院内処方:
    当院はEDの方が女性職員の多い院外薬局に行かなくても済むように、 院内処方を採用しており、受診・会計・薬剤の受け取り、この全てを院内で完結できます。
  6. 電子カルテ:
    新宿ライフクリニックは電子カルテを採用しており、 紙媒体のカルテよりも情報のセキュリティレベルが上がっております。 またデータ流出を完全に防ぐため、これを完全オフラインのPCで運用しております。
  7. 職員:
    当院は医師・受付・患者さん、全てが男性のクリニックで、女性は設定上居りません。
  8. 問合せ:
    本人の家族とおっしゃる方の電話等でのお問い合わせが有る場合、 本人の間違いない承諾が存在しない限り、 当院ではたとえ本当のご家族であっても、 ご本人の受診やバイアグラ処方などの医療プライバシー情報を提供する事は有りません。

以上、新宿ライフクリニックのプライバシー保護の工夫の一端をご紹介いたしました。 当院ではED患者さんの様々な御質問をいつでもお待ちしております。 「家族に内緒でバイアグラを運用したい」等の患者さんの希望に対する具体的なアドバイスも可能です。 東京は新宿駅前、新宿ライフクリニックへどうぞご来院くださいませ。
(記載:日本性機能学会専門医-須田隆興)