ED治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスのいずれも、血圧が上昇する事はござません。
血圧への影響は問題にならないほど軽微なことが殆どですが、血管拡張作用を有すため、
若干、血圧は低下する事がござます。
また、性行為に伴った興奮状態は、血圧を上昇させる事がございますので、もし、
性行為中の脳卒中を来たす可能性を考えるのであれば、ED治療薬の問題というよりも、
平常時の血圧と性行為自体の問題を疑います。
過激な性行為やいつもと異なった環境やパートナーとの性行為は、興奮を増し、
血圧を上昇させます。
ED治療薬自体による脳卒中の誘発は、因果関係ござません。
残念ですが、ED治療薬は、脳出血を発症してから、6カ月は、ED治療薬を服用出来ない事になっております。 6カ月間、安定した状態であれば、その後、バイアグラ、レビトラ、 シアリスは服用可能となります。
服用可能です。
半年経過していれば、ED治療薬の服用は可能です。
服用可能です。
特に問題ありません。
一般的には、抜糸等が済み、安静が解除されているのであれば、
ED治療薬の服用及び性行為は可能となります。
主治医に相談ください。
安静が解除されていれば、ED薬の服薬は可能と考えます。
併用は可能です。
アスピリンとの併用で、出血の自覚症状および出血時間等の検査パラメーターのいずれも変化無かったとした報告がございます。
安全に、バイアグラを服用でます。
バイアグラ以外にも、レビトラ、シアリスも同様と考えます。
また、バイアスピリン以外にも、抗血小板薬である、プラビックスやプレタールお服薬中の方もいると思います。
プラビックスもプレタールも、ED治療薬と併用は可能です。
受けられます。
ED治療薬の併用によって、ワーファリンの作用が減弱したり増強したりすることは、ございません。
臨床試験からも実証されており、ED治療薬の服薬は、安全であると言えます。
最近、ワーファリンに代わる新規抗凝固薬が次々と利用可能になっています。
これら新規抗凝固薬と、ED治療薬との併用は、現在のところ、問題は指摘されておりません。
新薬ですので、慎重に判断すべきですが、本邦及び世界カ国から、現時点では、副作用が増加するとの報告はございません。
まとめますと、脳出血、脳梗塞など、いわゆる脳卒中を罹患された方は、発症後6カ月安定して経過していれば、
その後、ED治療を受ける事が可能です。
また、くも膜下出血も、同様と考えください。
一過性脳虚血発作の場合は、主治医より運動制限の指示が有った場合は、それが解除されるまで、
様子を見てください。
運動制限の必要が無い場合は、特に問題ないと考えます。
慢性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫に関しては、きちんと治療を行っていれば、経過観察期間を設けないで良いと考えます。