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『バイアグラの副作用が高齢者で増える3つの理由を新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が解説』

バイアグラの副作用が高齢者で増える3つの理由  
  • バイアグラの副作用は高齢者で増える傾向が有り、そこには代表的に3つの理由が有ります
  • 一つ目は 『肝臓・腎臓などの薬物代謝臓器の機能低下』 、二つ目は 『ポリファーマシー』
  •  三つ目は 『運用の間違い』 になります。
  • 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医がそれぞれについて解説をさせて頂いております

  

新宿ライフクリニックでは、ばいあぐらなどED薬の副作用は高齢者で増えてしまう傾向は否めないと説明させて頂いております。 そこには代表的に3つの理由があり、 こちらのページではそれらの理由を当院の日本性機能学会専門医から詳細に解説をさせて頂いております。


日本では2022年9月の統計調査にて、65歳以上の高齢人口は3627万人と総人口の約3割にのぼると報告されております。 つまりほぼ3人に1人は高齢者という我が国においては、もはや高齢者は多数派人口層の一つと言っても過言ではありません。


そうした高齢人口層における生活上の一つの問題として加齢性の 『ED/勃起不全』 があり、 バイアグラを始めとするED薬がそうした問題に対応すべく、 当新宿ライフクリニックのようなED専門クリニックにてご高齢の方々に日々処方されております。


基本的にこれらバイアグラなどのED薬は、局所性の高い血管拡張薬にすぎず、 これは、さほど全身に影響を与えるようなダイナミズムがある主成分の薬では有りませんが、 頻度は少ないながらも、動悸感・火照り感・軽い頭痛のような副作用が出現する事がまま有ります。


これらの副作用は大規模な介入調査自体はされてはいないものの、 高齢者では増える傾向があると、日本性機能学会専門医としては、客観的に思われる所です。


こちらのページでは高齢者の皆様に安全にバイアグラなどED薬を運用してもらうために、 バイアグラの副作用が高齢者で増える傾向にある、その理由を3つに分類し、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医から皆様に、そのそれぞれを解説させて頂いております。
宜しければご一読くださいませ。


<当ページのもくじ>

  1. 【肝臓・腎臓などの薬物代謝臓器の機能低下】
  2. 【ポリファーマシー】
  3. 【効果の高いED薬だと副作用が大きく増えてしまうという誤解】

1.【肝臓・腎臓などの薬物代謝臓器の機能低下】

薬物代謝臓器の機能低下

バイアグラなどED薬の副作用は高齢者で増加する傾向にあるという、その3つの理由の内、 最初に、こちらでは 『肝臓・腎臓など薬物代謝臓器の加齢に伴う機能低下』 に関して、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医から解説をさせて頂いております。


基本的にバイアグラなどの薬剤は服薬された後、その成分は体内で段々と代謝され、無くなっていきます。 こうした薬物の代謝を体内で主に行っている臓器が 『腎臓』 そして 『肝臓』 になります。


これら腎臓や肝臓は、老化によって手足の筋肉の機能が衰えていくように、 これら臓器の機能もまた経年的に低下して行く傾向にあり、 そうした機能低下が進むにつれ、若い時分は問題の無かった薬物の代謝でも、 その代謝は段々と滞るようになってきてしまいます。


代謝の過程で発生する無害な中間代謝物のようなものであれば、 具体的な影響は少ないかと存じますが、 バイアグラなどの機能性のある主成分自体の代謝が遅れ、 これが体内に残留する時間が遷延してしまうと、 通常想定されているよりも、これらの血中濃度が上昇しすぎてしまう危険性があり、 その結果、通常より副作用などが増加してしまう事が危惧されます。


ご高齢の方で、健診や医療施設にて、肝臓や腎臓の加齢性の機能低下をご指摘されている方は、 バイアグラなどED薬処方の際には、それらの検査資料と共に、 必ず用法・用量に関して日本性機能学会専門医にきちんとお伺い頂きますよう、 当新宿ライフクリニックではお願いをしております。


このように肝臓・腎臓などの薬物代謝臓器の経年的な機能低下は、 バイアグラの副作用が高齢者で増えるという3つの理由の内の一つに内包されます。


2.【ポリファーマシー】

ポリファーマシー

バイアグラなどED薬の副作用が高齢者で増えるという3つの理由の内、 こちらでは 『ポリファーマシー』 に関して、 新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医から解説をさせて頂いております。


『ポリファーマシー』 とは、高齢者において、加齢的影響の下に多種の慢性疾患を併発するようになる事で、 服薬の種類・量が増加してしまう事を示した言葉であり、 このポリファーマシーよって。二次的な実害の発生が危惧されています。


年齢を重ねて行くと、高血圧など内科領域の生活習慣病に対する処方だけでなく、 関節の障害に関連した整形外科領域の処方や、 男性であれば前立腺肥大症に対する泌尿器科領域の処方など、 複数科にまたがる処方が累積していき、結果としてポリファーマシー化する事が多く、 こうした状況は、長寿化が進んでいる現在の日本においては、特に珍しい事でも有りません。


しかし複数領域・複数種におよぶ薬剤との飲み合わせを完全に把握した上で、 製薬会社が薬物を開発していく事は、現在の処方箋医薬品の天文学的な多さからすると、難しい事とも思われ、 バイアグラであれば、ニトロ系薬剤(硝酸剤)など、とびきり危険な飲み合わせに関しては、 販売前から把握され管理されているものではありますが、 連鎖的に影響しあう、複数領域・複数種の薬剤の全ての問題に関して、 それを販売前に完全に把握する事は、およそ現実的とも思われません。


ゆえにバイアグラなどED薬の処方を受けられるご高齢の方は、 ポリファーマシーに伴う予想外の事態に備えるためにも、 複数領域・複数種の薬剤を使用している旨を、 その詳細な薬剤名を添えて、必ず、ED薬を処方する日本性機能学会専門医に伝えておきましょう。


高齢者の方で複数領域・複数種の処方を受けているにも関わらず新宿ライフクリニックにご受診の際に、 お薬手帳など、服薬内容を把握するための資料を全く持参せず、かつ、ご自身で服薬内容の説明が出来ない方が時折ご来院される事が有ります。
くれぐれもバイアグラなどED薬の処方の際には、 服薬されている内容に関していずれか資料をお持ち頂きますようお願い申し上げます。


このように 『ポリファーマシー』 は、予想外の事態を招いてしまう 『リスク』 が危惧されており、 これに対する啓蒙上の理由もあって、バイアグラの副作用が高齢者で増える3つの理由の中にこの 『ポリファーマシー』 も内包させて頂きました。


3.【運用の間違い】

運用の間違い

バイアグラなどのED薬の副作用が高齢者で増えるという3つの理由の内、 最後にこちらでは 『運用の間違い』 に関して新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医から解説をさせて頂いております。


安全な薬剤の運用は、正しい用量・正しい用法があってこそですが、 院外において、個人個人に委託されるこうした薬物の運用は、 ご高齢の方においては時に危険な状況を生み出してしまう事も有ります。


たとえば降圧薬など生活習慣病の薬剤であれば、高齢者本人の管理が心許ない場合、周囲の家人にその運用を委託する事も可能ではありますが、 バイアグラなどプライバシー性の高い薬品の運用においては、なかなか家人にその運用を託しにくい心情が存在する事は否めない事実です。 そうした状況においてご高齢の方が、指導を逸脱した用量や頻度でバイアグラなどのED薬を誤用してしまい、 その結果、副作用が強く発生してしまうような事態は想定されるリスクの一つとも言えます。


新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医によるED初診外来でも、 ご高齢の方に今までのED薬の運用方法について聞き取りをしていると、 時にびっくりするような高用量でED薬をご利用になられていた事をお伺いする事があり、 今日までその患者さんが無事に過ごす事ができた事にほっと胸をなで下ろす事も有ります。


ご高齢の方におかれましては、バイアグラなどED薬の運用において、もし家人の方などに、その運用を委託しにくい心情があるようであれば、 自己運用の間違いが発生しないように、日本性機能学会専門医に正しい用量・正しい用法に関して、何度もしっかりと聞いて、 必要なものはしっかりとメモなどしてご対応頂きますようくれぐれもお願い申し上げます。 把握が曖昧であったり、うろ覚えであったりするのが一番危険と思われます。


このように運用の間違いは、 薬剤による事故の発生などが危惧されますので、これも啓蒙上の必要があり、 バイアグラの副作用が高齢者で増える3つの理由の内の一つに内包をさせて頂きました。



以上、新宿ライフクリニックの日本性機能学会専門医が、 バイアグラの副作用が高齢者で増えるという3つの理由に関して、そのぞれぞれについて解説をさせて頂きました。


いろいろと申し上げましたが、自分の状態をしっかりと日本性機能学会専門医に伝える事が、 まず何よりも大切なのだと思われます。臆せずなんでも専門医にご相談されますよう何卒よろしくお願い申し上げます。




(記載:新宿ライフクリニック-日本性機能学会専門医:須田隆興、最終確認日:2025-08-19)

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