効果はございます。
バイアグラ、レビトラ、シアリス
を使用した場合、勃起力が得られるだけでなく、射精遅延効果も期待できます。
もし、射精しそうになった場合は、上手くこらえて下さい。
ED治療薬を服用していない場合は、射精を堪えると、勃起が萎えてしまう事が良く有りますが、
ED治療薬を服用している場合は、勃起を維持できます。
仮に射精してしまった場合は、若干の不応期と呼ばれる勃起しにくい時間帯を過ぎれば、
再度、勃起が出現し、セックスする事も可能です。
早漏に対してED治療薬は、マイナスに作用する事は無いため、早漏で悩みの方も、考慮下さい。
レビトラが最も射精遅延効果が有るとされます。
早漏傾向の方には、レビトラをお勧めいたします。
選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRIと呼ばれる抗うつ剤が、
早漏に対し有効である場合が有ります。
本邦ではパキシルが早漏治療に用いられる事がございます。
選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRIの代表的な副作用に、性欲がございます。
これを逆に利用した物です。
性欲が低下する事で、ペニスの興奮を抑制し、早漏が改善します。
この事からわかるように、ED傾向のある方が選択的セロトニン再吸収阻害剤を服用すると、
よりEDの傾向が強まります。
つまりは、EDの方には適しておりません。
可能です。
しかし、ED治療薬は勃起を促進させる薬で有り、SSRIは性欲減退により勃起が抑制される薬剤でもあります。
つまり、作用が相反しています。
このため、併用が有効な事もございますが、基本的には併用はお勧めしておりません。
パキシルなどの選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRIと呼ばれる抗うつ剤は、
うつ病に対して有効な薬剤である半面、
情動の変化、自殺企図、攻撃性の増加など、副作用も多く報告されている薬剤でもあります。
その為、しばしば安全性が議論されています。
例を挙げると、選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRIの代表であるパキシルの添付文書上でも、
自殺企図への注意喚起がございます。
様々な事件との関与も指摘されている薬剤で、
1999年7月の全日空機ハイジャック事件では、裁判によって、パキシルと事件の因果関係が認定されています。
海外でしばしば起きる銃乱射事件などとの関与も指摘されています。
この様なリスクを伴った薬剤であるため、安易な服用は避けて下さい。
早漏症の効能が認められ、専用に使用できる薬剤はござません。
しかし、早漏症に有効と考えられ、使用される薬剤はございます。
例を挙げると、前立腺肥大症の治療で使用されるシロドシン(ユリーフ®)、各種癌による疼痛に使用されるトラマドール(トラマール)、
ヨヒンビン等、局所麻酔薬であるキシロカインゼリー等が挙げられます。
スタート・ストップ・テクニックや
スクイージング・テクニック、
ケーゲル・エクササイズ
などが挙げられます。
詳しくは、『早漏症』をご参考下さい。