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【スクイーズテクニックと早漏治療】
スクイーズテクニックとは、カップルで自宅にて実践できる男性の
早漏治療訓練の一つです。
スクイーズテクニックとは、女性が男性の射精感を技巧的に中断する事で、
男性に射精の我慢を訓練させ、最終的に早漏治療に至る事を目的としてます。
スクイーズテクニックは、マスターズ・ジョンソンの感覚焦点法という、
性行為をリラックスして楽しむ事を一つの目標とした、早漏症の大きな治療ストラテジーに属しています。
マスターズ・ジョンソンの感覚焦点法は、性器、性行為の知識教育から始まり、
非性的接触感覚から男女の触れ合いをトレーニングし、段々に性的接触感覚に移行します。
この性的接触感覚の最終階梯である性器に関しての訓練課程がいわばスクイーズテクニックです。
【スクイーズテクニックの施行方法】
こちらでは、実際の早漏治療の為のスクイーズテクニックの訓練方法を詳述します。
スクイーズテクニックの訓練課程は4つに大きく分かれます。
第一段階では、パートナーの手で自慰行為のようにペニスをしごいてもらい訓練します。
第二段階では、実際に女性上位にて挿入下に訓練をします。
第三段階では、第二の内容に加えて性交運動を入れて訓練します。
第四段階は最終段階になりますが、第三の内容を女性上位では無く、女性上側臥位にて実行します。
第一段階では、男性はリラックスした姿勢で、パートナー女性に手でペニスを刺激してもらいます。
興奮が高まり射精しそうになったら、刺激を中断し、10秒から20秒程度、女性にペニスを絞るように握っていただきます。
握り方にコツがございます。
親指を亀頭下面(尿道側の包皮小帯)にあて、人差し指は亀頭上面、中指は亀頭の稜線の下の陰茎体部にあてます。
言葉では表現が難しいのですが、男性と女性が正対し、真上に勃起したペニスを、
親指を立てて握るとイメージしてください。
若干、不快かもしれませんが、通常、痛みは伴いません。
十分な圧迫は射精感を低下させる事が可能です。
何もせず30秒程度経過したのち、興奮が収まったら、再度ペニスの刺激を開始してもらいます。
そして射精感が出てきたら、再度上述のように圧迫してもらいます。
これを繰り返してトレーニングする事によって、
射精に至るまでの時間を15分くらいを目標にコントロールして行きます。
ご自身でマスターベーションをされている等、パートナーがいない場合は、ご自身の手で行うことになります。
この場合は、握り方が逆になります。ポイントは、尿道を中心に圧迫を加えることです。
第二段階では、まず第一のトレーニングを3回ほど実行し、射精をコントロールする感覚を復習します。
その後、女性の準備を進め、大丈夫なようなら、女性上位にて女性が45度前屈状態でペニスを挿入してもらいます。
腰を振るなどの性交運動は、第二段階では男女ともに禁止です。
興奮が高まり、射精しそうになったら、その旨をパートナー女性に伝え、ペニスを膣から抜き、
第一段階同様のペニスの圧迫を実行してもらいます。
興奮が収まったら、再度膣へペニスを挿入し、繰り返します。
第一同様に射精が出現するまでの時間を15分位にコントロールして行きます。
第三段階では、上記の第二の内容に加えて、
まず、女性は動かず、男性のみ腰を動かすなどの性交運動を入れて訓練を進めます。
男性のみ性交運動を入れた状態で訓練が十分に進んだら、今後は女性の性交運動も導入して行きます。
第一、第二段階同様に、射精までの時間を15分を目標にコントロールします。
第四段階目では、第三段階の内容を、女性上位ではなく、女性上側臥位にて訓練を進めます。
上述の訓練同様に、これも射精に到達するまでの時間を15分程度を目標に調整して行きます。
スクイーズテクニックの目標は、男性が射精のコントロールを身につけることによって、
早漏治療に至る事です。
スクイーズテクニックの訓練は、
原法であるマスターズ・ジョンソンの感覚焦点法では、毎日面接を要すとしています。
面接を毎日しないにしても、その進度の確認や施行方法の適正化をする為にも、
比較的詳細な記録をつける事が重要となります。
【スクイーズテクニックの長所・短所】
スクイーズテクニックの長所は、薬剤を介在させない治療方法なので、
薬物副作用を気にしなくて済む点、また臓器の状態などの薬物の適応を検討しなくて済む点です。
また、薬物療法の早漏改善効果は一過性のものになりがちですが、
スクイーズテクニックの場合は、習熟に至れば、恒久的な効果が期待できる所も大きな長所です。
短所は、効果発現に時間を要す事です。
薬物使用の場合は逆に効果は一過性なれど、効果発現までの時間は短くなります。
また、パートナーの女性の負担が大きい事も短所となります。
これに対して、男性側はパートナーの性的フラストレーションが溜まらないように、
訓練後に十分なサービスに勤める必要性が高いです。
最後にスクイーズテクニックの最大の短所ですが、
方法が非常に技巧的な事が挙げられます。
習熟者による実地トレーニングなどが出来ない為、
女性パートナーへの指導が重要となりますが、実際には、難しい側面もござます。
【スクイーズテクニックで早漏治療が難しい場合】
スクイーズテクニックでの早漏治療が難しい場合には、幾つかのケースが想定されます。
まず、漏治療に理解のあるパートナーがいなければ出来ない訓練です。
パートナーの理解と協力が得られない場合は、適応となりません。
方法論としての向き不向きから、残念ながら効果が出ない方もいます。
本法は技巧的な訓練方法だけに、習熟しきれずに訓練が中断される場合も勿論有ります。
スクイーズテクニックの技巧性がネックになっている場合には、
射精の手技的な中断が介在しない、非薬物的早漏治療方法であるセマンズ法があります。
セマンズ法に関しては別項にて詳述していますので、是非ご参照ください。
(詳しくはコチラ→セマンズ法と早漏の治療)
スクイーズテクニックがパートナーがいないので実践できない、
もしくは、スクイーズテクニックを施行するも、十分な効果が上がらないケースに対しては、
薬物療法による早漏治療なども検討されます。
ED治療薬であるレビトラにも射精遅延効果が指摘されており、これを使用するケースもございます。
他にも、SSRI:セロトニン再取り込み阻害薬などの抗精神病薬や、
最近では前立腺肥大用の薬剤:ユリーフが改善効果を示すとも報告されています。
これに関しては別項にて詳述しております。
⇒シロドシンによる早漏/PEの薬物治療
written by 新宿の正しいレビトラを新宿ライフクリニックで.