レビトラの上手な服用法と注意事項



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飲み方

レビトラの使用法

レビトラは、服用後30分程度で効果が発現します。 レビトラの速効性には個人差がありますが、セックスの1時間前に服用して頂ければ万全です。 効果発現時間はレビトラ10mg錠で約5時間、レビトラ20mg錠で約8時間程度持続します。 効果発現時間内であれば、使用者の性欲の高まりに応じて、勃起効果が出現します。 性欲を感じられない時には勃起作用は出現致しません。

1. レビトラは空腹時の服用が効果的です。

レビトラは、先行するED薬に比較すると、食事による薬効の低下が若干改善されていますが、 それでも、食事による体内への吸収の阻害は否めません。特に油分が多い食事によって、 レビトラの体内への吸収は悪化しやすい傾向があります。ご注意ください。

  • 《レビトラを食後に使用する場合》 油分の少ない軽食であれば食後3時間程度あけてレビトラをご使用下さい。
    一方、油分の多い食事の場合は、食後5時間程度あけてレビトラをご使用下さい。
  • 《レビトラを食前・空腹時に服用する場合》 食前30分前までの服用がお勧めです。
    レビトラは服薬後30分程度で、大部分が体内へ吸収されます。

*バイエル社のインフォメーション上、脂質が30%を超える食事の場合、
食事内容によりレビトラの体内への吸収が阻害され、その効果が低減する、との記載されています。
*使用に当たってはレビトラの有効時間内で、タイミングを調整して頂く必要があります。
レビトラの効果的な使用方法に関してはライフクリニックの外来もしくは電話でもご相談可能です。 当院はお薬代以外の初診料・再診料・相談料は無料になります。

2. アルコールの併用はお控え下さい。

飲酒量が過ぎると勃起障害は悪化致します。 また、過剰な飲酒後はレビトラの効果が現れない場合もあります。 レビトラ使用時における飲酒の影響は大きく個人差があります。 ご自身にとってのレビトラ使用時の適正な飲酒量を確認されて下さい。
注2:飲酒により、立ちくらみ等の副作用が増加する場合が有りますので、 飲酒時のレビトラの使用にはご注意されて下さい。



禁忌 : 以下に該当される方は、レビトラ錠の服用はできません。
  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビド,ニコランジル等)を投与中の患者
  3. 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
  4. 先天性のQT延長患者(QT延長症候群),クラスIA(キニジン,プロカインアミド等) 又はクラスIII(アミオダロン,ソタロール等)の抗不整脈薬を投与中の患者
  5. 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
  6. 重度の肝障害のある患者
  7. 血液透析が必要な腎障害,低血圧(安静時収縮期血圧<90mmHg)又は 治療による管理がなされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧> 100mmHg),不安定狭心症のある患者
  8. 抗HIV薬(リトナビル,インジナビル,アタザナビル,サキナビル,サキナビルメシル酸塩, ホスアンプレナビル,ロピナビル・リトナビル,ダルナビル,テラプレビル,コビシスタット)を投与中の患者
  9. ケトコナゾール,イトラコナゾールを投与中の患者
  10. リオシグアトを投与中の患者
  11. 網膜色素変性症患者[網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる.]