薬剤性EDが増加中です。



薬剤性EDの分類と発生機序

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【薬剤性EDとは】
薬剤性ED:Drug induced erectile dysfunctionとは、 薬によるED/勃起不全の発症を示す疾患名になります。 原因になると報告されている薬は数多くあり、その内訳は生理学的根拠のあるものと、 根拠は不明もしくは見出されて無いが、 症例報告によって因果関係の可能性が報告されているものとが混在している状況になります。 前者のものは揺るがず、今後もこうした状態の原因になりうる薬として認知され続ける可能性がありますが、 後者のものはこうした状態の原因としてのポジションはある程度流動的である可能性が高いと思われます。


【薬剤性EDの分類】
こうした状態を引き起こす可能性のあるものは大きく8種ほどに分類されます。
具体的には
①精神神経用剤:抗うつ剤、抗精神病剤、催眠鎮静剤など
②ホルモン剤:エストロゲン製剤、抗アンドロゲン製剤など
③降圧剤:ベータ遮断薬、カルシウム拮抗薬など
④呼吸器用剤:テオフィリン、ベータ刺激薬など
⑤脂質異常症治療薬:スタチン系、フィブラート系など
⑥抗潰瘍薬:スルピリド、メトクロプラミドなど
⑦アレルギー用剤:抗ヒスタミンなど
⑧消炎鎮痛剤:非ステロイド系抗炎症剤など
これらは勃起不全を引き起こす可能性が指摘されていて、 実際にこれらの添付文書上の副作用にも記載されています。 またエイズのコントロールを目的とした抗HIV薬の中にも副作用としてED/勃起不全を示すものが有ります。 (詳しくはコチラ→エイズとED/勃起不全について) ちなみに慢性重症疾患がベースにあり、 上記薬剤を慢性的に使用して発症するEDは薬剤性EDと言うより体質性勃起不全に分類される場合が有ります。 (詳しくはコチラ→体質性勃起不全
ちなみに、アモキサピン/アモキサンは上記①に該当する薬剤でも有りますが、 最近では膣内射精障害や逆行性射精など性機能障害の治療効果の可能性が検討されています。 (詳しくはコチラ→アモキサピン/アモキサンによる膣内射精障害・逆行性射精などの治療) また、①に該当する抗不安薬の中には心因性EDの加療上有益な薬剤も有ります。 (詳しくはコチラ→抗不安薬によるED/勃起不全治療


【薬剤性EDの発生頻度】
上記のものを使用したからといって、必ず勃起不全になるわけでは無く、 むしろその可能性は薬剤によってはかなり低頻度です。 また、勃起不全の発症時に上記のものを使用していたとしても、 他の原因による発症かどうかの検討は必要になります。 薬剤性EDの原因薬剤間の発症率には大きな頻度の差が想定され、 該当薬による勃起不全が発症する生理学的な根拠があるものと、 明確にはないものとの間では、さらにその傾向は顕著になると思われます。


【薬剤性EDの原因:降圧剤】
上記、原因になると思われる薬剤の中で生理学的根拠が強いものとしては降圧剤、 並びにホルモン剤などが代表的と思われます。
降圧剤が勃起不全を発症するロジックとしては、 高血圧により発生した動脈硬化によって陰茎の血行が元々悪い状況に、 さらに降圧薬による血圧の低下が重なり、陰茎の血行がより悪くなってこうした症状が顕在化する、 というようなシステムが考えられています。 しかし、実際には各種降圧剤間での勃起不全の発症率には明確なギャップが存在しており、 上記のロジックは降圧剤によって発症する勃起不全において普遍的な理論でない可能性があります。 とくに自律神経機能に影響を与える可能性のある降圧剤は血行障害面からではなく、 神経機能の障害から勃起不全を引き起こす可能性もあります。


【薬剤性EDの治療】
新規発症の勃起不全患者の25%が薬剤性EDと報告している研究もあり、 本疾患は勃起不全発症原因の大きなウェイトを占めている可能性があります。 しかし、上記の薬剤性EDの可能性があると指摘されている薬剤の中には、 生命や生活の維持上、不可欠かつ性的問題に優先すべき薬が多数内包されています。 それ故、本疾患の治療に当っては、 可能であれば原因と思われる薬の他剤へのコンバートや減量・中止の検討を実施し、 それが生命や生活の維持上、不可能であるならば、勃起不全治療薬の併用を検討する事が肝要と思われます。 ただ、上記にも記載した通り、確実に薬剤性EDであるという根拠は無い状況の方が多いので、 減量や禁煙など勃起不全の改善のためにできる事は他にもたくさんあると考えられます。 


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