塩の取り過ぎは勃起不全の発症要因となる可能性があります。



塩分の取り過ぎとEDの発症の関係

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【塩分の取り過ぎとED】
塩分の取り過ぎとEDの発症が示唆されてます。 マウスに高濃度の塩分食を摂取させた所、 血圧の有意な上昇に伴う陰茎海綿体内圧の有意な低下、つまりEDの発症が確認されました。
日本人は国際的にも塩分の取り過ぎが指摘されている傾向があり、 その影響もあって日本人における高血圧患者の総数は4000万人以上とも言われています。 日本人の人口が1億2000万強なので、おおよそ全国民の1/3は高血圧という計算になります。
日本人の塩分の取り過ぎは、その独自の食文化に根差したものであり、 お漬物、塩じゃけ、味噌など主に保存食の製法上、 高濃度の塩分を必要とするものが多い事がこうした状況に影響を与えています。
これは飢饉とは無縁でいられなかった我が国の風土において、 我々の先祖が生きる為の工夫を重ねた結果、 保存食文化が隆盛して行き、それが近代になって食料供給が安定化するにしたがって、 今度はそれが生活習慣病の原因因子として影響するにいたったと言う事です。
日本食は脂質含有量が少なく、全世界で認知されつつある素晴らしい食文化と言えますが、 その数少ない欠点として食塩摂取量が高い事が指摘されます。
食塩の過剰摂取は高血圧の原因になり、 また高血圧は血管内皮機能障害や動脈硬化を引き起こし、 そこから様々な合併症を発症させます。
そこには脳梗塞や心筋梗塞などの致死性のある大疾患の他、 EDなどの非致死性の機能性疾患も内包され、 さまざまな弊害を高血圧患者にもたらします。
とくに塩分の取り過ぎは、短期間で陰茎海綿体内圧を低下させて、 近視的なEDの発症原因として影響する事が動物実験にて示されました。
本項ではこの発表と、塩分のとり過ぎがEDを発症させるロジック、 また塩分の取り過ぎの具体的な予防法に関して記載させて頂いております。 どうぞ、ご参照くださいませ。


【塩分の取り過ぎと勃起機能低下に関する報告】
この報告はマウスを使用した動物実験で、 6%の高食塩食と0.3%の低食塩食を10週間摂取させた二つの群の間で、 ‌陰茎海綿体内圧を平均動脈圧で補正した値に有意な差があるか、 つまりEDの発症に食事の塩分濃度の差がどのように影響するかを統計学的に観察したものです。
この結果たった10週間の塩分の取り過ぎで、 明かな勃起機能の低下が高食塩食群で確認され、 食塩の負荷が近視的なED発症の原因になりうる事が示唆されました。


【塩分摂取によるED発症のロジック】
この塩分の取り過ぎによるED発症のロジックに関しては、 やはり高食塩食群においては、直裁に収縮期血圧が上昇する傾向がみられ、 低食塩食群に比較してその差は明かな有意差を伴うものでした。
つまり短期間の塩分の取り過ぎが血圧を直裁に上昇させて、 その結果として血管内皮機能障害からEDを発症させた可能性が示唆されます。
血圧の上昇は勃起の成立に非常に重要な血管内皮機能を直接的に阻害すると報告されており、 これが塩分の取り過ぎからEDの発症に至るロジックと推察されます。
なぜに塩分の取り過ぎは血圧を上昇させるのでしょうか? これには遺伝的な個体差も存在しますが、 食塩感受性の固体においては塩分の取りすぎは結果として、 ナトリウムという電解質の体内への貯留を促します。 ナトリウムは血液の主要な溶質になるので、 そのボリュームの増加は浸透圧の維持の上では液体量の増加となって影響し、 その結果、一定容積の血管内により大きなボリュームの液体が存在する事になり、 液体による圧力つまり血圧が高まります。


【塩分の取り過ぎを避けるために】
よく高血圧外来でも「塩をあまり取らないようにしてくださいね~。」 というフレーズは非常に多様されておりますが、 食物の全てに食塩量が表記されているわけではないので、 意外に塩分の取りすぎを改善させるのはやって見るととても難しい、 と患者さんから訴えられる事があります。 そこで本項ではEDを予防する意味合いにおいて塩分の取り過ぎを避けるためのコツを解説させて頂きます。
1.前提でしょっぱい食事を避ける
:これは当たり前のように聞こえますが、実は非常に効率的な方法です。 大切なのは保存食を避けるという事です。 漬物、干物、塩じゃけ、サラミ、生ハムなどが代表的です。 これらはいずれもびっくりするぐらいの量の食塩が使用されています。 魚を食べる時はなるべく生魚を調理する方向で行きましょう。 しょうゆ・味噌などの調味料は減塩のものが発売されていますので、 段々に減塩のものにシフトしていきましょう。 減塩で非常に大切な要素は「慣れ」です。 最初は薄味の食事がキツイと思われるかもしれませんが、 頑張って継続すると、意外にも早々となれている自分に気が付くはずです。
2.家族全員が薄味に慣れる。
:結局のところ、家庭の調理担当者にとって一人分だけ減塩食を作る事は難しく、 家族の食事を均質的に作る事によって、 なし崩しに対象者の塩分の取り過ぎが是正されない事が多くみられます。
しかし、日本人は老いも若きも、前提として食塩を過剰にとっている状況なので、 特に高血圧でない子供達にとっても、 またパートナーにとっても減塩食は望ましいものと言えます。 こうした契機に家族みんなで減塩にアプローチする事は、 家族の将来の生活習慣病予防にとっても有意義です。 特に昨今は生活習慣病の若い内からの発症が問題になっておりますので、 若い内から減塩になれさせてあげる事は親から子へのギフトとなり得るでしょう。
3.塩分の取り過ぎ予防とは少しずれますが、 カルシウムをきちんと摂取する事は血圧と逆相関があると報告されています。
ゆえに牛乳をよく飲む事はとても大切です。 しかしチーズなど牛乳から加工した食品はカルシウム含有量も多いのですが、 前提としてこれも保存食にて食塩が過剰なケースが多いので要注意です。 また果物に多く含まれるカリウムはナトリウムの排泄を促進する効果がありますので、 果実の積極的摂取は塩分の取り過ぎによる高血圧の対策には合理的と言えます。
ほかにもいろんなコツがありますが、 残念ながら、本項では書ききれないようです。 こうした生活習慣指導をご希望される方には、 当新宿ライフクリニック外来にて、 専門医が無料にてご指導させて頂きますので、 ご気軽にご相談くださいませ。
(記載:日本性機能学会専門医-須田隆興)


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