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【バイアグラ、レビトラ、シアリスによるほてり感】
バイアグラ、レビトラ、シアリスによってほてり感・顔面潮紅が副作用として一時的に出現する事が有ります。
こうしたほてり感や顔面潮紅は基本的にはバイアグラ、レビトラ、シアリスの薬効時間のみ継続する無害かつ一過性の症状になります。
これらの薬剤によって引き起こされやすい鼻閉に関しては別項にて詳述しております。
詳しくはコチラ→鼻づまりとバイアグラ・レビトラ・シアリス
【バイアグラ、シアリス、レビトラによるほてり感の機序①】
バイアグラ、レビトラ、シアリスによって発生するほてり感や顔面潮紅は、
顔面皮膚の真皮に置ける血管拡張と充血による症状になります。
一般的にこうしたほてり感や顔面潮紅はバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬の他に、
ヒスタミンなどの薬剤によってもほてり感・顔面潮紅が発生する事が有ります。
また女性の更年期障害における血管運動神経症状や、
飲酒時、精神的緊張時などにもほてり・顔面潮紅が出現します。
こうしたバイアグラ、レビトラ、シアリスなどによるほてり感や顔面潮紅は自覚症状と見た目の問題のみで、
これが後遺障害やより大きい疾患につながる事は非常に稀です。
特にバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬によって生じた場合は、
薬効の持続時間の間だけ自覚される症状に過ぎません。
【バイアグラ、レビトラ、シアリスによるほてり感の機序②】
バイアグラ、シアリス、レビトラなどのED:勃起不全治療薬はPDE5という酵素を阻害する事によって勃起作用を推進する薬剤です。
勃起作用の中心器官である陰茎の海綿体にはPDE5と言う酵素が多く、
このPDE5は血管拡張作用の主物質である一酸化窒素:NOの活動に欠かせないサイクリックGMPを分解してしまいます。
そこでバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬は、
PDE5の機能を阻害する事によってNOの作用を活性化させて陰茎に血管拡張をもたらし、
陰茎の勃起現象を推進します。
すなわちバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬は血管拡張薬であり、
こうした機序がほてり感や顔面潮紅にかかわります。
【バイアグラ、レビトラ、シアリスによるほてり感の機序③】
それでは何故、
陰茎の血管拡張薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬がほてり感・顔面潮紅の発生に関連するのでしょうか?
それはバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬の血管拡張効果が陰茎にとどまらず、
身体の他の部位にも血管拡張効果を示してしまう事が影響しています。
つまりこの血管拡張効果が頬の真皮の毛細血管に作用した場合は、
ほてり感や顔面潮紅などの自覚症状が出現致します。
また、時にこの血管拡張作用は目の表面の毛細血管にも作用する事があり、
その場合は目の充血症状として自覚されます。
【バイアグラ、レビトラ、シアリスによるほてり感は安全です】
こうしたバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED/勃起不全治療薬の血管拡張作用は、
薬剤の持続時間だけ継続する作用であり、
薬剤の作用が消失するとともにほてり感や顔面潮紅は消失して行き、
基本的に後遺症などを残す事などはありません。
しかし、薬剤の持続時間が経過してもほてり感や顔面潮紅が継続している場合は、
バイアグラ、レビトラ、シアリス以外の因子が検討されるので、皮膚科などへの相談が必要になります。
【バイアグラ、レビトラ、シアリスによるほてり感発生の比較検討】
ED/勃起不全治療薬のバイアグラ、レビトラ、シアリス使用時のほてり感や顔面潮紅の発生頻度をそれぞれ比較してみました。
バイアグラ(シルデナフィル)では1%以上、シアリス(タダラフィル)では0.2~1%未満、
レビトラ(バルデナフィル)が10%以上、
とほてり感・顔面潮紅の出現頻度に関しては、圧倒的にレビトラが多く、
これらほてり感や顔面潮紅は基本的には無害な症状ですが、
症状として煩わしく思われる場合はレビトラは避けて頂き、
シアリスなどにコンバートを検討して頂いた方が望ましいと思われます。
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