陰核形成術は男性化した肥大化クリトリスに施術します

陰核形成術の目的は肥大化したクリトリスの縮小

陰核形成術clitoriplastyとは、男性化して肥大した 陰核 に対し、女性形質になるべく施行される形成手術です。
女性として生まれても、成長過程で性分化障害が発生し、陰核が男性形質、 すなわち男性の陰茎のように大きくなってしまう事がございます。
対象者が女性の染色体型である46xxを示し、卵管や子宮、 卵巣などの女性臓器を備えており、、肥大化し陰茎化する陰核を有している場合、 陰核を縮小させる事を目的とし、陰核形成術が施行されます。

出生まもなくから、陰核の陰茎化（男性形質化）がある場合は、 成長段階における友人等の周囲との比較が、本人の感情を深く傷つける場合もあるため、 これを配慮し、就学前や思春期前の早期に、陰核形成術の施行が行われることもございます。

陰核の陰茎化（男性形質化）を生じている場合は、 膣やその他の女性臓器関連器官にも、形態学的な異常を伴っている事がございます。
術前に、合併した形態異常の有無を、入念に検査する事が必要です。

ちなみに女性の陰核に対してバイアグラ、 シアリス、レビトラは適応が無いばかりか、 特に明確な効果もないとされています。
逆に副作用面のみがみられるケースもありますので、 パートナー女性には服薬させないで下さい。

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