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【立ちくらみ/起立性低血圧とED】
”立ちくらみ”は、医学的には起立性低血圧と表現されます。
起立に伴う収縮期血圧の下降が30mmHg以上、
あるいは、拡張期血圧の下降が15mmHg以上と定義されています。
一般に、”立ちくらみ”は”貧血”と表現されますが、貧血とは異なった病態であり、あまり関係はございません。
立ちくらみ、すなわち起立性低血圧orthostatic hypotensionとEDは、 共通の障害が発症に関与している事があり、 しばしば、立ちくらみとEDは、自律神経障害という共通の原因から、密接な関係を持ちます。
【立ちくらみ/起立性低血圧の原因】
起立による身体の位置エネルギーの上昇から、心臓への静脈還流が減少することから心拍出量も減少し、
血圧が一時的に低下した状態です。
本来、起立時には、自律神経による圧受容体反射が作動し、
末梢血管抵抗の増大と心拍出量の増大を引き起こし、血圧を維持されます。
自律神経障害が障害されていると、立ちくらみ/起立性低血圧が発生し易くなります、
立ちくらみ/起立性低血圧は、こうした機序の他、 心疾患により心拍出量の増大が出来ない場合や、 血管障害があり末梢血管抵抗が増大できない場合等でも発症いたします。
出血や脱水などに伴う循環血液量の低下によっても、同様に起立性低血圧が発症します。
循環血液量の低下や心疾患の存在もまた、ED/勃起不全の原因になり得ます。
【自律神経と症状、障害原因】
自律神経は、人間の生体機能を自律的にコントロールする神経であり、
我々が随意的にコントロールができる体性神経系とは違い、
我々の意識的随意的なコントロールを受けない神経です。
自律神経障害の症状は、EDや起立性低血圧の他にも、 食後性低血圧や固定性心拍、無汗症、排尿障害、排便障害など様々です。
自律神経障害は、数多の原因で発症し得ます。
最近では、糖尿病患者の増加から、その合併症である糖尿病性神経障害によって発生する事が多いとされています。
その他には、降圧薬のα遮断薬による薬剤性の発症や、多系統萎縮症などの変性疾患等による発症が有ります。
【検査】
検査方法として、ヘッドアップティルトの施行、
長時間心電図による心拍の呼吸性変動(CVR-R)の減少などが挙げられます。
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