セックスレスの原因は?対策は?



セックスレスとED

ばいあぐらは新宿ライフクリニック。


【セックスレスとED】
日本は、セックスレス大国であり、 このセックスレスの発生原因に、EDが大きな因子として内在しています。
生活習慣病の蔓延によって、これを原因として発生するEDは、今後、 増加傾向にあると言われていますので、 EDを原因としたセックスレスは、今以上に増加する事が予測されます。
少子高齢化にあえぐ我が国にとっては、 セックスレスは、こうした状況を加速させるため、いずれより大きな社会問題になる事が想定されます。
予防的な医療の介入と社会的啓蒙が期待されています。
本項ではこうしたセックスレスの現状とEDの関連、そして具体的対策などに関して詳述しております。


【セックスレスとは】
セックスレスは、 「結婚相手もしくはレギュラーなパートナーがおり、 性交の機会があるにも関わらず、性交が完遂されない状況が、1カ月以上継続した状態」 と、定義されています。
セックスレスを規定する期間に関しては、 様々な異論があると思われますが、現状では、1カ月が定義上採用されております。

日本人は、国際的にも性交の頻度が少ない民族です。
上記のセックスレス定義に合致する日本人カップルは、60%に及ぶとも報告されています。
南米などの性交頻度を考えると、比較にならないくらいの低頻度と言われております。
さらに、問題はそれだけに留まらず、離婚率の上昇や少子高齢化の促進など、 実際的な社会問題に繋がる側面が大いにあり、 具体的対策が求められている状況です。


【原因】
上述してあるように、EDはセックスレスの大きな原因です。
セックスレスは、主に男性が主体となって受診した場合と 女性が主体となって受診した場合と、報告が大きく分かれます。
イニシアティブに関わらず、どちらもカップルで相談に来る状況が含まれますが、 カップルでの相談は、女性が主体となって受診モチベーションが形成されている傾向があるとされています。

男性が主体となってセックスレスの受診に及んだ場合の資料によると、 おおよそ70%は、EDが原因であったとしております。
残りの原因を、射精障害、性欲障害、女性の性交拒否などが分け合っています。
一方、女性が主体となってセックスレスの相談に及んだ場合の資料によると、 その原因のほとんどが「カップル間の性欲の不一致」です。

男性のEDを、女性が主体となって相談に行くシチュエーションは少ないため、 男性側の問題を除いた残った問題が、女性の受診理由である「カップル間の性欲の不一致」なのかもしれません。
また、男性の受診理由における「女性の性交拒否」は、カップル間の性欲の不一致とも言える要素ですが、 これを主訴に女性が受診することも、少ないと考えられます。
このように、お互いの立場によって、受診理由が異なります。

セックスレス発生のきっかけに関しては、 外科疾患ですと直腸癌が頻度として多く、これはストーマパウチなどの関連もあると思われます。
また、内科疾患では心疾患が頻度として多く、虚血性心疾患後の運動制限などの関連も有ると思われます。
社会・心理的原因として、妊娠・出産を契機としてセックスレスが発生する事も多くあり、 特に都市居住者の場合は、生活空間が手狭なのため、 幼小児にわからないように性交に及ぶのが難しい事も関連していると思われます。


【セックスレスの改善】
漫然とした対策では無く、基本的には原因に対して指向性がある対策をいたします。
まず、EDが原因で有れば、服薬に際しての禁忌事項に該当しない限りは、 バイアグラなどのPDE5阻害薬による治療介入が効果的です。
男性主体の射精障害や性欲障害に関しては、その状況に応じた、 ホルモン補充療法や行動療法などが選択されます。

男女間の性欲の不一致が原因で有れば、感覚集中訓練などの臨床指導や、 カウンセリングなどによって改善を図ります。
男女間の性欲の不一致の解決には、男性のみ、女性のみの受診では無く、 カップルでの受診の方が、対策が奏功し易く、臨床現場としても、カップルでの受診が求められます。


【セックスレスの主因:ED/勃起不全】
EDは、明確なセックスレスの主原因であるにも関わらず、ED治療を行っていない方が、 圧倒的に多いと言われています。
これは、ED治療薬である、バイアグラ・レビトラシアリス についての社会的啓蒙が、圧倒的に不足している事が原因の一つとして考えられます。
インターネット等による間違った情報の氾濫や、偽造ED治療薬による薬害の発生など、 マイナスのイメージが払拭できません。
ED治療薬は、厚生労働省によって認可されており、 適応さえ間違わなければ、安全に使用できる薬剤です。
正規のEDクリニックを受診し、正規のED治療薬の処方を受けてください。

セックスレスという社会問題を考察すると、 進行して行く少子高齢化を阻む為にも、セックスレスによる夫婦のすれ違いを防ぐためにも、 社会全体でED治療について啓蒙し、 偽造品製造販売などの違法行為を、追放する必要性が実感されます。


written by れびとら処方なら新宿ライフクリニック.

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