精管結石の解説



精管結石による影響

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【精管結石とは】
精管結石spermolithとは精子の通路である精路の一部である 精管に結石が出来る疾患になります。
精管結石がある事によって、精液に肉眼的な血液の混入が見られる場合があり、 これを血精液症と申しますが、悪性腫瘍などをご心配されたり、受精能力を心配されたりして、 泌尿器科に受診するケースが多いようです。
精液に血液が混入するというインパクトが心配な気持ちを増幅させる事が多い疾患でもあります。
つまり、精管結石の問題は、精管結石自体によるものより、血精液症の鑑別診断が必要である事に集約されます。
(詳しくは別項、『血精液症』を参照ください。


【精管結石の結石とは何か】
精管結石の結石とは、 一般には「石」と呼ばれる硬度の高い固形物になりますが、その組成は道に転がっている石とは、 本質的に成分が違ってきます。
基本的に結石とは、腸管や精管、また胆管・胆嚢などの中腔臓器の内腔や外分泌臓器の排泄管に出来る、 分泌物や排泄物の無機物・有機物が析出した固形物になります。
結石は、単一の成分の結晶と複数の成分により形成されるものとが有ります。
精管結石もまたこうした結石の一つであり、 精管結石は、リン酸カルシウムと蛋白様物質で構成される結石になります。


【精管結石による具体的弊害】
精管結石は大きい物になると、まれに精管閉塞症の原因になる事もあり、精子の通過障害を引き起こして 乏精子症から男性不妊症を引き起こす可能性もごく低頻度ながら有ります。 乏精子症とは精液検査上で鏡検上、精子が規定の数以下である場合を言います。 精管は片側が閉塞しても、もう片側の精管が開通している事が多いので、 閉塞性無精子症まで進展する事は非常にまれと言えます。 つまり、精管結石は、精路の通過障害を来たしうる疾患ではありますが、男性不妊の原因とはなりにくい疾患とされております。


【精管結石のサイズによる影響】
大きい精管結石に関しては乏精子症の原因となる可能性も少ないながら有りますが、 基本的に小さい精管結石などで引き起こされる血精液症等は妊孕性や胎児に対する影響は希薄とされています。 但し何らかの炎症が原因の血精液症の場合は妊孕性に影響を与える場合がありますので、 妊孕性を類推する意味合いでも血精液症の原因精査は大事なものになって参ります。


ED治療薬の使用による発症はございません。
また、一般的には、ED治療薬の疾患に対する影響は指摘されていません。


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