レビトラと薬物耐性に関して



バルデナフィルの薬理作用耐性について

【レビトラと薬物耐性】

レビトラ薬物耐性、 がつきやすいという誤解が多いです。 薬物耐性とは端的にはその薬剤の反復使用で薬理効果が減弱するという事です。 薬物耐性はつきやすい薬剤とつきにくい薬剤がありますが、 一般にレビトラなどのPDE5阻害薬は薬物耐性がつきやすいとは認識されていません。


我々、新宿ライフクリニックは新宿駅の西口側に開業しているED専門の保健所認可医療施設です。 毎日70~100名のED患者さんをフォローしており、 レビトラの処方量に関しては全国でもトップクラスです。 こうした環境から、当院にはレビトラに関して、 開発・製造元であるバイエル薬品株式会社や正規薬剤卸から またレビトラを処方させて頂いているED患者さんから様々な方向から情報が集まり、 患者様とメーカー・正規薬剤卸との情報の交差点となっています。
こうした中でレビトラを使用しているED患者さんからのご相談として 「レビトラが段々効きにくくなってきているような気がするんだけど、薬物耐性かなあ?」 といった内容の質問を受ける事があります。
薬物耐性とは詳しくは後述しますが、端的に解説すると 「同じ薬を繰り返し高頻度で使用する事によって、その薬の効果がだんだんと減弱すること」 と言った状況を示します。


レビトラは非常に優れた薬剤ですが、その効果をキチンと発現させるためにはいくつかの条件があります。 これは大別すると服薬の条件、また肉体の条件と大きく二つにその条件を分ける事ができ、 まず服薬の条件とは主にレビトラの運用方法に付随したもので、 例えばレビトラはアルコールや食事の影響 でその薬理効果を減弱させてしまう事がありますので、 レビトラの使用時は基本的には素面かつ空腹であった方がその効果は発揮されやすいです。 しかしレビトラを食後に使用したり、空腹時に使用したりと服薬条件が安定しない形で使用されている方は、 レビトラの勃起改善効果自体を不安定に感じるかも知れません。
また肉体の条件ですが勃起はあくまでも生理現象ですので、 体調によって良いとき・悪いときという人間が生体が故の不安定感は必ず有ります。 そこには機械のように、「このプログラムを組んだからこういう動きをする」 という絶対的な関係性はなく、むしろ生理現象にはある程度の揺らぎがある方が自然です。
またレビトラは機能性薬剤にて、機械的に「飲めば必ず効く」という誤解を受けがちでは有りますが、 実際の所は睡眠時間が非常に少ない状況であったり、 EDの増悪に影響を与える糖尿病のコントロールが良くなかったりと、 肉体の諸条件の変化に応じてその効果が変動する所は否めません。


このようにレビトラが効果を示すに当たって、それを変動させてしまう要因はたくさんあり、 レビトラの効果があまり発揮されないタイミングにおいては「レビトラの薬物耐性かなあ?」 と考えてしまう事があると思われますが、 結論から言うとレビトラなどPDE5阻害薬は薬物耐性を引き起こし難い系統の薬なので、 レビトラの効果が低下したときは薬物耐性よりも、 服薬の条件や肉体の条件にともなう効果減弱の方が原因としての可能性が高い事が多いです。
本稿ではこうした「レビトラは薬物耐性が多い」という誤解の多さを鑑みて、 レビトラと薬物耐性の話を中心に解説をさせて頂いております。
本稿では、

  • 【薬物耐性とは】
  • 【薬物耐性を生じるほどの連用】
  • 【レビトラが薬物耐性しやすいという誤解の理由】
  • 【レビトラと安定したセックスライフ】

とレビトラと薬物耐性に関して4項目にわたり記載しております。 是非ともご閲覧下さいませ。


【薬物耐性とは】

レビトラは薬物耐性を起こしやい薬剤という誤解が多いと前述させて頂いておりますが、 この薬物耐性とはいったい何なのでしょうか? 薬物耐性とはその定義的には「薬剤の反復投与により、 その薬剤の薬理効果が次第に減弱される事」と解説されています。
この薬物耐性が出現する原因としては、

  • ・薬剤を分解する役割を持つ代謝酵素の活性が反復投与によって上昇する
  • ・薬剤を体内でキャッチする受容体数が反復投与によって減少してしまう
  • ・神経回路の代償的な機能的肥大が反復投与によって発生してしまう

と以上のような事が想定されます。 もちろんその薬剤によって、どのくらいの使用頻度や使用密度、 また薬用量でこうした薬物耐性が発生するかは、非常に可変的です。 しかしほとんどのケースにおいては、毎日服薬したりと高い頻度で薬剤を使用する事で、 こうした薬物耐性が現出する傾向があります。
ただ、例えば高血圧のコントロールに使用される降圧薬は、 基本的に血管拡張によって内容量に対しての容積を相対的に大きくする事で、 内容量の圧を下げるという作用ロジックですが、 基本的にはこれは毎日飲む事で、毎日の血圧をコントロールする目的に使用されます。 しかしこの毎日飲む、つまり高頻度に使用される前提の降圧薬に関して、 薬物耐性の話はあまり聞きません。
つまり薬剤には毎日使用したとしても薬物耐性を生じやすいものと生じにくいものが有るのです。 レビトラは実は陰茎局所の血管拡張薬になるので、 ある意味降圧薬とは作用動態的に親戚筋とも言えますが、 レビトラもまた降圧薬同様に薬物耐性はあまり起きにくい薬剤と認識されています。


【薬物耐性を生じるほどの連用】

上記に薬物耐性が発生するにはある程度の使用頻度が前提となると記載しましたが、 実の所、レビトラはED患者さんにどのくらいの頻度で使用されているのでしょうか?
レビトラユーザーの週・月などにおける、その使用頻度などの全国的な統計には明確なものはありませんが、 日本人の性行為頻度をカウントした資料はあります。 もちろん、レビトラは性行為に付随して使用する薬剤だけに、 レビトラの使用頻度は性行為の頻度にほぼ従属すると思われます。
国際的な性行為の統計調査として「gloval sex survey」がありますが、 この報告によれば日本人は全体として年平均46回の性行為をしているとの事で、 これは月に換算すると約3.8回の頻度となり、 週に一回性行為をするか否かというレベルです。
仮に週一回レビトラを使用したとして、これが一般的に薬物耐性を築きやすい薬剤使用頻度かと申しますと、 医学的共通理念上はおよそ薬物耐性が発生するほどのレベルとは考えにくいと思われます。 つまり日本人の性行為の頻度から勘案したレビトラの使用頻度においては、 レビトラの薬物耐性を築くレベルの連用は少ない可能性が高いと言う事です。


【レビトラが薬物耐性しやすいという誤解の理由】

レビトラが相対的に薬物耐性を起こしにくい系統の薬剤であるとして、 またレビトラの使用頻度が日本人の性行為頻度から勘案するに、 薬物耐性を引き起こすほどの連用が一般的では無いとして、
それでは何故にレビトラには薬物耐性が発生しやすいという誤解が発生するのでしょうか? 実はなぜかレビトラなどの勃起改善薬には睡眠薬や抗不安薬的なイメージが想起されやすいらしく、 薬物耐性の他にも依存性があるかどうかを心配されるレビトラユーザーも外来で散見されます。
おそらく「勃起改善薬=催淫剤」という誤解が、 これら精神神経系薬剤のイメージとの混同を招いている可能性があるのではないかと推察されます。


レビトラなどの勃起改善薬は性欲などを司る大脳辺縁系など中枢神経への作用は確認されておらず、 その薬効はあくまで前述したように陰茎局所の血管拡張が主体です。 レビトラが催淫剤ではないという事は、 レビトラの開発・販売元である、 バイエル薬品株式会社による添付文書などのアナウンスメントにも明確に記載されています。
一方、中枢神経への作用が主体の睡眠薬や抗不安薬においては薬物耐性や依存性などの、 長期連用による弊害は一般的ともいえ、 こうした薬剤とのイメージの混同が、 レビトラに薬物耐性が生じやすいという誤解につながっていると思われます。
またこうした誤解を発生させている土壌としては、 当新宿ライフクリニックは保健所認可のED治療施設にて、 睡眠薬や抗不安薬などの取扱いはないのですが、 一部の勃起改善薬を取り扱うクリニックでは、 勃起改善薬とともに睡眠薬や抗不安薬を一緒に取り扱っている所があり、 そうしたクリニックの存在も、 レビトラが薬物耐性を生じやすいという誤解の形成に一役買っているようにも思われます。
ただ薬物使用を適正化しようとする社会の動きに応じて、 こうした睡眠薬や抗不安薬を取り扱うクリニックも 「麻薬及び向精神薬取締法」の違反で検挙されたりと、現在はその数を減少させてきているようです。


【レビトラと安定したセックスライフ】

以上、レビトラと薬物耐性に関して記載をさせて頂きました。 当新宿ライフクリニックではレビトラの処方の際に、 薬効が安定して現れるようにその使用方法に関して詳細に説明をさせて頂いておりますが、 レビトラを処方された最初の内は皆さんまじめに指導された用法用量を守っているのですが、 使用していく内に段々と指導内容の遵守が曖昧になってきて、 油っぽい食事の直後や大量飲酒下にレビトラを使用し、 「レビトラが段々効かなくなってきた!薬物耐性かも!」という感想に行き当たる事もあるようです。
レビトラが低頻度の使用なのに、その効果が減弱したと感じるときには、 今一度レビトラの運用方法を見つめ直してみて下さい。 運用方法の是正でレビトラの効果がきちんと出るようになる可能性が高いです。 その他、用法用量の自己流化以外にレビトラの効果が減弱するであろう一般的な状況としては、

  • ・喫煙量の増加
  • ・体重の急激な増加
  • ・血糖値や血圧など生活習慣病項目の増悪
  • ・運動量の急激な低下

などが想定されます。 レビトラを活用したセックスライフを安定させる為には、 まず用法用量を適宜調整され、 上記のような状況変化の是正をご検討下さいませ。
新宿ライフクリニックはこうしたレビトラの薬物耐性に関してなど、 専門家の見地から様々な疑問に対応可能です。新宿にお寄りの際には、 ぜひ新宿ライフクリニック でEDのご相談をされて下さいませ。 皆様のご来院をお待ちしております。


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