運動不足の改善と勃起機能


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運動不足とED/勃起不全の関係

【運動不足によるED/勃起不全の発症機序】
運動不足は高血圧や糖尿病、肥満の発症に関わるばかりか、ED/勃起不全の原因の一つに挙げられます。

アメリカにおける疫学的研究によると、運動不足や肥満は、EDの発症に明確に関連するとされています。
その機序は、運動不足による、血管内皮機能の低下や自律神経などの神経機能の低下が指摘されています。
また、EDの原因疾患となり得る、高血圧や糖尿病の発症が、運動不足によって、二次的に進行する事も、関連があるとされています。 近代日本のモータリゼーション以降、 日本人における運動頻度・ボリュームは、供に減少しており、生活習慣病の大きな原因ともなっております。

最近の研究によると、 内臓脂肪型肥満 は、直接的にEDを引き起こす可能性があると報告されています。


【運動不足の改善による効果】
ある研究報告によれば、週に2.5時間以上のランニングを行う男性群と、 日常の運動習慣を有しない男性群では、 ランニングを行っている群は、そうでない群に比較して、EDの相対リスクが30%低下したと報告されています。
つまり、持久力を使う有酸素運動による運動不足の解消は、勃起不全を明確に改善すると言う事になります。


【運動療法による治療】
医学的な見地から設定されるエクササイズ習慣を、運動療法といい、 生活習慣病治療などに対し、薬物や食事療法と並ぶ大切な治療法として、臨床現場で指導されます。
これは、上記の、勃起機能の改善を見たランニング等と本質的に同等であり、 運動不足の自覚のあるED患者様に、是非ともお勧めするものです。

運動不足解消には、有酸素運動を心掛けてください。
有酸素運動とは、簡単には、数十分以上持続可能な運動で、例を挙げると、ウォーキングやランニング、水泳などが挙げられます。
無酸素運動は、短距離走や筋肉トレーニングが挙げられます。
筋肉トレーニングを否定しているわけでは無く、基礎体力を養うために、これらも必要とされます。

運動療法に並行して、食事療法もED改善に効果的です。
昨今では、シトルリンの摂取に効果が有るとも報告されています。
別項にて詳述しておりますので、是非ご参照ください。
(詳しくはコチラ→シトルリン|スイカ/メロンによるED/勃起不全治療


【運動療法の実際】
運動療法を継続する為のコツは、いつでも気軽にできるもの、 準備が少なくて済むものが望ましいとされております。
いつでもできる気軽な内容としては、ウォーキングが最も適切です。
具体的には週3回以上、一日2回、一回30分ほどの”早歩き”になります。
感覚的には「ややきつい」くらいの”早歩き”が良いとされ、 心拍数で言うと、100~120回/分程度まで上昇する強度が望ましいとされます。
心疾患などの基礎疾患がある方は、主治医の先生とご相談されてから、ウォーキングを実践されて下さい。
また、運動の前後には、十分な水分補給をされますよう、ご注意ください。
当院でもご希望の方には、こうした指導をさせて頂きます。
ご気軽にお尋ねください。


【サイクリング】
昨今、サイクリングが流行しておりますが、EDに関しては、サイクリングは、逆効果になる場合がございます。 サドルによる陰部の圧迫から、神経や血流の障害を来すためと考えられております。
(詳しくはコチラ→サイクリングED


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