性交後出血|セックス後の出血



性交後出血|セックス後の出血

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新宿ライフクリニックはバイアグラ処方等のED治療を専門としているため、 性行為セックスに関する質問をしばしば受けます。そのため、ここにお答えしようと思います。


性交後出血postcoital bleedingとは接触出血contact bleedingとも言い、性交セックス後の女性の主訴になります。 性交後(セックス後)に膣口から血がみられる状態で、出血がごく少量の場合は褐色の帯下として認知される場合があります。


性交後出血(セックス後の出血)は処女の性交セックス後の出血とは区別されます。 処女の場合は、性行為セックスによる処女膜の破損による出血になりますが、 性交後出血の場合は膣部もしくは子宮膣部からの出血と定義されます。


子宮頸がんや膣癌の臨床症状に性交後出血がある関係上、 性交後出血、セックス後に出血がある場合にはこうした悪性腫瘍の検査が推奨されますが、その発症頻度から言うと、 発見される性交後出血の原因が悪性腫瘍であるケースは少数派になり、膣や子宮膣部の炎症や、 粘膜充血やびらんなどが性交後出血の原因である可能性の方が高いと言われています。

炎症は細菌やウイルス感染によって引き起こされることが多く、膣や子宮膣部に炎症を認めた場合、 カンジダやトリコモナス、クラミジアや淋菌、その他細菌やウイルスの検査を行い、治療を行ってください。

粘膜充血やびらんは、正常な女性でも認められる所見です。 それ自体は、病的ではなく、生理的な変化の一つとも考えられます。
原因は、エストロゲンという女性ホルモンが関与しているといわれております。
性交後出血の原因となります。

子宮筋腫では、性交後出血をきたすことはありませんが、筋腫分娩と言う状態であれば、性交後に出血をきたす可能性が有ります。
筋腫分娩とは、子宮粘膜下筋腫が、膣へ落ちこんできている状態を指します。

子宮頸管ポリープも、性交後セックス後出血の原因となります。
子宮頸管ポリープは、子宮粘膜が増殖し、その一部が、膣へ垂れこんできている状態で、一般的なポリープとは異なります。

閉経後の女性の場合、女性ホルモンの低下により、性行為セックス中の膣の湿潤が不足致します。 このため、性行為セックスによる摩擦刺激等により、出血をきたすことが有ります。
性行為セックスするにあたり、ジェルでサポートしたり、女性ホルモン補充療法を行うことで、膣の湿潤が改善致します。 極端な例でなければ、一般的には保存的に経過を観察するだけで治癒しますが、まれに、膣壁や膣入口を縫うこともあります。


子宮頸とは子宮の下1/3を占める円柱状の部分になり、こちらに原発して発生した癌を子宮頸がんと呼びます。 昨今、ヒトパピローマウィルスの感染と子宮頸がんの発生に高い相関がある事が注目され、 子宮頸がんウイルスであるヒトパピローマウイルスは、性行為セックスにより感染するウイルスです。 子宮頸がん予防のために、ヒトパピローマウィルスのワクチン投与が推奨されています。 性行為セックスを行う年齢になる前の予防接種が推奨されております。


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