スイカ/メロン等に含まれるシトルリンの勃起改善効果



シトルリン|スイカ/メロンで精力回復?

バイアグラを手軽に新宿で、新宿ライフクリニック。


【シトルリン|スイカ/メロンでED治療】
シトルリンは、スイカやメロンなどのウリ科の植物に多く含有されているアミノ酸の一つです。
このシトルリンは、体内で動脈などの血管を弛緩させる物質である一酸化窒素:NOの産生に関連し、 EDを改善させる可能性が報告されています。
特に、男性更年期障害時のED、また、糖尿病などの血管内皮機能障害によって、 一酸化窒素産生の低下をきたしやす場合、また、バイアグラやレビトラ などのED改善薬の効果がいまいちな場合などに、効果的である可能性が有ります。

このスイカやメロンなどに含有されるシトルリンのED/勃起不全改善効果は、 去勢されたラットなどの動物実験によって研究室レベルで確認されています。

本項ではこのシトルリンのEDの改善に関わるメカニズムなどに関して詳述しております。


【スイカ/メロンに含まれるシトルリンとは】
シトルリンは、アミノ酸の一種です。
詳細に申し上げると、尿素合成系またはアルギニン合成における中間体アミノ酸に該当する物質で、 通常は蛋白質に含まれません。

シトルリンの名前はスイカの学名から由来しており、スイカに多く含有されています。
スイカの他にもメロン、へちま、ゴーヤ、きゅうり等、我々の食生活でなじみ深い食材にも多く含まれています。
しかし、スイカのシトルリン含有量が他を大きく引き離しており、メロンなど続きます。


【シトルリンによるED改善のメカニズム】
スイカ/メロンに含まれるシトルリンによるED改善のメカニズムを順を追って説明します。
まず、ペニスの勃起には一酸化窒素:NOの存在が欠かせません。
一酸化窒素によるペニスの動脈の弛緩拡張によって海綿体への血流が増加し、 勃起という生理現象が始まります。
一酸化窒素は、動脈硬化の開始起点にもなる血管内皮機能障害などでその産生が阻害されます。
一酸化窒素は、アルギニンという別のアミノ酸が体内で代謝される過程で発生します。
アルギニンは、アスパラギン酸と、今回の主役であるシトルリンによって、アルギノコハク酸という物質から体内で合成されます。
つまり、シトルリンは、勃起に重要な役割を果たす一酸化窒素を産生する為の、大元の物質になります。

「手っとり早く、シトルリンでは無くてアルギニンを食べれば良いじゃない。」と思われる方もいらっしゃる知れません。
しかし、アルギニンは経口摂取した場合は、 体内に吸収される前に、腸管のアルギナーゼによって、ほとんどが分解されてしまいます。
シトルリンは、経口摂取によっても体内への吸収率が良いので、 効果的に血液中のアルギニン濃度を挙げる事が出来ます。


【シトルリンが効果的なED例】
EDには、心因性や内分泌性など、さまざまなタイプが有りますが、 シトルリンはどのようなタイプのED/勃起不全に効果的なのでしょうか?
動脈硬化性疾患の代表である2型糖尿病は、インスリン抵抗性という状態が病態の根幹にあり、 このインスリン抵抗性状態は、血管内皮機能障害を引き起こしやすく、一酸化窒素の産生が低下します。
こうしたケースには、シトルリンの経口摂取は、合理的と考えられます。
因みに、血管内皮機能障害は、前述の通り動脈硬化の開始起点になる状態であり、 動脈硬化自体によって進行する機能障害でもあります。

次に、男性更年期障害などの男性ホルモン/ テストステロン 分泌低下によるEDが挙げられます。
テストステロンの分泌低下は、血管内皮による一酸化窒素の産生を低下させます。
つまり、男性更年期障害によるED発症の原因の一つとして、一酸化窒素の産生低下が挙げられます。
やはり、シトルリンの経口摂取は、一酸化窒素産生を促すため、合理的と考えられます。

そして最後に、すでにバイアグラ・レビトラなどの勃起治療薬を処方されている場合が挙げられます。
元々、これらの治療薬は一酸化窒素を働き易くする作用でEDを改善させます。
詳しく言うと、一酸化窒素の機能を伝達するcGMPの分解を抑制して、その濃度を高める事により、 勃起を発現し易くする薬剤です。
これらの薬剤は機能の根幹である一酸化窒素が少なければ、 ED改善効果も少なくなります。
つまり、シトルリンの摂取は、バイアグラなどの治療薬の効果不能例、 低下例の改善する可能性が有ります。


【シトルリンの過剰摂取の注意】
その摂取には注意が必要な側面も有ります。
その一例としてですが、先天性、もしくは後天性にシトルリンの体内での代謝が出来なくなる、 シトルリン血症なる疾患がございます。
この疾患は、シトルリンを前述のアルギノコハク酸に変化させる、 アルギノコハク酸合成酵素の発現が低下しており、シトルリンを自然に代謝する事が出来なくなっています。 シトルリン摂取の結果、肝障害や高アンモニア血症を引き起こすため、シトルリンの摂取自体が望ましくありません。

シトルリンの摂取によるED/勃起不全の改善は、未だ研究段階のものでも有りますが、 十分な合理性を持ち合わせており、 様々な方法で、EDの改善を目指す過程において、 前述のような、シトルリンを摂取出来ない肉体的な問題が無いようであれば、 その摂取は効果的である可能性がございます。
もし、スイカ・メロン等に含有されるシトルリン摂取の増量に関して不安を感じられる場合には、 事前に医師に相談するのも望ましい方策と言えます。


written by 安心のシアリス処方を新宿で、新宿ライフクリニック.

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